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公開日 2026/08/07 15:00
映画史を変えたシリーズ

『トイ・ストーリー5』興行収入100億円突破 シリーズおよびピクサー最速記録を樹立

編集部:石井達也

映画『トイ・ストーリー5』の興行収入が100億円を突破した。



 『トイ・ストーリー5』(c)2026 Disney/Pixar


本作は、おもちゃたちの世界を舞台に人とおもちゃの絆を描いてきたディズニー&ピクサーの『トイ・ストーリー』シリーズ最新作。ウッディ、バズ、ジェシーらおなじみのキャラクターたちが登場し、「リリーパッド」という名称のスマートタブレットが新たな存在として描かれている。


7月3日に日本公開を迎え、公開初週末3日間で動員164万人、興行収入24億1510万円を記録し、『アナと雪の女王2』(最終興収133.7億円)や『ズートピア2』(最終興収157.4億円)を上回り、実写を含めた洋画作品のオープニング史上歴代No.1という歴史的な快挙を達成。


さらに、公開から11日間で興行収入50億円を突破するディズニー史上最速記録を樹立した。


そして、公開から34日目の8月5日には、累計興行収入100億9633万8080円、動員718万7835人を記録。公開34日目での興行収入100億円突破はピクサー・アニメーションとして史上最速となり、『トイ・ストーリー』シリーズとしても最速の記録となった。


このような類を見ない大ヒットの背景には、技術革新とともに歩んできたスタジオとシリーズの歴史がある。


ピクサーの源流は、1979年に設立されたルーカスフィルムのコンピューター部門である。1984年にアニメーターのジョン・ラセターが同部門へ加入し、短編『アンドレとウォーリーB.の冒険』の一部が国際会議「SIGGRAPH」で上映された。


1986年、スティーブ・ジョブズが同部門を買い取り、独立会社としてピクサーを設立した。同年、ディズニーと共同で制作システム「CAPS」の開発を開始し、ジョン・ラセターの監督デビュー作となる短編映画『ルクソーJr.』が公開された。その後、短編『ティン・トイ』がCG短編映画として史上初めてアカデミー賞を受賞している。



1995年、『トイ・ストーリー』プレミア上映会(c)2026 Disney/Pixar


1991年にディズニーとピクサー間で長編CGアニメーション映画の製作・配給に関する契約が締結され、1995年11月22日、シリーズ第1作となる『トイ・ストーリー』が世界初の長編フルCGアニメーション映画として全米で劇場公開された。同作は初登場第1位を記録し、世界興行収入は5億ドルを突破、アカデミー賞特別業績賞を受賞した。


以降、2003年に『ファインディング・ニモ』、2004年に『Mr.インクレディブル』などの作品をディズニーと共同で製作し、2006年にディズニーがピクサー・アニメーション・スタジオを買収。2025年には日本で全米公開30周年を記念した第1作の全国劇場上映が実施されており、四半世紀以上前に始まったCGアニメーションの歴史が、シリーズ最新作である『トイ・ストーリー5』の記録的ヒットへと繋がっている。

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