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TCL、広色域量子ドット搭載の4K液晶テレビ「P8K」「P7K」。フルHD「S5K」にも同技術導入
TCLジャパンエレクトロニクスは、広色域技術「量子ドット」を採用した4K液晶テレビ“P8Kシリーズ”“P7Kシリーズ”、フルHD液晶テレビ“S5Kシリーズ”を5月20日に発売する。価格は全てオープンだが、ラインナップと税込の市場予想価格は下記のとおり。
P8Kシリーズ
- 85型 「85P8K」 300,000円前後
- 75型 「75P8K」 200,000円前後
- 65型 「65P8K」 150,000円前後
- 55型 「55P8K」 120,000円前後
P7Kシリーズ
- 50型 「50P7K」 90,000円前後
- 43型 「43P7K」 80,000円前後
S5Kシリーズ
- 40型 「40S5K」 50,000円前後
- 32型 「32S5K」 40,000円前後
4K液晶テレビのP8K/P7Kシリーズ、ならびにフルHD液晶テレビのS5Kシリーズは、色鮮やかで純度の高い色彩表現を可能にする広色域技術「量子ドット」を搭載したモデル群。
ナノスケールの量子ドット材料と有機材料を多層に融合させた「カラフル・クォンタム・クリスタル」を採用しており、バックライト技術を組み合わせることで卓越した色彩性能と光学性能を実現している。色域はDCI-P3 93%カバーしており、加えて映像の安定性も強化しているという。
P8K/P7Kシリーズは、独自開発「HVA パネル」を搭載しており、映像の明るい部分で発生しやすい光の滲みであるハロー現象を除去しながら、従来モデルよりも約5倍のコントラストを実現させているとのこと。視野角は178°としている。HDRフォーマットは、P8K/P7KシリーズがHDR10+/HDR10/HLG、S5KシリーズがHDR10/HLGに対応する。
P8Kシリーズは、映像エンジンに「AiPQ Proプロセッサー」を採用。同プロセッサーによる優れたインテリジェントセンシング機能によって、TCL独自の画質調整アルゴリズムに対応したという。
高画質機能では、「Aiコントラスト」「Aiカラー」「Aiクラリティ」「Aiモーション」「Ai HDR」「Aiシーン」といった、AI処理と連動した自動画質調整機能が使用可能。
なお、P7Kシリーズは「AiPQプロセッサー」、S5Kシリーズは「AiPQ Liteプロセッサー」を搭載している。
音質面では、P8Kシリーズにオンキヨー製の2.1chシステムを搭載。アンプ駆動は、85型が40W、75/65/55型が35Wの最大出力となっている。P7K/S5Kシリーズは2chシステムが採用されており、アンプ駆動はP7Kシリーズと40S5Kが最大出力20W、32S5Kが16W。立体音響フォーマットは、P8K./P7KシリーズがDolby Atmos/DTS:Xをカバーする。
シリーズを通してGoole TVを搭載しており、YouTube/Prime Video/Netflix/Disney+/Apple TV/U-NEXT/hulu/TVer/ABEMA/FODなど多数のVODサービスに対応する。
P8K/P7Kシリーズのチューナー数は地上デジタル×2・110度デジタル×2、BS4K・110度CS4K×2、S5Kシリーズは地上デジタル×2・110度デジタル×2を搭載。HDMI入力は、P8K/P7Kシリーズが3基、S5Kシリーズが2基となっている。






























