ブリスオーディオ、テクニカ「ADX7000」専用チューニングのリケーブル。「SpiralCore」構造を新規採用
筑井真奈Brise Audio(ブリスオーディオ)は、オーディオテクニカのフラグシップ・開放型ヘッドホン「ATH-ADX7000」専用にチューニングされたリケーブル「BSHP for ADX7000」を発売する。価格はオープンだが、市場実売価格は350,000円前後(1.3m・税込)。アンプ側端子は4pinXLR、3pinXLR×2、4.4mm、6.3mmから選択できる。
音質チューニングは、「ADX7000本来の魅力である空気感と低域を活かしつつ、高域の繊細さ・エッジの滑らかさ・空間の粒子感をさらに引き上げることに成功した」と説明する。
導体には高機能高純度銅導体を採用。Ultimateグレードで蓄積した音質施工技術をベースに、新素材「HCNT(ハイグレードカーボンナノチューブ)」をシールドに採用。そのほか複数種の電磁波吸収シールド材、BSシート、新規素材をADX7000専用に最適化した配置で設計する。
ケーブルそのものの構造も進化し、新開発の撚り線構造「SpiralCore」を採用する。従来構造(Spiral77)の長所はそのままに、単線を中心に据えた新コア構造とすることで、「音の芯の強さ」と「微細表現力」を同時に向上。併せて、太さを変えずに約4%の低抵抗化も実現しているという。
ヘッドホンリケーブルでは前例のない“導体シールド”構造を新たに導入。端子でGND接続せず、高周波帯域のみを遮断するフローティング構造を採用している。絶縁素材にもこだわり、「SpiralCore」芯線の絶縁にはYATONOやOROCHIと同じ素材を、外装側にはSHIROGANEやAKAGANEで採用する柔軟な半透明素材を使用。
長さは標準が1.3mだが、2.0m(+35,000円)、2.5m(+70,000円)、3.0m(+105,000円)も用意する。
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