final、“ゲーム専用イヤホン”ワイヤレスモデル「VR3000 Wireless」。USBドングルで超低遅延接続を実現
2024/11/25
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finalは、専用トランスミッターにより有線イヤホン並みの低遅延を実現したと謳うゲーミング完全ワイヤレスイヤホンのアップデートモデル「VR3000 Wireless for Gaming+」を、本日11月28日より発売する。価格は15,800円(税込)。
2024年12月に発売した完全ワイヤレスイヤホン「VR3000 Wireless」のソフトウェア/ハードウェア両面を見直すことで、より安定した接続が可能になったとするアップデートモデル。
前モデルから引き続き、付属のUSBトランシーバーを用いることで、レイテンシー20ms(0.02秒)以下の超低遅延ワイヤレス通信を実現。有線イヤホンに匹敵する伝送速度で、ゲームの世界に違和感無く没入できるとアピールする。
音質設計についてもこれまで同様、ゲーミング有線イヤホン「VR3000 for Gaming」のサウンドを踏まえ、ゲーム内音声のありのまま正確な再現を追求。直径10mmの独自開発ダイナミックドライバー「f-Core VR」により、有線イヤホンと同等の音質およびアクティブノイズキャンセリング(ANC)性能を備えたと説明している。
ANCはハイブリッド方式で、ゲーム用途に最適化。PCファンやエアコンなど生活騒音を抑え、過度に音量を上げずとも微細音が聴き取りやすくした。また、聴感上の圧迫感を減らし、長時間の使用でも疲れにくいようANCの効き目を調整している。
ノイズリダクション機能を備えたデュアルMEMSマイクを内蔵するため、ボイスチャットに対応。Windows PCとの接続時には「オーディオミキサー機能」を利用することで、ゲーム音とボイスチャット音を個別に調整できる。またPlayStation 5との接続時も「ゲイン調整機能」を活用することで、より細かな音量調整が行えるとのこと。
そのほか、専用アプリ「final CONNECT」に対応し、ANCモードの切替や、好みに合わせた音質調整が可能な10バンドイコライザーのカスタマイズなどが行える。
連続再生時間は、ANCオン時で最大8時間、ANCオフ時で最大11時間。充電ケースを併用すれば、ANCオフ時で38時間の再生に対応する。
Bluetoothはver.5.2で、コーデックはSBC、AACに対応。IPX5相当の防水性を備え、湿気や汗の悪影響も受けにくいとしている。