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BenQ、2台のPCモニターを1台でカバーできるライト「ScreenBar Max」。iMac向け「iScreenBar」も
編集部:松原ひな子ベンキュージャパンは、10周年を迎えるモニターライト “ScreenBarシリーズ” から、デュアルモニター環境向けの「ScreenBar Max」、ならびにiMac向けの「iScreenBar」を8月26日(水)に発売する。
価格はいずれもオープンだが、ScreenBar Maxは税込5万円前後、iScreenBarは税込3万円前後での実売が予想される。
デュアルモニター環境向けモニターライト「ScreenBar Max」
ScreenBar Maxは24 – 32型のモニターを2台採用したデュアルモニター環境を、1台でシームレスに照らすことができるモニターライト。カラーはダークグレーを用意する。
同社では、開発者・デベロッパーの多くがマルチディスプレイ環境を利用しているという背景がありつつも、従来のモニターライトやデスクライトでは、モニターの配置によって画面に光が反射したり、光源が直接目に入ったりすることがあったと、製品開発の背景を説明。
また、モニターの増加に伴うワイドなデスクスペースを均一に、かつ隅々まで照らすことのできる照明が存在しなかったのだという。より快適な作業環境を構築できる専用照明として、ScreenBar Maxは開発された。
シリーズに共通で備わる独自の「ASYM-Trizone Light(トライアングル光学技術)」を搭載。入射角をモニター面に対して36°とすることで、画面の映り込み、光の反射を軽減するほか、光源が目線に入らない設計となっている。
また、高反射のアルミニウムリフレクターによって効率的な配光を行い、135×58cmまでの範囲を平均500lxで照らすことができる。
そして、デスクスペースをムラなく照らすフロントライトのほか、空間全体の照明環境を調整するバックライトも搭載。それぞれ1%刻みで明るさ、25度刻みで色温度を調節できる。中央照度は1000lx、光源はLED。
さらに「BIAS-Light(バイアス照明技術)」によって、画面と周囲の明るさをANSI規格に基づいた1:3 – 3:1の快適な比率に調整することで、眼精疲労の軽減にアプローチしている。
センサーは従来の熱や空気を感知するタイプから、ドローンなどに使用される24GHzミリ波センサーへ刷新。「自動オン/オフがエアコンにも反応してしまう」というユーザーのフィードバックを受けたアップデートだという。モニター前方60±10cmの範囲内の人の動きを検知して、自動で照明をオン/オフする。
また周囲の明るさに応じた自動調光や、映像観賞などスクリーン閲覧に適した照明モード、好みの設定をプリセットできるお気に入りモードなど、利便性を高める多数機能も搭載。本体前面にタッチコントロールならびにディスプレイを搭載しており、調光、調色、モード切り替えなどは直感的に操作できる。
本体の軸部分は3段階(55cm/63cm/71cm)の高さ調整が、モニターライト部分はスライド式で前後に10cm調節が可能。さらに、6cmまでの厚みに対応するデスククランプが付属し、様々なモニター形状およびデスクで採用できるとしている。デスクが厚さ6cm以上の場合は、別売のベースを用いることで使用可能。
消費電力は36W、給電はACアダプタからで、電源ケーブルは180cm。外形寸法は850W×755H×374Dmm、質量は2.65kg。
iMac向けのモニターライト「iScreenBar」
iScreenBarはiMacと調和するデザイン、機能、設置性を備えたモニターライト。カラーはシルバーから発売開始し、追加でブルーとグリーンを年内に投入予定としている。
デザインは主にiMac 2021年(M1)、2023年(M3)、2024年(M4)モデルへ最適化。初めてマグネット式クランプを採用するほか、背面は楕円形の空洞「オーバルマイクポート」を設けた。モニター前面に搭載されたFaceTimeカメラ、内蔵マイクを遮らないサイズ感に仕上げただけでなく、ノイズキャンセリングへの影響も排除している。
加えてUSB Type-C端子によるパススルー給電に対応。マグネットケーブルによって配線もすっきり整えた。なお、電源の連携には後述のアプリが必要。「スマートにデスクスペースを節約し、シンプルにiMacにフィットする」とアピールしている。
ASYM-Trizone LightはiMac向けに最適化を行なった「ASYM-Trizone Light for iMac」を搭載。画面の反射と光源の直視を避けるため、入射角は25°へと調整。85×50cmを500lx、115cm×60cmを300lxでそれぞれカバーし、幅広いデスクスペースを快適に柔らかく照らす。中心照度は1000lx。
環境光センサーによってリアルタイムで周囲の明るさ検出を行い、デスク作業に最適な平均500lxの照明を維持する自動調光機能や、24GHzミリ波レーダーの人検知による自動オン/オフなど、多数機能も搭載。
さらに独自の新機能として、「Web会議モード」を装備。サイドの照明を強化、センターの照明をオフにすることで、話者のまぶしさを解消するとともに、通話相手にはクリアに見えるようになる。
本体天面にタッチコントロールを装備しており、1%刻みに明るさ、8段階で色温度を調整できるほか、モード切り替えなども操作できる。
加えてMac OS向けに「iScreenBarアプリ」も用意。モニター上で他アプリと併用して照明を操作できるほか、時間帯やタスク、アクティビティに合わせて自動で起動するプリセットの作成、USB Type-Cによるスマート電源連携なども使用できる。
消費電力は10.5W、給電はUSB Type-C、USBケーブルの長さは45cm。外形寸法は500W×78H×65Dmm。質量は約0.23kg。
次の10年へ向けた照明製品の開発へ取り組む
本日25日(火)には東京・青山にて新製品体験イベントが実施された。ScreenBarシリーズの登場から10周年、BenQはモニターライトのパイオニアとして、現代のライフスタイルに寄り添い生産性と快適性を高めるモニターライトの開発に取り組んできた。
同社は、モニターを採用したデスク環境において、従来のデスクライトは照射の範囲が狭く、均一ではない点、また画面に光が反射して映り込みが発生する点、周囲の画面の明るさの差異が大きく眼精疲労を招く点を課題として指摘。
現代のニーズにおいては、デスク上のワークスペースを明るく照らし、モニターの画面反射を防ぐことが重要だといい、これを解消したのが上述の「ASYM-Trizone Light(トライアングル光学技術)」や「BIAS-Light(バイアス照明技術)」だと説明していた。
同時に2017年にScreenBarシリーズの展開を開始した当初から、フリッカーフリー、ブルーライト軽減、カラーユニバーサルモード、輝度の自動調整など、モニター製品で長年培われた独自のアイケア技術を共通で採用し、ユーザーが視聴体験を楽しむためのテクノロジー・機能も提供している。
照明の制御に関する技術は、プロジェクター製品の研究開発で培った光学技術を応用して、光が照らす範囲・方向・強度を設計することで実現。現在は照明専門の研究チームを立ち上げ、快適なPC作業環境を実現する製品の開発を行なっているのだという。同社は2026年現在、ScreenBarに関する特許を45、照明に関する特許を100以上を有している。
新しい専用モニターライト2モデルの追加によって、シリーズのラインナップはさらに拡充。今後も様々な用途・ニーズに応えることでユーザーに寄り添い、次の10年に向けたイノベーションを切り拓いていくと意気込みを語った。
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