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公開日 2019/01/10 16:16
メーカーアンケート(12)

<年頭アンケート:オーディオテクニカ>さらに裾野が拡がるヘッドホンと奥深いアナログオーディオの2本柱に注力

Senka21編集部・竹内純
(設問)2019年に御社が注力するカテゴリーにおける市場環境や消費動向、消費者の意識の変化をどう見るか。また、そこでの需要喚起・市場創造へ向けた考えや取り組みについてご回答ください

(回答者)
株式会社オーディオテクニカ
マーケティング部コーポレートコミュニケーション課マネージャー
松永貴之氏



当社の主戦場であるヘッドホンおよびアナログ関連カテゴリーの市場規模は堅調に伸びておりますが、特にヘッドホン市場においてはその市場環境、消費者動向がここ数年で大きく変化しております。

ご存じのようにヘッドホン市場は急速なワイヤレス化が進んでおりますが、大きな特徴としてはこれまでマーケットを牽引してきたオーディオブランド以外にも国内外からカテゴリーの枠を超えた新規ブランドが積極的に参入し、シェアを競い合っている状況があります。

製品の技術的進歩も加速し、特に完全ワイヤレス製品の急速なシェア拡大とともに音楽を聴く以外の付加価値もヘッドホンに求められるようになり、ヘッドホンの購入用途が増えることでユーザーの裾野も広がっております。

また、ワイヤレスの利便性が大きなメリットであるのは勿論ですが、音質の向上もワイヤレスヘッドホン、特に完全ワイヤレスの普及には欠かせない要因と考えます。当社は特にワイヤレスでの高音質化に取り組んでまいりましたが、高音質なワイヤレスヘッドホンを持つ喜び、聴く喜びを体験していただけるような売り場作りや体感イベントを提案していきたいと思います。

一方では従来のワイヤードヘッドホンも熱心なヘッドホンユーザーに支えられて盛り上がりを維持しております。より高音質にこだわるユーザーがワイヤードヘッドホンを支持することで高価格帯のハイクオリティヘッドホンがあらためて注目されており、ヘッドホンのワイヤレス化と高価格帯ワイヤード化の2極化が進んでおります。

アナログ関連では世界的なレコード市場の伸長を背景に、国内市場も引き続き盛り上がりを見せております。当社もエントリークラスのアナログ製品を充実させる一方で、当社のアナログ技術の粋を集めたハイエンドカートリッジやトランスなどを発売しております。

感性価値文化でもあるアナログオーディオの奥深さ、愉しさを若年層も含めてもっと多くの方に体験していただくための場を提供していくことが大切と考えますので、業界全体で体感イベントなどの施策を積極的に展開していければと良いと思います。

本年もこの2つのカテゴリーに注力して参りますので、関係の皆様には変わらぬご厚情をいただきたくお願い申し上げます。

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