公開日 2025/04/24 16:48

TCL、広色域量子ドット搭載の4K液晶テレビ「P8K」「P7K」。フルHD「S5K」にも同技術導入

4Kテレビには「HVAパネル」を採用
編集部:長濱行太朗
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

TCLジャパンエレクトロニクスは、広色域技術「量子ドット」を採用した4K液晶テレビ“P8Kシリーズ”“P7Kシリーズ”、フルHD液晶テレビ“S5Kシリーズ”を5月20日に発売する。価格は全てオープンだが、ラインナップと税込の市場予想価格は下記のとおり。

P8Kシリーズ

  • 85型 「85P8K」 300,000円前後
  • 75型 「75P8K」 200,000円前後
  • 65型 「65P8K」 150,000円前後
  • 55型 「55P8K」 120,000円前後
“P8Kシリーズ”

P7Kシリーズ

  • 50型 「50P7K」 90,000円前後
  • 43型 「43P7K」 80,000円前後
“P7Kシリーズ”

S5Kシリーズ

  • 40型 「40S5K」 50,000円前後
  • 32型 「32S5K」 40,000円前後
“S5Kシリーズ”

4K液晶テレビのP8K/P7Kシリーズ、ならびにフルHD液晶テレビのS5Kシリーズは、色鮮やかで純度の高い色彩表現を可能にする広色域技術「量子ドット」を搭載したモデル群。

ナノスケールの量子ドット材料と有機材料を多層に融合させた「カラフル・クォンタム・クリスタル」を採用しており、バックライト技術を組み合わせることで卓越した色彩性能と光学性能を実現している。色域はDCI-P3 93%カバーしており、加えて映像の安定性も強化しているという。

P8K/P7Kシリーズは、独自開発「HVA パネル」を搭載しており、映像の明るい部分で発生しやすい光の滲みであるハロー現象を除去しながら、従来モデルよりも約5倍のコントラストを実現させているとのこと。視野角は178°としている。HDRフォーマットは、P8K/P7KシリーズがHDR10+/HDR10/HLG、S5KシリーズがHDR10/HLGに対応する。

P8Kシリーズは、映像エンジンに「AiPQ Proプロセッサー」を採用。同プロセッサーによる優れたインテリジェントセンシング機能によって、TCL独自の画質調整アルゴリズムに対応したという。

高画質機能では、「Aiコントラスト」「Aiカラー」「Aiクラリティ」「Aiモーション」「Ai HDR」「Aiシーン」といった、AI処理と連動した自動画質調整機能が使用可能。

なお、P7Kシリーズは「AiPQプロセッサー」、S5Kシリーズは「AiPQ Liteプロセッサー」を搭載している。

音質面では、P8Kシリーズにオンキヨー製の2.1chシステムを搭載。アンプ駆動は、85型が40W、75/65/55型が35Wの最大出力となっている。P7K/S5Kシリーズは2chシステムが採用されており、アンプ駆動はP7Kシリーズと40S5Kが最大出力20W、32S5Kが16W。立体音響フォーマットは、P8K./P7KシリーズがDolby Atmos/DTS:Xをカバーする。

シリーズを通してGoole TVを搭載しており、YouTube/Prime Video/Netflix/Disney+/Apple TV/U-NEXT/hulu/TVer/ABEMA/FODなど多数のVODサービスに対応する。

P8K/P7Kシリーズのチューナー数は地上デジタル×2・110度デジタル×2、BS4K・110度CS4K×2、S5Kシリーズは地上デジタル×2・110度デジタル×2を搭載。HDMI入力は、P8K/P7Kシリーズが3基、S5Kシリーズが2基となっている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX