PR 公開日 2024/07/11 06:30

人気声優・小岩井ことりも納得の実力派ヘッドホン!B&W「Px8」「Px7 S2e」の魅力とは?

「Px8」ユーザーである野村ケンジが熱烈紹介
野村ケンジ/小岩井ことり
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■音の違和感が少ないノイキャン効果に太鼓判。“頭抜けた”装着感も大絶賛



野村 ちょっとデザインから離れますけど、両モデルに共通する部分としてはノイキャンの効きですよね。

小岩井 ノイズキャンセリング機能ってモデルによっては、再生している楽曲の音にも干渉して、違和感が表れる場合もある中で、「だいぶ自然に効いているな」というのは思いました。

野村 そう。ノイキャンのオン/オフで音に変化がないとは言わないけど、変化が少ない方です。この2モデルはノイキャンをオンにした状態を基準としたチューニングが施されているのかな、と考えますけど、オフにしても音の通りに大きな変化がある感じもない。ノイズキャンセリングのオン/オフを問わずキチンと音を鳴らしてくれる。

小岩井 ノイキャンについては耳の良い方たちは結構気にされる部分もあると思いますけど、この2モデルについては「上手な逃れ方」という印象ですね。ノイキャン機能による音の違和感というのは絶対生じると思いますけど、効かせ方が本当に丁寧です。

自然なノイキャン効果、優れた装着感を評価

あと、ビビっと来たのが装着感の高さで発生するパッシブなノイキャン効果ですね。特に高級なヘッドホンになればなるほど、パッシブな遮音性で頑張ろうとするところ多いと思うんですけど、その結果側圧が強くなっちゃって「嫌だなあ……」と思うことが今まで多かったです。ただ、この子たち(Px8/Px7 S2e)はどちらも本当につけ心地もよくて、しっかり遮音性も高い。ここは頭抜けている要素ですね!

ノイキャンをオンにした時は低域が増しちゃうような感じは正直ありますけど、それって普段ノイキャンを使うシチュエーションにおいては然程問題ないと思うんですよね。取材前に効きを確かめるために静かな場所で使用しましたけど、静かな場所ならノイキャンの必要ないですし。むしろ、ノイキャンが必要なシチュエーション下なら低域が増す分、そのまま迫力を足してくれる手助けにもなる! この部分にさっき言わせていただいた「上手な逃れ方」を強く感じました。

野村 さすがですね。全部言ってくれてる(笑)。ちなみに装着感でいうと、今回座談会に同席してくださっているメーカースタッフの方が本国に対していろいろオーダーを出してくださっているそうです。

小岩井 ええ、そうなんですか! めちゃくちゃ良いですね!

メーカースタッフ 前のモデルについてはイヤーパッドも結構硬めな上に、装着した時にヘッドバンドと頭の間に結構隙間ができていしまっていたんです。フィット感の改善を行う上でアームの再設計と、イヤーパッドの調整を実施しました。厚みと柔らかさを増したことで、フィット感と遮音性の向上に繋がった形です。

昔は我々輸入代理店という立場でしたが、今では合併して同じグループになったことで、設計段階から商品づくりに混ぜてもらっています。フィットテストには自分も含めた日本人スタッフが複数人参加していて、海外メーカーのプロダクトながら日本人の頭の形状でも違和感なく使っていただける装着感に仕上がったんじゃないかなと考えます。

代を重ねるごとにイヤーパッド構造を改善。優れた装着感を提供する

小岩井 過去と違って今では日本のチームからも製品開発にジョインしているからこそ、より良くなっているということですね。素敵です。

野村 ここから僕の推しモデルのPx8についてですね。Px7 S2eとの最大の差異はなんといってもドライバーですね。Px7 S2eのバイオセルロースユニットに対して、専用設計のカーボンコーン・ドライブユニットを搭載しています。

B&Wのスピーカーではお馴染みのカーボンドーム・トゥイーターから着想を得たドライバーとのことで、「ブランドの示す音の聴かせ方」というのをうまく反映していると思います。2モデルから選ぶ上で重要なのは自分の好みと言いはしましたが、音にこだわりたいという方には断然こちらです。

あとは、ファブリック素材を使用しているPx7 S2eに対してPx8ではナッパレザー(羊皮)を各所に使用しています。カジュアルに対してのラグジュアリー。バッグや車のシートにも使われる素材で耐久性も備えているので、物持ちの良さもアピールしたいポイントです。

「Px8」は各部にナッパレザーを使用。ラグジュアリー感を打ち出した仕上がりとしている

小岩井 音だけじゃなく、使用素材にもこだわっている部分に物凄くフラグシップらしさが表れていますね!

