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Sonos、住宅向け8ch対応ストリーミングアンプ「Sonos Amp Multi」
編集部:岡本 雄Sonosは、プロフェッショナル向けマルチチャンネル・ストリーミングアンプ「Sonos Amp Multi」を発表した。今後数か月以内にグローバルで発売予定で、日本国内では今夏の販売開始を見込むとしている。
Sonos Amp Multiは、プロフェッショナル(音響施工業者)による住宅設置を念頭に開発された8ch対応のストリーミングアンプ。
2019年発売の2ch対応モデル「Sonos Amp」に対し、本機はシステムインテグレーター(住宅向けシステム構築の専門業者)との綿密な対話に基づき開発したといい、Sonosならではの直感的な操作性と、プロフェッショナル向けのワークフローを前提とした設計を融合したとアピール。
住まいやライフスタイルに寄り添った柔軟なシステム設計を容易にすることで、昨今の多様化する住宅設計や複雑化する設置環境におけるニーズに応えるとしている。
出力は、1chあたり125Wを備え、 Sonosの各種埋め込みスピーカーの場合で最大24台(1chあたり3台)を駆動することができる。最大4つの独立したゾーン設定に対応するほか、本機を複数台組み合わせることで大規模な導入も可能となっている。
ネットワークはWi-Fi 6と有線LANに対応。音声入力については、RCAアナログ入力とUSB Type-Cアナログ入力を搭載。Sonos Ampとは異なり、HDMIは搭載しない。
内部回路には、ポスト・フィルター・フィードバック(PFFB)技術を採用したクラスDアンプとGaN電源回路の組み合わせを導入。すべてのチャンネルにおいて高精度のサウンド、ダイナミックな制御、優れた熱効率を実現したという。これに伴いファンレス設計も採用し、長時間にわたって安定かつ静かな動作を実現したとしている。
DSP機能について、手動式のサウンド最適化ツール 「ProTune」を新たに搭載。各出力において10バンドのパラメトリックEQ、ゲイン、ディレイ調整などを細かく調整できる。これによって、さまざまに設置環境や部屋の形状に応じた最適化が可能となっているとのこと。
セットアップの容易さにも配慮しており、例えばSonosアプリからの操作によりユニットから可聴チャープ音を再生し、ラック内でハードウェアの位置を素早く識別可能。またアプリからはゾーン設定、音源切り替え、出力割り当てなどを一括で管理でき、設置業者とホームオーナー双方に直感的で使いやすい体験を提供するという。
外形寸法436.8W×64.5H×265.2Dmm、質量5.06kgとコンパクトなデザインを採用することで、さまざまなラックにすっきり収まるとしている。背面端子は突起部のない埋め込み型コネクターを採用するほか、別売りの専用2Uラックマウントも用意する。
本機についてSonosのCEOであるトム・コンラッド氏は、ユーザーから高い評価を受けているというSonos Ampの信頼性と汎用性をそのままに「より大きなシステムに広げ、複雑な設計であっても構築や設置の面でより効率的に、そしてお客さまにとって日常的に使いやすいものにします」とコメントしている。