PR 公開日 2025/11/20 10:00

ヘビーユーザーも使いやすさに太鼓判!UGREENのエントリーNAS「NASync DH2300」で写真/音楽を管理してみた

NAS玄人のオーディオ評論家が実機チェック

近年、パーソナルユースでNAS(ネットワーク接続ストレージ)を導入する人が増えている。スマートフォンやパソコンの動画・画像・仕事データの保存先として便利なだけでなく、オーディオファイルにとっては、ハイレゾ音源や大量の音楽ファイルをまとめて保存・管理できる点も魅力だ。

そしてNASは、家族のスマホやPCのバックアップ先としても活用できる。今の時代、NASはただの保存装置以上に、家庭内の “データ中枢” になり得る存在だともいえよう。

もちろん、上述の機能は、クラウドストレージで代用できるという意見もあるが、コストがかさむ点は見過ごせない。例えばアップルが用意するiCloudの無料枠は5GBしかなく、4Kや8K動画を記録できるスマホが普及した今ではすぐに足りなくなる。その点、NASはユーザー自身で容量を選べるため、長期的に、はるかに自由度が高い。

今回紹介する「NASync DH2300」は、UGREENが展開するNASシリーズの中でも最も手頃な入門向けモデル。同ブランドは今年2月、クラウドファンディングプラットフォーム「GREEN FUNDING」にてNAS製品を国内初投入。パワフルで高機能な “DXPシリーズ” と、よりシンプルな “DHシリーズ” の2ラインを展開し、どちらもコストパフォーマンスとNAS初心者でも分かりやすい操作性が評価され人気を上げてきた。

UGREEN「NASync DH2300」(32,880円/税込、ストレージ別売)

実は筆者、オーディオの評論家業を始める前は、企業で様々なNASを運用。また、自宅では8ベイ(HDDが8本入る)の大型モデルやオーディオ用を含めて、複数のNASを使用中だ。今回はそのヘビーユーザーの目線で、DH2300が本当に “初めてのNAS” に適しているのかを見てみたい。

 

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「2010年代に欲しかった……!」セットアップに迷うことはナシ

まずは簡単にDH2300のスペックを紹介したい。本機は、HDDやSSDを内蔵しない “ベアボーン” 状態で販売されており、2台のHDDを装着し、最大60TBまで対応できる。つまり、ユーザーが好みのストレージを後から自由に選べる。安価なモデルだが、8コアのCPUと4GBのLPDDR4Xメモリーを搭載。1GbEに対応したRJ45ポートを1基装備する。

DH2300の背面端子部

今回は2台のHDDを付属ドライバーで取り付けた。市販モデルの中にはHDD搭載済みの製品もあるが、容量や価格を自分で調整できる点はベアボーンならではのメリットだ。NASに装着するHDDは一般的なPC用よりも、24時間365日の稼働に耐えるサーバー向けの高耐久モデルが理想的。

NAS向けの高耐久HDDを、付属の工具/ネジでトレイに装着。それからDH2300本体に挿し込む

まず外箱を開けて印象的だったのが、シャーシの完成度だ。ガンメタリックの筐体は質感が高く、業務用NASにありがちな無骨さがない。これなら部屋の隅に隠す必要もなく、デスクやオーディオラックにも堂々と置ける。

デザインにはNASにありがちな無骨さは無く、オーディオ機器と並べて設置しても浮きにくい

セットアップは非常にスムーズだった。LANケーブルをルーターやスイッチに接続して電源を入れたら、iOS/Androidスマホ/Apple tvOSの「UGREEN NAS」アプリか、PCのWebブラウザから初期ウィザードに従ってRAIDモード(Basic/JBOD/RAID 0/1)を選択し、ユーザーを作成するだけだ(今回はBasicを選択)。インデックスやサムネイル生成といったバックグラウンド処理も、アプリ上で視覚的に確認できる。

重要な点として、導入時に多くの人が不安に感じる「自分でセットアップできるか?」という点についても、本機は迷うことなく進められたことを付け加えておく。初めてNASを導入する人にも安心して薦められる。「2010年代のネットワークオーディオ黎明期にこのモデルがあれば」と思ったことは心に秘めておこう。

