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アップル、「CarPlay Ultra」提供開始。メーターや空気圧なども表示、アストンマーティンから
米Appleは、iPhoneと車載システムをシームレスに連携させるCarPlayを大幅に進化差せた「CarPlay Ultra」を、米国およびカナダにて提供開始した。CarPlay Ultraは、クルマが対応していることに加え、iOS18.5以降を搭載したiPhone 12以降の端末が必要。
まず最初に、両国内で販売されるAston Martin(アストンマーティン)の新車に搭載され、続いて数週間以内に、同ブランドの次世代インフォテインメントシステムを搭載した既存車種でもソフトウェアアップデートを通じて利用可能になる予定。さらに今後、HyundaiやKia、Genesisなどのクルマでも対応する予定だ。
CarPlay Ultraは、従来のCarPlayの機能を基盤として、iPhoneと車内のシステムをより深く連携させるもの。対応車種では、カーナビやディスプレイオーディオにとどまらず、計器パネルを含むすべてのドライバー画面にコンテンツを提供。先進運転支援システムやタイヤ空気圧など車両からの情報と、地図やメディアなどiPhoneからの情報とを織り交ぜて、複数のディスプレイへ統合的に表示することができる。


ドライバーは、ディスプレイや物理ボタン、またはSiriを使用して、カーラジオやエアコンなどの車内の標準的な機能から、オーディオシステムやパフォーマンスなどの高度な設定まで直接操作可能。各画面にぴったりフィットするiPhoneベースのウィジェットも用意され、情報をひと目で確認できるとしている。
画面表示のデザインは、Appleと自動車メーカーのデザインチームとの連携により車種に応じたカスタムテーマが制作される。ドライバーは自分好みのテーマカラーや壁紙をチョイスすることもできる。またCarPlayと同様、iPhoneに組み込まれた厳格なプライバシー保護機能が適用されるという。






























