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公開日 2025/10/17 18:47
バランス入出力回路、ヘッドホンアンプなどを搭載

REVOX、約357万円のオープンリールデッキ「B77 MK III」。往年の名機を現代仕様で復活

編集部:太田良司

イースタンサウンドファクトリーは、同社が取り扱うREVOX(ルボックス)ブランドから、オープンリールデッキ「B77 MK III」を12月20日に発売する。価格は3,575,000円(税込)。



「B77 MK III」


同ブランドが1967年に発売し、美しいデザインや音質で多くのファンを作り出したという「A77」や、その改良モデル「B77」の流れを汲んだオープンリールデッキ。デジタルレコーダーの普及にともない一旦は市場から姿を消したものの、近年レコードやカセットテープが再注目されていることなどを受け、この度新モデルを投入する格好だ。


自社開発のモーターとテープヘッドを搭載し、入出力には音声情報の損失を防ぐべくバランス回路を投入。XLRコネクターを採用したライン入出力も備える。加えて高品質なヘッドホンアンプを内蔵し、6.3mm出力を2系統装備。高インピーダンス/低インピーダンスどちらのヘッドホンも使用できるとしている。また、6.3mmマイク入力も2系統用意する。




正面



背面



テープトランスポート機構は、電子制御式 3モータードライブ構成。テープスピードは19cm/秒と38cm/秒、リールサイズは10.5インチ(約26.5cm)まで対応。ピッチ変動は19cm/s>0.08% 、38cm/s>0.04%。イコライザーカーブはNAB/CCIRをサポートする。外形寸法は452W×414H×207Dmm、質量は18kg。


 

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