公開日 2014/05/01 10:15
デノンのUSB-DAC「DA-300USB」でハイレゾ音源を再生をする手順を紹介！
Windows／Macの設定方法の詳細をレクチャー
編集部：小澤貴信
■foober2000でDSD音源を再生する
次はfoober2000でDSD音源を再生する。Windows PCでDSD音源を再生できるソフトはいくつかあるのだが、無料ということもあり、やはりfoober2000を使うことが一般的だ。しかし、foober2000でDSDを再生するためには、やや複雑な手順が必要になる。ここではその流れを説明していきたい。
foober2000でDSD再生を行うためには、「foo_out_asio」と「foo_out_SACD」というふたつの“コンポーネント”と呼ばれるものを追加する必要がある。前者はFoober2000をASIOドライバーに対応させるためのもの、後者はDSD再生に対応させるためのものと考えてよいだろう。これらを個別にダウンロードしてfoober2000に追加した上で、いくつかの設定を行っていくことになる。詳細は以下の流れを見てほしい。
なお、「foo_out_asio」と「foo_out_SACD」は以下のURLからダウンロードできる。
「foo_out_asio」ダウンロードサイト
http://www.foobar2000.org/components/view/foo_out_asio
「foo_out_SACD」ダウンロードサイト
http://sourceforge.net/projects/sacddecoder/files/foo_input_sacd/
（１）まずは「foo_out_asio」をfoober2000の公式サイトからダウンロード
ダウンロードしたファイルを開くと上のような画面が現れるので「プログラムで開く」を選択
（3）上の画面が現れたら「はい」を選択
（4）するとfoober2000が立ち上がり「Installed components」というウィンドウが現れる。上画面のように「foo_out_asio」を選択して「Apply」→「OK」とクリックする
（5）上記のような表示がでたらOKをクリック。これで「foo_out_asio」のイ ンストールは完了だ
（6）次に「foo_input_sacd」をダウンロード。こちらは公式サイトとは別の外部サイトからダウンロードする。様々なバージョン用意されているが、「foo_input_sacd-0.6.0」を選択する。理由は、この「foo_input_sacd」が含む「foo_dsd_asio」が「v0.5.0」である必要があるためだ（別のバージョンをインストールすると、5.6MHz DSD再生時にノイズが出る可能性がある）。
（7）ダウンロードしたファイルをクリックし「プログラムを保存する」を選択
（8）実行するとインストールが始まる。指示される手順に従ってインストールを完了させよう
（9）foober2000を再度立ち上げ、「File」→「Preference」を選択
（10）右のツリー表示から「Components」を選択。右に現れた画面の下の「Install」をクリック
（11）先ほどダウンロードした解凍したフォルダの中から「foo_input_sacd-〜」選択して「開く」をクリック
（12）Installed Componentsに「foo_input_sacd」が追加されるので、「Apply」→ 「OK」の順でクリック
（13）OKをクリック
（14）ここまで完了すると、Installed Componentsに「foo_out_asio」と「foo_out_SACD」が確認できる
（15）ウィンドウ右ツリーの「Output」をクリックして「asio」を選択
（16）ASIO driversの中から「foo_dsd_asio」をダブルクリックし、「OK」を押す
（17）上記画面が表示さえるので「Denon ASIO Device」を選ぶ
（18）「PCM to DSD Method」は「DoP Marker 〜」を選ぶ
（19）ウィンドウ右ツリーから「Tools」→「SACD」と選択。Asio Driver ModeからDSDを選ぶ
（20）ウィンドウ右ツリーから「Output」を選択。Deviceから「ASIO：foo_dsd_asio」を選択。これで一通りの設定は終了だ
5.6MHz DSDファイルの再生に成功！
以上のような手順でDSDが再生できる。ちょっと面倒な設定だが、一回設定さえしてしまえば、あとはfoober2000を立ち上げてDSD音源をプレイリスト覧にドラッグ＆ドロップするだけなので安心してほしい。
次はfoober2000でDSD音源を再生する。Windows PCでDSD音源を再生できるソフトはいくつかあるのだが、無料ということもあり、やはりfoober2000を使うことが一般的だ。しかし、foober2000でDSDを再生するためには、やや複雑な手順が必要になる。ここではその流れを説明していきたい。
foober2000でDSD再生を行うためには、「foo_out_asio」と「foo_out_SACD」というふたつの“コンポーネント”と呼ばれるものを追加する必要がある。前者はFoober2000をASIOドライバーに対応させるためのもの、後者はDSD再生に対応させるためのものと考えてよいだろう。これらを個別にダウンロードしてfoober2000に追加した上で、いくつかの設定を行っていくことになる。詳細は以下の流れを見てほしい。
なお、「foo_out_asio」と「foo_out_SACD」は以下のURLからダウンロードできる。
「foo_out_asio」ダウンロードサイト
http://www.foobar2000.org/components/view/foo_out_asio
「foo_out_SACD」ダウンロードサイト
http://sourceforge.net/projects/sacddecoder/files/foo_input_sacd/
| foober2000でDSDを再生する |
（１）まずは「foo_out_asio」をfoober2000の公式サイトからダウンロード
ダウンロードしたファイルを開くと上のような画面が現れるので「プログラムで開く」を選択
（3）上の画面が現れたら「はい」を選択
（4）するとfoober2000が立ち上がり「Installed components」というウィンドウが現れる。上画面のように「foo_out_asio」を選択して「Apply」→「OK」とクリックする
（5）上記のような表示がでたらOKをクリック。これで「foo_out_asio」のイ ンストールは完了だ
（6）次に「foo_input_sacd」をダウンロード。こちらは公式サイトとは別の外部サイトからダウンロードする。様々なバージョン用意されているが、「foo_input_sacd-0.6.0」を選択する。理由は、この「foo_input_sacd」が含む「foo_dsd_asio」が「v0.5.0」である必要があるためだ（別のバージョンをインストールすると、5.6MHz DSD再生時にノイズが出る可能性がある）。
（7）ダウンロードしたファイルをクリックし「プログラムを保存する」を選択
（8）実行するとインストールが始まる。指示される手順に従ってインストールを完了させよう
（9）foober2000を再度立ち上げ、「File」→「Preference」を選択
（10）右のツリー表示から「Components」を選択。右に現れた画面の下の「Install」をクリック
（11）先ほどダウンロードした解凍したフォルダの中から「foo_input_sacd-〜」選択して「開く」をクリック
（12）Installed Componentsに「foo_input_sacd」が追加されるので、「Apply」→ 「OK」の順でクリック
（13）OKをクリック
（14）ここまで完了すると、Installed Componentsに「foo_out_asio」と「foo_out_SACD」が確認できる
（15）ウィンドウ右ツリーの「Output」をクリックして「asio」を選択
（16）ASIO driversの中から「foo_dsd_asio」をダブルクリックし、「OK」を押す
（17）上記画面が表示さえるので「Denon ASIO Device」を選ぶ
（18）「PCM to DSD Method」は「DoP Marker 〜」を選ぶ
（19）ウィンドウ右ツリーから「Tools」→「SACD」と選択。Asio Driver ModeからDSDを選ぶ
（20）ウィンドウ右ツリーから「Output」を選択。Deviceから「ASIO：foo_dsd_asio」を選択。これで一通りの設定は終了だ
5.6MHz DSDファイルの再生に成功！
以上のような手順でDSDが再生できる。ちょっと面倒な設定だが、一回設定さえしてしまえば、あとはfoober2000を立ち上げてDSD音源をプレイリスト覧にドラッグ＆ドロップするだけなので安心してほしい。
次ページMac + DA-300USBでハイレゾPCM & DSDを再生する
この記事をシェアする
