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公開日 2023/05/05 15:26
M3抜きでは今ひとつ盛り上がりに欠けそう

15インチMacBook Air、6月発表に向け在庫を貯め始めたとの報

多根清史
アップルが大型の15インチMacBook Airを準備中であると噂されるなか、電子部品業界情報誌DigiTimesが、同モデルの備蓄が始まったと報じている。これまで複数の情報源が主張したとおり、現地時間6月5日から開催される世界開発者会議WWDCにて発表される見通しとのことだ。

15インチMacBook Airの発売を控えているものの、2023年上半期が「期待外れ」だったため、年内のMacBook全体の出荷台数は前年よりも一桁(%)減少する可能性が高いという。また情報筋は、15インチMacBook Airが「(新規顧客や買い換えを)引き込む勢いは、以前の新製品と比べてそれほど強くはない」とも述べている。

この大型(MacBookとしても話題としても)製品が精彩を欠くとすれば、理由の1つはプロセッサーの更新がなさそうと見られていることだろう。信頼性の高いリーカーyeux1122氏や有名アナリストMing-Chi Kuo氏はともに、選択肢はM2のみで「M3」チップは先送りだと予想している。13インチMacBook Air(2022)と同じくCPUコアは8個の一択で、GPUコアが8個/10個のいずれかを選べるだけのようだ。

なぜ、低迷するMac人気のテコ入れとなりうるM3を投入しないのか?それには2つの理由がありそうだ。1つには、まさにMac需要が減っているため、M2等のチップ在庫が積み上がっていること。もう1つはチップ製造を請け負うTSMCにおける3nmプロセスでの歩留まりが55%に留まり、アップルの需要に応えることができないと米EE Timesが報じていたことだ。

15インチMacBook Airは、画面サイズが大きくなること以外、デザインが変更されるとの噂はない。おそらく13インチモデルのノッチ(画面上部の切り欠き)や1080pのFaceTime HDカメラ、MagSafe 3充電ポート、Thunderbolt 3ポート×2、3.5mmヘッドフォンジャック、Touch IDボタン付きのキーボードといった仕様を引き継ぐと予想されている。

ほか筐体が大きくなるためバッテリー容量も増やされ、13インチモデルよりバッテリー持続時間が長くなるとの推測もある。が、1年前のマシンと同じ性能であるには違いなく(大型化で熱容量に余裕ができ、ピークパフォーマンスは持続しやすくなるかもしれないが)、処理速度の向上を求める人は、M3版の登場を待ってもよさそうだ。

Source: DigiTimes
via: MacRumors

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