公開日 2025/02/08 15:00

<ヘッドフォン祭mini>Brise Audio、XLRケーブル試作品2種を参考出品/acoustic effectの新1BAイヤホンがお披露目

フジヤエービックが耳型採取を無料対応
編集部 : 伴 修二郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
イヤホン・ヘッドホンやDAPなどポータブルオーディオ関連ブランドが集まるイベント「冬のヘッドフォン祭 mini 2025」が、本日2月8日にステーションコンファレンス東京で開催された。本稿では、Brise Audio(ブリスオーディオ)、acoustic effect、耳型採取受付(フジヤエービック)のブースレポートをお届けする。

「冬のヘッドフォン祭 mini 2025」がステーションコンファレンス東京で開催

■Brise Audio〈XLRケーブル試作モデル2種を参考出品〉



Brise Audioのブースでは、参考出展品として、新たなXLRケーブル試作プロトモデル2種を用意している。純銀線と純銅線の2種の比較が可能になっており、従来モデル「YATONO-XLR」との比較も行える。担当者によれば、純銀線は土台のしっかりとしたサウンド、純銅線はピラミッド型のバランス感が特徴とのことだ。

写真左が純銀モデル、右が純銅モデル

試作機として用意されたヘッドホンアンプとDAC間で、実際にケーブルを付け替えて比較することが可能。なお、持ち込んだXLRケーブル(1m以上)との比較試聴も問題ないとしていた。

また、2024年に開催されたポータブルオーディオイベントでも度々参考出展がなされていた、現在同社が開発中の卓上ハイエンドヘッドホンアンプの最新版が登場した。新たに底面の脚部分が金属製のものになるなど、一部をアップグレードしている。パワーアンプに接続すればプリアンプとしても駆動するとのことだ。現在鋭意開発中につき発売時期や価格等は未定だが、2025年内の発売を目指したいとのことだった。

卓上ハイエンドヘッドホンアンプの最新版が参考出品

背面部分のイメージ

さらに、同社が究極のポータブルオーディオシステムとして開発した「FUGAKU」も試聴できる。本システムはMEMSドライバー採用のハイブリッド型イヤホンと専用のフルアナログポータブルアンプ、専用の16芯ケーブルがセットになったシステムで、アンプ側でアクティブに帯域分割を行い、イヤホンに内蔵された5ウェイのドライバーをそれぞれ駆動するという画期的なシステムとなっている。

ポータブルオーディオシステム「FUGAKU」も試聴可能

そのほか、昨年末に発売された “過去最大の導体量” のリケーブル「OROCHI-Ultimate」や、昨年9月の発売から人気を博している「AKAGANE LE2」、HIFIMAN「SUSVARA」専用のヘッドホンリケーブル「BSHP for SUSVARA」、ポータブルアナログヘッドホンアンプ「TSURANAGI-V2」など、従来製品をほぼフルラインナップで試すことができる。

同ブランドの人気リケーブル製品がズラリ

ポータブルアナログヘッドホンアンプ「TSURANAGI-V2」も試聴可能

■acoustic effect〈新形状の1BA搭載イヤホンを初披露〉



acoustic effectのブースでは、耳への装着感に重点を置いて設計した漆黒デザインの新1BA(バランスド・アーマチュア型)搭載イヤホン「YSM-F07/M」を初お披露目。本日2月8日より同社公式サイトより販売を開始している。価格は79,200円(税込)。

「YSM-F07/M」

大きな特徴として、従来の同社イヤホンの形状とは大きく異なるユニバーサルIEM型の形状を採用。従来モデル「YSM-04/RS」のドライバーユニットをベースに低域の改良を行い、この形状を活かした音質設計を施したという。

これにより、BAドライバーらしい瑞々しい高域に加えて、1BAの域を超える低域の響きが特徴になっているとのこと。是非この低域の鳴りを試聴してみてほしいとアピールしていた。本機は1台1台全てを丁寧な手作業で仕上げているという。再生周波数帯域は20Hz - 20kHz、インピーダンスは11Ω。

ユニバーサルIEM型のイヤホン形状を採用

同社製品も多数ラインナップ


■耳型採取受付(フジヤエービック)



フジヤエービックの耳型採取受付ブースでは、本イベントの開催を記念して、同店にてカスタムIEMを注文した方を対象にIEM作成に必要な耳型採取を無料で対応する「カスタムイヤホン耳型採取会」を実施している。

受付ブースのようす

対象となるのは、昨日2月7日 18時までに同店にてカスタムEMを注文し、今回の「冬のヘッドフォン祭 mini 2025」に来場した方。会場での耳型採取はWEBにて事前購入した方のみが対象で、事前予約制。採取時間は予約時間より約30分程としている。なお、耳型採取のみを希望する場合は、会場の受付にて5,500円(税込)対応するとのことだ。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX