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公開日 2026/09/04 10:00
専用の歯擦音抑制技術を搭載

FIIO、ボーカル特化の1DD+2BAハイブリッドIEM「Snowsky FH3 LUMI」。「FH3」からドライバーなど一新

編集部:石井達也

エミライは、同社が取り扱うFIIOのサブブランドSnowskyより、ボーカル再生に特化した1DD+2BA構成のハイブリッド型インイヤーモニター「Snowsky FH3 LUMI」を9月11日(金)に発売する。価格はオープンだが、市場予想価格は15,950円前後(税込)。





本機は、FIIOのハイブリッドイヤホン「FH3」をベースとしたモデル。80-90年代のポップスシーンを象徴するボーカルの響きへのオマージュとして企画された「ボーカル・エディション」モデルだという。



ダイナミックドライバー1基とバランスドアーマチュア(BA)ドライバー2基を組み合わせた1DD+2BA構成を採用し、暖かく伸びのある豊かなボーカル再現に特化したチューニングを施したと謳っている。



 1DD+2BAハイブリッド3ドライバー構成


「FH3」からドライバー構成とサウンドチューニングを刷新。オールラウンドなチューニングが施されていたオリジナルの「FH3」が、低域にベリリウムコーティング振動板採用の10mmダイナミックドライバー、中高域にKnowles製BAを2基搭載していたのに対し、「FH3 LUMI」ではダイナミックドライバーに伝統的な製紙工法を用いて製造された「天然カシミヤ×ウッドファイバー複合振動板」を新たに採用。


天然素材ならではの優れたダンピング特性を活かし、人の声が持つ温かみや質感、豊かな中域のディテールをリアルに描いたと説明している。



天然カシミヤ×ウッドファイバー複合振動


また中高域用には、リアチャンバーと振動板素材を専用設計したカスタムBAドライバーを2基搭載することで、広がりある中域と緻密な高域の両立を図ったとのこと。


さらに音響技術として、高精度な4次フィルター回路(RLC構成)と専用のノッチ(帯域阻止)回路を組み合わせた独自の歯擦音抑制技術を搭載。耳につきやすい6-8kHz帯域の刺さりを正確に抑えつつ、8kHz以上の伸びやディテールをそのまま保持することで、シルクのように滑らかできめ細かな聴き心地を実現したとアピールしている。





サウンドチューニングにあたっては、オーディオファンコミュニティとの共創を実施したという。クラシックなCDプレーヤーやカセットデッキの音響特性を研究し、試作と検証を重ねることで、アナログの質感を持った聴き疲れしないサウンドに仕上げたとしている。


外観や仕様面での変更点として、ケーブル接続端子は従来のMMCXから0.78mm 2ピンへと変更されており、付属ケーブルには高純度無酸素銅(OFC)導体を採用。


フェイスプレートも「FH3」の水面の波紋デザインから、新たに3Dエンボス加工による鹿をモチーフとしたデザインへと一新されている。なお、日本オーディオ協会のHi-Res Audio認証も引き続き取得している。




主な仕様は、周波数特性が10Hz-40kHz、インピーダンスが27Ω(@1kHz)、感度が106dB/mW(@1kHz)。質量は片側約10.4g(ケーブル除く)。


付属品として、0.78mm 2ピン-3.5mmオーディオケーブル、バランスイヤーピース(S/M/L)、ボーカルイヤーピース(S/M/L)、キャリングケースなどが同梱される。


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