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公開日 2024/03/01 11:00

Empire Ears、4種類12基のドライバーで空気伝導/骨伝導を使いこなす最上位イヤホン「RAVEN」

限定版に続き通常版が発売
編集部:成藤 正宣
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アユートは、同社が取り扱うEmpire Ears(エンパイア・イヤーズ)ユニバーサルIEMから、ダイナミックドライバー/BAドライバー/静電ドライバー/骨伝導ドライバー計12基のクアッドブリッド構成を採用したフラグシップモデル「RAVEN」を、3月9日に発売する。価格は599,500円(税込)。

「RAVEN」

Empire Earsが2024年の新たなフラグシップ・ユニバーサルIEMとして開発したモデル。2月10日に発売した国内30台限定のリミテッドエディション「RAVEN Launch Edition」に続き、通常モデルの発売日と価格も決定となった格好だ。

デザインと付属品が異なる数量限定“リミテッドエディション”に続き、通常モデルが発売となる

ドライバーユニットは、低域用の9mmダイナミックドライバー「W9+」×2、中域〜高域用のBA(バランスド・アーマチュア)ドライバー×5、超高域用のEST(静電トゥイーター)×4、超低域用の骨伝導ドライバー「W10」×1の4種類/計12基を搭載。

ダイナミック/BA/ESTドライバーの“空気伝導”と、骨伝導ドライバーの“骨伝導”の互いの方式の長所を組み合わせる「デュアル・コンダクション・アーキテクチャー」によって、かつてない没入感のあるピュアなステレオフォニックサウンドを再生するとしている。

片側あたり、ダイナミック/BA/EST/骨伝導4種類のドライバー計12基を搭載

空気伝導と骨伝導、2種類の音の伝え方の長所を組み合わせた「デュアル・コンダクション・アーキテクチャー」

各ドライバーのバランスをとり性能を最大限に発揮するため、「synXクロスオーバー・ネットワーク」をはじめ独自の設計技術を複数採用する。「EIVEC MKIIエンジン」はESTと骨伝導ドライバーとのタイミング/位相/制御を最適化し、「デュアル・トライポート排気口」は筐体内の空気量を適切に調整することで骨伝導ドライバーの動作を最適化。加えて「ARC(アンチ・レゾナンス・コントロール)シャーシ」によって筐体内の不要な振動や共振を排除し、ドライバーの音色を可能な限りピュアに再生することを目指した。

ハウジングは3Dプリント製で、フェイスプレートには316Lステンレススチールを採用。さらにシェルとフェイスプレートの間には「HRC(ハーモニック・レゾナンス・コア)」というポリマー製の音響ステージを配置。金属製のフェイスプレートと相まって音響的な振動を増幅し、音響性能をより高める効果があるという。

316Lステンレススチール製フェイスプレートと、その下の構造「HRC」により、音響振動を増幅する

0.78mm 2pinコネクターでのケーブル着脱に対応しており、付属ケーブルにはPW Audioブランドとのコラボレーションにより開発した特注モデル「R7」を採用。26AWGのコア導体 4本と25AWGのセカンドレイヤー導体をシームレスに組み合わせた構造で、優れた純度の信号伝送を実現しているとのこと。プラグにはロジウムメッキ仕上げの4.4mm 5極バランスプラグを装着する。

ケーブルブランドPW Audioとのコラボレーションモデル「R7」が付属

再生周波数帯域は5Hz - 100kHz、インピーダンスは2Ω@1kHz、感度は108.1dB@1kHz, 1mW。シリコンイヤーピース5サイズ(XS/S/M/L/XL)、レザーキャリングケース、レザーケーブルクリップなどが同梱する。

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