公開日 2024/04/03 17:53

BenQ、持ち運びも設置も手軽な4K・ゲーミングプロジェクター「X300G」。240Hz/4.2ms対応

ゲームジャンルの特性に合わせた映像と音声モードが選べる
編集部:長濱行太朗
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ベンキュージャパンは、4K対応のゲーミングプロジェクター「X300G」を4月10日に発売する。価格はオープンだが、税込280,000円前後での実売が予想される。

「X300G」

ゲーミングプロジェクター「X Series」のラインナップに新たに追加される4K対応モデル。DLP方式を採用し、表示解像度は3,840×2,160。光源にLEDが投入され、輝度は2,000ルーメン(ANSI)、HDRフォーマットはHDR10に対応する。色域はDCI-P3 84%/Rec.709 95%のカバー率を誇る。

コンパクトで持ち運びやすいので、リビングに寝室にと移動して楽しめる

約1.5mの距離で100型を投写できる短焦点設計を採用。ズーム時の画質劣化が少ない「光学式1.2倍電動ズーム」をはじめ、縦横回転に対応した「自動台形補正」、ピントを自動で調整する「オートフォーカス」など高い設置性を備えている。

約1.2mで80型、約1.5mで100型、約1.8mで120型の投写が可能

ゲーミングプロジェクターならではの機能として、業界最高水準のリフレッシュレート240Hz/1080pに対応、応答速度は4.2msを実現する。さらにプレイするゲームジャンルの特性に合わせて映像・音声を最適化するゲームモードでは、FPS(HDR FPS/FPS)、RPG(HDR RPG/RPG)、スポーツ(HDR SPG/SPG)モードを搭載している。

FPS/RPG/スポーツといったゲームジャンルの特性に合わせたゲームモードを搭載

ゲームタイトルごとにお薦めの映像設定をPCから読み込むことができる機能「SettingXchange」、入力切替をした際に接続しているゲーム機と連動して自動で映像・音声がゲームモードに切り替わる「オートゲームモード」も採用している。

「SettingXchange」では、ゲームタイトルごとに映像設定をインポートできる

同社ならではの高画質技術「Cinematic Color」をはじめ、「HDRトーンマッピング」や「SSIダイナミックブラックテクノロジー」を搭載し、光量や陰影の調整、ディティール表現の向上を実現。高音質技術「Cinematic Sound」によって高精度で立体的な音場表現を可能としている。また、3DオーディオフォーマットはDolby Atmosをカバーする。

スピーカーは特許取得のパッシブラジエーターを採用し、ボディ内に左右対称に配置したステレオスピーカーを搭載し、8W×2のアンプを内蔵。さらにノイズ軽減と最適なチューニングを叶える「Bongiovi DSP」チップも装備する。

パッシブラジエーターと筐体左右に対向配置したステレオスピーカーを搭載

Android TVを採用しているため、YouTubeやNetflixなど数多くのVODサービスをプロジェクター単体で楽しめる。ワイヤレス機能はWi-Fi(5GHz/2.4GHz)、Bluetooth 5.0に対応。AirPlay、Googleキャストも使用できる。

入力端子は、HDMI×1基(eARC対応)、USB Type-A×1基、USB Type-C×1基を備える。主に対応するリフレッシュレートと応答速度は、2160p/60Hz/16.7ms、1080p/240Hz/4.2ms、1080p/120Hz/8.3ms、1080p/60Hz/16.7ms。騒音は標準で30W、エコモードで28dBとしている。消費電力は180W(待機時0.5W)、外形寸法は212W×180.9H×194.8Dmm、質量は3kg。

入力端子部

付属のリモコン(左)とAndroid TVドングル(右)

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