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ゼンハイザー、ブランド初のインナーイヤー型完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM Open」
Sonova Consumer Hearing Japanは、ゼンハイザーブランド初のオープン型(インナーイヤー型)完全ワイヤレスイヤホン「ACCENTUM Open」を6月3日(火)に発売する。価格は16,940円(税込)。カラーバリエーションはブラック/クリームの2色を展開するが、クリームのみAmazon限定販売となる。
ゼンハイザーの完全ワイヤレスイヤホン(Bluetooth接続)では初となるインナーイヤー型形状を採用したモデル。同時に、手に取りやすい価格帯の製品をラインナップする “ACCENTUMシリーズ” としては4つめの製品となる。
同社によれば、現在ゼンハイザーブランドの愛好家は30代が多い中、新しいユーザー層を開拓することを目的に開発したとのことで、主にZ世代からミレニアル世代までの若年層を想定しているという。また、これまで同ブランドがラインナップしていなかった、耳を塞がないオープンタイプの製品をカバーする目的もあるそうだ。
開発においてのポイントは3点。「ゼンハイザーならではのサウンド」「装着性とデザイン」「シンプルな使いやすさ」を軸としている。
サウンドについては、今年で創業80周年を迎える老舗オーディオブランド・ゼンハイザーのサウンドを届けるべく、ロングセラーの開放型ヘッドホン「HD 650」をひとつの基準としてチューニング。11mmダイナミックドライバーを搭載し、耳を塞がない構造ながら、ディテールがしっかりと感じられる奥行きのある音に仕上げたという。
装着性とデザインにおいては、長時間装着しても疲れない快適さを追求。インナーイヤー型ならではの通気性に優れた構造を活かし、耳に圧迫感を与えない軽やかな着け心地に設計した。本体はブラックまたはクリームの単色でまとめているが、スティック部分にシボ加工を施したり、先端に金属パーツをワンポイント的に配するなどして上品な質感を持たせている。
使いやすさという点では、“説明書を読む必要もない” ほどに機能性をシンプルに集約。購入してケースを開ければすぐペアリングが始まり、端末と接続後は音量の増減、音楽スキップなど基本的な操作をタッチでコントロールできる。耳からの着け外しを検知して自動的に音楽を一時停止/再開するスマートポーズ機能も備えている。
Bluetoothは5.3、コーデックはAAC/SBCのみサポート。設定変更やカスタマイズ用のアプリもあえて用意していない。2台の端末と同時ペアリングできるマルチポイント接続には対応しており、両耳のタッチコントロールを長押しすることでペアリングモードに移ることが可能だ。
連続再生時間は、イヤホン単体で約6時間、ケース充電併用で合計28時間。左右2基ずつ配置したAIノイズリダクション対応ビームフォーミングマイク、IPX4等級の防滴性なども備えており、「1日中安心して使える」としている。
