あとハウジングのスイーベルが自由度高いですよね。大体のヘッドホンってどちらか一方に90度というのが普通のイメージですけど、180度行けちゃうのがけっこう便利だと思います。

メーカースタッフ ケースにしまうときはハウジングを内向けに、首に掛ける時にはハウジングを外向けにしていただく、というのが使用イメージです。

スィーベルを内側に可動させることで、収納時にはよりコンパクトに

小岩井 なるほど! これ首掛けポジション用だったんですね! じゃあPx8を首に掛けて六本木歩きましょうよ。ハイブランドが似合う街ですから(笑)。デザインもおしゃれですし、自慢したくなっちゃいますよね。

野村 Px8を首に掛けてスタバでMacを開いて作業するみたいなのもアリですね。

小岩井 これはモテますねー(笑)。

スィーベルを外側にスイングすることで首掛けポジションに。取材時のお洋服とマッチする「Px7 S2e」フォレスト・グリーンがお似合いです

野村 スタバ、みなさん作業していてなかなかコーヒーは飲めないですが……、それは置いといて値段も高くてそれに見合うだけの音と作り、その上でファッショナブルな要素も満たしているので、買ったからには身につけて自慢したくはなると思います。ちなみにこれがワイヤレスの分野ではB&W最高級のモデルということでいいんでしょうか?

メーカースタッフ ヘッドホンの分野ですと、有線の時代に「P9」というモデルが出ていましたが、ワイヤレスではPx8です。ワイヤレスで高額アイテムということで発売時はちょっと不安でした。

小岩井 他メーカーモデルと比較してみてもPx8は最高級ラインのモデルですよね。音にこだわりたい、けどもうワイヤレスの楽さ知っちゃったよ! という人にはこのラインの製品を展開してくれるのは本当に嬉しいですよね。

野村 密閉型構造で音の完成度が高い。有線でも無線でも使えるというシチュエーションを選ばない再生能力はかなり高いです。

小岩井 値段が高いといいましたが、3年使う気で購入して値段を3年で割ったら安いです。

3年使う気で購入すれば安い! と「Px8」についてコメントする小岩井さん

野村 素晴らしい発想の転換ありがとうございます。Px7 S2eは価格帯的には数多あるメーカーが投入しているラインに対してのB&Wとしての提案を打ち出している。その一方でPx8は我が道を行くというか、「ウチでしっかりヘッドホンを作ったらこうなりますよ」という気概を感じるモデルといったところでしょうか。

小岩井 それぞれ両方の良さはありますよね。棲み分けが巧いと思います。音作りの傾向が近しいというのも本当に嬉しいところです。

野村 Px8の方を数日聴いたりしたらもうこっちしか選べなくなるとは思いますが、逆に言えば一瞬聴いて比較視聴したぐらいだと、たぶんわからない。違いはあると思いますけど、やっぱり好みの世界ですね。ファッションアイテム的な観点でPx8/Px7 S2eをひとつのアイテムとして見て、好きな色で選ぶっていうのもありですし、それだけ選択できるカラバリを用意しているのも良さですよね。

小岩井 より高解像度というのを厳密に求められているのであれば、やっぱりフラグシップのPx8だと思いますけど、必ずしもそうでない、まずは触れてみたいという方はPx7 S2eというのもアリじゃないかなと。B&Wの製品をお手頃な価格帯で試せてしまうというのも大きいですし、比較対象がPx8なっていると上下の差がつきますけど、Px7 S2eも十分にブランドの音を楽しめると思います。

次ページ「選ぶならこの子!」小岩井ことりさんが手に取るカラーは…?

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