前面には電源ボタンと、HDDやネットワークのアクセスランプ、USB-Cポートが備わる

 

家族との思い出共有もオーディオ再生も難なくこなす

セットアップが終わり、いよいよ使ってみる。NASを導入したら最初にやりたいことは、PCやスマホのデータの保存だ。PCのデータは、作成した共有フォルダにドラッグアンドドロップでコピーしてもいいし、本機に備わる「同期とバックアップ」アプリを使用すれば、リアルタイム同期および手動同期も可能だ。前者なら、自宅ネットワークに接続すれば自動的にバックアップができる。

LANケーブルで自宅ネットワークに接続する

それと見逃せない点として、Macに標準搭載されている自動バックアップ機能「Time Machine(タイムマシン)」も利用できる。バックアップフォルダの容量制限も設定可能で、計画的な容量でバックアップができるのは気が利いている。Macユーザーの自分から見ても、正直、これだけでも本機には価値があると感じている。

筆者と家族は写真撮影が趣味なので、たくさんの撮影画像を保存している。このときに便利なのは写真アプリだ。AIを使った顔・物体・場所ベースの自動分類に対応し、時系列や条件付きアルバムの生成が軽快だ。

また、家族への写真共有は、これまでは都度AirDropなどで送っていたが、DH2300に写真を保存すればそのフォルダを共有するだけ。筆者は家族の “写真係” だったのだが、随分と楽になった。

続いて音楽再生に使用してみる。本機は「音楽」アプリからスマホなどの端末で音楽を再生できるが、今回はそれではなく、よりオーディオ的に本格的な運用、つまりネットワークオーディオ再生に使うNASとして試してみた。

ネットワークプレーヤーのVolumio「MOTIVO」と組み合わせ、オーディオ用NASとしての使い心地をテスト

事前準備は、DLNAアプリ(メディアサーバーアプリ)をNASにインストールし、ハイレゾの楽曲ファイルをコピーする。ネットワークオーディオプレーヤーのVolumio「MOTIVO」の操作アプリを立ち上げ、DH2300を認識させる。アプリはFlacやwavファイルに加え、DSDファイルも認識してしまうではないか。これは嬉しい。機能的にはオーディオ用のNASとして十分に使用できる。iPadから快適にネットワーク再生もできた。

オーディオ機器との連携から再生まで実にスムーズ。使い心地は申し分ない

筆者が2010年代からオーディオ評論家を始められたのは、それまで培った経験からネットワークオーディオで使用するNASの組み立て、初期設定、運用ができたからに他ならない。つまり、当時のNASはITの専門的な知識が必要だったのだ。

そんな筆者の結論として、DH2300は “NAS初挑戦” のユーザーにかなり勧めやすい製品だと判断できる。筐体はコンパクトでデザイン品質の高さから設置自由度が高い。メディアスキャンやインデックス作成時でも騒音は控えめで、リビングやワークスペースに置いても耳障りになりにくいレベルだと言っていいだろう。そして消費電力も低い。

操作性については、HDD装着から初期設定、データ移行、共有設定までが一本の導線でつながり、さらにリモートアクセスで外出先からのデータ引き出しという、今NASに求めたい機能がスムーズに行える。また、安価なNASにも関わらず、動作レスポンスも悪くなかった。機能性も日常運用には十分、というのが率直な印象だ。

さらに、独自のアプリストア方式を採用しており、必要な機能だけを “アプリ” として後から追加できる。だから、最初はバックアップとファイル共有だけにして、慣れてきたら写真、音楽、動画再生などと段階的に拡張できるのが嬉しい。オーディオファイル視点でも、DLNAアプリがDSDデータを認識するなど、ネットワークオーディオのNASとして使用できることは特筆したい。

ということで、今回は褒めすぎてしまった感もあるが、とにかく安価なので、家族用に1台追加しようか思案中である。NASにより家族でのデータ共有がスムーズになると、生活でのデータのやり取りの利便性が画期的に上がる。かなりおすすめの1台だ。

 

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(協力:ユーグリーン・ジャパン)

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