LINNのネットワークプレーヤーがAmazon Musicに対応!「MAJIK DSM/4」にて実機検証!
不肖を含め多くのLINNユーザーが、この日をどれだけ待ちわびたことか。今年8月、LINNがAmazon Musicに対応した。早速、愛機の「MAJIK DSM/4」で試した。
本体とアプリ、両方のアップデートが必要
Amazon Musicに対応するDSM/DSは、ARM-Linux(CORE4)搭載のSELEKT DSM以降のモデル。2018年後半以降に新規に発売されたネットワーク機能対応モデルならば対応できると考えて良いだろう。
具体的には「KLIMAX DSM/3」「KLIMAX DSM / DS(-Organik DAC アップグレードモデル)」「MAJIK DSM/4」「MAJIK DSM/5」「SELEKT DSM」「SELEKT DSM Classic Hub」「SELEKT DSM /1 Classic Hub & Edition Hub」「Series 3/301」。残念ながら初期のモデルは対応していない。
方法はカンタン。本体ファームウェアのバージョン(Davaar Version)を4.118.607(Davaar 118)に、コントロールアプリである「LINN」アプリをiOS版なら4.8.16.2、Android版なら4.10.2.1に更新するだけだ。費用は一切かからないし、なんなら昼夜も問わない。なお、Kazooなど以前のアプリはAmazon Musicに対応していない。
ファームウェアの更新方法は、アプリの「部屋」から、対象となるDSM/DSのアイコンから「操作」を選択。「システムのアップデート」をするだけだ。なのだが、最初はうまくかず本体がフリーズし起動しなくなった。この時は本体背面にある「FALLBACK(フォールバック)」ボタンを押して工場出荷時に戻し、改めてアプリ側からファームウェアの更新を行えば解決した。
アプリ側から対象のDSM/DSが見えなくなった場合は、アプリの「もっと」から「Discovery Troubleshooter」をタップすると良いだろう。この時、LAN内に他のネットワーク機器がつながっていない方が上手くいくような気がした。
アプリ側の更新は、「もっと」メニューから「アプリのアップデート」を選ぶだけだ。あとは「検索する」メニューにある「Amazon Music」を選択し、AmazonのユーザーIDとパスワードを入力するだけ。
なのだが不肖の場合は何も表示されず。結果、アプリを一旦削除し、再インストールしてからAmazonにログインすると動くようになった。トラブルが起きると不安になるが、落ち着いてファームウェアを入れなおす/アプリを入れなおす、ことで対応できることだろう。
音質面ではQobuz、楽曲数ではAmazon Music
不肖は普段、ハイレゾ音源のサブスクリプションサービスとしてQobuzを愛用している。使い勝手という点では、Amazon MusicもQobuzもそう変わらない。
ただ楽曲の画面からアーティスト名をタップすると、Qobuzはアーティストの紹介画面と関連楽曲が表示されるが、Amazonは楽曲の紹介画面となる。
「アルバムに収録されている他の曲を聴きたい」という場合はAmazonの方が便利だが、「アーティストの他の曲が聞きたい」場合はQobuzの方がラクで、さらに言えばQobuzの方がライナーノーツやクレジットなどのメタデータが充実している。関連するアーティストも表示する。


使い勝手でいえば、操作端末でアルバム画面を出した時、Qobuzは楽曲の近くに「HD」マークが表示されるが、Amazon Musicにその表示はない。その楽曲のレゾリューションを知るには、楽曲画面を開かなければならない点が気になった。
「QobuzとAmazon Music Unlimited、どちらの音がよいのか」。これは誰もが気になるところだろう。結論から言えば「思ったほどの違いはない」と言える。厳密に言えば高音質を謳うだけあって、Qobuzの方が透明度の高さを感じさせる。
いっぽうでQobuzはAmazon Musicよりも楽曲が少ない印象を受けるのも事実。ともあれ、どちらも試用期間があるので、ジックリと確かめてから考えて欲しい。
導入時には少々苦戦したものの、その後は安定して動作していることを報告したい。Qobuz、TIDAL、Spotifyに続き、Amazon Musicにも対応したLINNのDSM/DS。LINNの進化は終わらない。























