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公開日 2026/03/13 11:00
一般的なR2R DACの弱みを解消し、空気感も豊かに再現

iBasso、新開発R2R Ultra技術でリニアなサウンド目指したDAP「DX270」

ファイルウェブ編集部

MUSINは、同社が取り扱うiBasso Audioブランドから、独自開発の “R2Rハイブリッドデコード技術” を投入したポータブルオーディオプレーヤー(DAP)「DX270」を3月20日に発売する。価格はオープンだが、予想実売価格は税込207,900円前後。本日3月13日から予約受付を開始する。



「DX270」


DX270は、同ブランドが完全新規に開発したR2Rハイブリッドデコード技術「R2R Ultra」を特徴とするDAP。


R2R Ultraは、合計344個もの高精度抵抗器を用いた20bit R2R + 4bitストリングDACによるハイブリッドR2Rアーキテクチャを中核とし、フルバランス8ch完全差動回路、FPGA Master3.0テクノロジー、ハードウェア抵抗補償ネットワークを組み合わせたもの。



「20bit R2R + 4bitストリングDAC」のイメージ図



フルバランス8ch完全差動回路


これにより、ダイナミックレンジ 130dB、THD+N -97dBというフラグシップクラスの性能を実現しながら、一般的なR2R DACで課題となる非線形歪み(ゼロクロス歪み)を解消。音楽のバックグラウンドノイズを極力抑え、空気感をも豊かに再現できる優れたリニアリティ(直線性)を備えたとアピールしている。サンプリングレートはPCM 768kHz/32bit、DSD512までカバーする。



音楽信号のディテールを損なったり、低音域の濁りを引き起こす要因となる「ゼロクロス歪み」を解消し、音楽の空気感まで豊かに味わえるとしている


FPGA Master3.0はデジタル処理の中核となる技術で、ブランドが長年蓄積してきたアルゴリズムを基に開発。前世代と比較してLUTロジックユニット数を約7.5倍に強化。2基のAccusilicon製フェムトクロック水晶発振器によりナノ秒レベルの高精度な信号制御とジッターの最小化を行い、音楽データを可能な限りオリジナルのまま処理するという。



音源データを可能な限り純粋に処理する「FPGA Master3.0」。デジタル処理ではノン・オーバーサンプリング(NOS)に加え、4種類の独自開発デジタルフィルターを選べるオーバーサンプリング(OS)にも対応。好みの音色に微調整ができる


またハードウェア抵抗補償ネットワークは76個の精密抵抗で構成され、FPGAと協調することでデコード演算精度を向上し、ダイナミックレンジの拡大、歪みの低減を果たしているとのこと。



FPGAに「ハードウェア抵抗補償ネットワーク」を組み合わせることで、ダイナミックレンジの拡張や歪み低減を実現したという


出力端子は4.4mmバランスヘッドホン/ライン出力、3.5mmシングルエンドヘッドホン出力、3.5mm同軸デジタル、USB-Cを搭載。4.4mmバランス出力で最大1,050mW+1,050mW(@32Ω)を確保した。


さらにDC 12V外部電源入力にも対応。外部電源接続時にはアナログ回路電圧が±8Vから±12Vへ上昇する「Super Gain Mode」が有効となり、4.4mmバランス出力で最大1,575mW+1,575mW(@32Ω)へと出力レベルが強化される。これにより、フルサイズヘッドホンや高インピーダンスヘッドホンも容易に駆動可能だとしている。



DC 12V外部電源入力を搭載。外部電源接続中は「Super Gain Mode」が使用可能で、ヘッドホン出力をさらに強化できる。


OSはAndroid 13とともに、Linuxベースの音楽再生特化システム「Mango OS」を搭載。さまざまなアプリを追加できるAndroidと、有線イヤホン/ヘッドホンでピュアな音楽再生を楽しめるMango OSを使い分けられる。SoCは「Snapdragon 665」、RAMは4GB、内蔵ストレージは128GBを搭載。microSDカード(最大2TB)にも対応する。


Android OSではBluetooth 5.0のワイヤレス送受信もサポート。送信ではaptX HD/aptX/AAC/SBC、受信ではAAC/SBCコーデックにて接続できる。


筐体はアルミニウム合金製で、外形寸法は約136×73.5×19mm、質量は約265g。ディスプレイは5.5型(1,080×2,160)のIn-cell方式静電容量式タッチスクリーンを搭載する。バッテリー容量は4,400mAhで、充電時間は約2 - 3時間、連続再生時間は最大13.5時間としている。


 

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