日常からスポーツまで使いやすさMAX! タフで多機能なスマートウォッチ「Amazfit Active Max」をレビュー
海上 忍「Amazfit Active Max」がVGP2026 SUMMERで金賞
スマートウォッチの利用者が増えている。スマートフォンと常時連携し腕時計以上の機能を発揮するこのデジタルガジェット、利用目的はさまざまだが、なかでも理由として挙げられることが多いのは「アウトドア」と「ヘルスケア」。TPOで高級腕時計と使い分けるユーザも多いと聞く。
ここに紹介する「Amazfit Active Max(アマズフィット アクティブ マックス)」は、そんなスマートウォッチに求められる機能が凝縮したモデル。「VGP2026 SUMMER」で金賞に輝いた理由は何か、本機の何が「MAX」なのか。実機を用いて徹底検証を行った。
デザインはスタイリッシュ。ディスプレイは3000nitで視認性バツグン
Amazfit(アマズフィット)は、世界90以上の国/地域で展開されるスマートウォッチブランド。アウトドアに強みを持つ“T-Rexシリーズ”、スタイリッシュな“Activeシリーズ”など豊富なラインナップを縦軸、「GPT-4o」を統合したAI音声操作システム「Zepp Flow」を擁する独自OS「ZeppOS」を横軸として、一貫性のある製品を世に問い続けている。
そのAmazfitが2026年1月に発売したモデルがActive Maxだ。1.5インチAMOLED大画面ディスプレイ、最大25日間持続の大容量658mAhバッテリー、4GBの大容量ストレージ、スピーカーにマイクを内蔵と、まさに“MAX”なスペック。AI音声操作システム「Zepp Flow」は、OpenAIの大規模言語モデル「GPT-4o」を統合、声の認識精度でも最先端を行く。
腕に装着して最初に気づくのは、AMOLEDディスプレイの視認性だ。最大輝度は3,000nitと高く、屋外へ持ち出しても直射日光に負けない。解像度480×480ピクセル/323 PPIときめ細かく、画素1つ1つを発光制御できるAMOLEDだけあって、滲みや粒状感がほとんどないレベル。表面には汚れが付着しにくい強化ガラスを採用し、耐久性も備えている。
デジタルガジェット然としていない佇まいもいい。ボタンは側面に2つのみ、しかも突起が小さいから目立たない。マット調仕上げのアルミ合金製ボディは抑制されたトーンの光沢を放ち、落ち着いた雰囲気。付属のバンドは適度な柔らかさのシリコン製、スマートウォッチで広く採用されている22mmのクイックリリース方式だから、好みのデザイン/素材に交換してもいいだろう。
最大25日持続のバッテリー、4GB内蔵ストレージという“タフ”なスペック
Active Maxの機能面で特筆すべきは、AI音声操作システム「Zepp Flow」だ。アプリの起動や天気予報の確認程度はお手のもの、上ボタンを長押しし話しかければ音声で答えてくれる。これは、スピーカー内蔵モデルだからできる芸当だ。
スマートウォッチにとって、スピーカー内蔵かどうかには重要な意味がある。スピーカーを内蔵していなければ、電話/ハンズフリー通話に対応できないからだ。スピーカーを内蔵することは、薄さの追求や防水機構にとって不利という事情もあり、アウトドア特化モデルやエントリーモデルでは省略されがちだが、Active Maxでは5ATM(50m防水)とタフさを保ちつつスピーカー搭載を選択している。スマートフォンの着信に対応するほか、LINE通話の着信にもActive Maxから応答することができる。
Amazfitならではのバッテリー持続力も、Active Maxの大きな特長だ。スペックシートには通常使用が最大25日、ヘビー利用で最大13日間とあり、Amazfit製品を知らなければ鼻白んでしまうところだが、さにあらず。かつて筆者が「T-Rex 3」をレビューしたとき、満充電から2週間以上充電してもバッテリー残量があった経験からすると、Active Maxをレビューする試用期間では一度も充電する必要はないだろうと踏んでいたほどだ。
そして、大容量・4GBの内蔵ストレージ。サイズが大きいオフラインマップを複数ダウンロードしておけるので、トレッキングなど通信が不安定な場所を長時間移動するときでも安心だ。音楽ファイルも多数保存しておけるから、ランニングしながらお気に入りのプレイリストをBluetoothイヤホンで聴く、といった使いかたもスマートフォンに頼らず実現できてしまう。活用範囲が広がるという意味でも、4GBのインパクトは大きい。
ウォーキングと筋トレを試してみた! 自動認識・自動記録でらくらく操作
高精度なモニタリングを可能にする「BioTracker 6.0 PPG生体センサー」も、Active Maxを支える重要な柱だ。5基のフォトダイオード(PD)と2基のLEDで構成されるこのセンサーモジュールは、心拍数はもちろん血中酸素レベルなどいろいろな情報を記録してくれる。
Active Maxに用意されているさまざまなワークアウトは、それ以外のセンサーも活用してさまざまな情報を提供してくれる。そのうち「ウォーキング」と「筋力トレーニング」を紹介してみよう。
ウォーキングは、トップ画面から右方向へ数回フリックして「ウォーキング」をタップすれば準備OK。安全な心拍数/心拍ゾーンの範囲を超えると知らせてくれる運動アラートなど、ワークアウト設定を施すことも可能だが、通常は「GO」ボタンをタップするだけでいい。あとは位置情報を含め、すべて自動で記録してくれる。
スマートフォンの「Zepp」アプリでアクティビティを確認すると、いろいろな情報を確認できる。歩いたルートをマッピングしてくれることはもちろん、移動速度に応じて緑、黄色、オレンジ、赤と色が濃く変化するので、ウォーキングの目的地まで自転車やクルマで移動したこともひと目でわかる。消費カロリーやケイデンス(1分間あたりの歩数)、ストライドなど、細かに分析されることにも感心してしまう。
筋力トレーニングの記録も同様に、Active Maxの画面から「筋力トレーニング」を選択して「GO」ボタンをタップすればOK。筋力トレーニングと一口にいっても、腕立て伏せやスクワット、ショルダープレスなどいろいろあるが、認識可能な25種類の中から推定してくれるので開始前に設定する必要はない。
実際、日課の腕立て伏せを終えたあとに「Zepp」アプリで確認してみたところ、しっかり「プッシュアップ 31回」と記録されていた。使用した筋肉も画像で確認できるから、なにやら達成感がわいてくる。
達成感といえば、食事を記録する機能も秀逸だ。「Zepp」アプリのホームタブにある「食べ物」を開き、目の前にある食べものの写真を撮るだけ、あとはAIが分析してメニュー名やカロリーをはじき出してくれる。
カレー、カップラーメン、パンなどいろいろ試したが、料理の認識精度はかなり高く、大きく外さない。さすがに写真から分量を推定することは難しいのか、カロリーの修正は必要になるが、日々のカロリー管理には大いに役立つはずだ。
タフで使いやすく、どこでも持ち出せるスマートウォッチ
この2週間、Active Maxを腕に装着したまま過ごしているが、満足度はかなりのもの。AMOLEDディスプレイは視認性が高く、直射日光に晒される趣味の海釣りでも画面が見えなくて困るということがなかった。
心拍センサーは光漏れが少ないから、寝床でまどろんでいるとき緑色のLEDが目に入り覚醒してしまうということもない。ウォーキングに腕立て伏せといった日々のワークアウトも、メニューをパッと選びGOボタンをタップする程度で、よしなに記録してくれる。
最後にもうひとつ、Amazfit製品らしくバッテリーのもちが抜群なことを強調しておきたい。拙宅に届いたサンプルはその時点でバッテリー容量48%、さすがに2週間は厳しいかと思いつつ試用を開始したが、2週間後のバッテリー残量は8%と、予想どおりのタフネスぶりだった。このバッテリー残量を気にせず済むラクチンさ、ぜひ一度体験してほしい。
本レビューでご紹介したアウトドアスマートウォッチ「Amazfit Active Max」は、日常からスポーツまで楽しむ方に是非おすすめしたい製品です。
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(提供:Zepp HealthCorporation)