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ドラマ『サ道』はなぜ求められ続けるのか【シルバーウィーク5日間連続放送】
編集部:石井達也テレビ東京にて、ドラマ『サ道』の新作『サ道2026 人生をサボりながら、ととのう』が、シルバーウィークの連休期間中の9月19日から23日までの5日連続で放送される。
本作は、タナカカツキの漫画を実写化した人気シリーズであり、今回は新キャラクター「蒸くん」役としてtimeleszの橋本将生が出演することも発表された。本稿では、新作のあらすじを紹介しつつ、なぜ『サ道』がこれほどまでに多くの人から支持され続けているのか、そして休日にピッタリなのか、その理由を紐解いていきたい。
いっときの大ブームからは落ち着いたとはいえ、サウナは幅広い世代から市民権を得た娯楽となった。『サ道』もブームの火付け役となったことは間違いないが、単なる「サウナ入門ドラマ」ではないところに、本作が愛され続けている理由がある。『サ道』は、自分の内側と向き合うきっかけをくれる、心の“ととのい”を描いたヒューマンドラマなのだ。
私たちは社会生活の中で、知らず知らずのうちに「こうあるべき」という目に見えないルールに縛られ、日々すり減っている。しかし、サウナという空間では、そうしたプレッシャーから解放され、ただ自分の心の声と対話することができる。
コロナ禍のような社会の大きな変化があっても、作中の登場人物たちが雑念を消し、“本能”に身を任せて自分の世界に没入する姿は揺るがなかった。そんな等身大の幸せに気づかせてくれる作風が、現代人の心にすっと入り込み、強い共感を生んでいるのだ。
今回の新作では、原田泰造演じるナカタアツロウと三宅弘城演じる偶然さんが、行きつけの「サウナ北欧」で、ととのった経験がないというサッカー選手の“蒸くん”(橋本将生)と出会う。
蒸くんはJリーガーを目指し、昼間は重労働、夜はサッカーの練習、休日もジムに通うという非常にストイックな青年だ。打ち解けた3人が食堂で語り合う中、どうやらナカタと蒸くんは最近あることに悩んでいるようで……というストーリーが展開される(お馴染みのイケメン蒸し男/磯村勇斗の不在が気になるところだが)。
ナカタ役の原田は、今回の新作について「適度にサボり、適度にととのい、ここぞと言う時には全力で頑張る。そんな大切さを教えてもらいました」とコメントを寄せている。真面目でストイックすぎる現代人に向けた、優しいメッセージが込められていることが伺える。
『サ道』の最大の魅力は、登場人物たちの心の声に耳を傾けながら、観ているこちら側もサウナで自分の体を癒やしたくなってしまうところにある。大量の水が流れる音やサウナストーブが弾ける音など、映像と音だけでも気持ちよさが伝わってくる演出は秀逸だ。
多忙な毎日から解放されるシルバーウィークだからこそ、「人生をサボる」ことを肯定してくれる本作はピッタリのコンテンツと言える。
連休中は『サ道2026』を観て適度にサボりながら心の内側と向き合い、実際にサウナへ足を運んで身も心もととのえるのはいかがだろうか。
放送情報
『サ道2026 人生をサボりながら、ととのう』
テレビ東京にて放送
9月19日(土)、20日(日)16:00 - 16:20
9月21日(月)、22日(火)、23日(水)11:30 - 11:50
U-NEXT、Prime Videoにて、各話放送終了後より順次見放題配信
出演:原田泰造、三宅弘城、橋本将生(timelesz)ほか
原作:タナカカツキ『マンガ サ道 マンガで読むサウナ道』(講談社モーニングKC刊)
監督:長島翔
脚本:根本ノンジ
プロデューサー:加瀬未奈(テレビ東京)、五箇公貴、片岡大樹
制作:テレビ東京、イースト・フィルム
製作著作:「サ道 2026」製作委員会