公開日 2023/10/18 12:18

アイ・オー・データ、Android TV対応の録画チューナー「REC-ON」

「RECBOX」には大容量モデル追加
ファイルウェブオーディオ編集部・筑井真奈
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
(株)アイ・オー・データ機器は、録画チューナー「REC-ON」の新型モデルや録画データをダビングできるストレージ「RECBOX」の大容量モデルなどの新製品を発表した。

録画チューナー「HVTR-BCTZ3」

■録画チューナー「REC-ON」がチューナーレステレビなどにも対応



録画チューナー「REC-ON」は、新型モデルとして「HVTR-BCTZ3」が登場。8年ぶりの大型リニューアルとなる。オープン価格だが、市場想定売価は税込38,280円前後、11月中旬発売予定。

新型REC-ONを設置することで、家中のさまざまな場所・デバイスでテレビが視聴できるようになる

3チューナーを搭載し、TVチューナーを搭載しないモニターなどに接続することでテレビが再生できる製品だが、今回Android TV OS版のREC-ONアプリを用意し、Android TV OS機器でも利用可能になる。これにより、例えば近年増えている“チューナーレステレビ”にアプリをインストールして、本機で受信・録画した番組を視聴できる。

Android TVと連携し、REC-ONアプリからテレビが再生できる(※画像は開発途中のものです)

具体的には、「HVTR-BCTZ3」を壁のチューナー端子と接続し、WiFiに接続する。そして、同一ネットワーク上に配置されているFireTV Stickや、アンカー等のモバイルプロジェクターにREC-ONアプリをインストールすることで、Android TV機器のリモコンで操作してテレビがそのまま再生できるようになる。

「HVTR-BCTZ3」の背面端子。HDMI出力も搭載しておりそのままモニター等に出力も可能

つまり、チューナー端子の近くにREC-ONを配置しておけば、家の中のスマートフォンやPCはもちろん、Android TV搭載のテレビやプロジェクターでもテレビ番組を視聴することができる。スマートフォンならば家の外でもテレビが視聴可能。それぞれのデバイスで好きな番組を視聴することができるので、同社スタッフも「テレビ番組の楽しみ方が広がる」とアピールする。

複数の「RECON」があっても、一括で検索・再生ができる

なおREC-ON自体にはストレージは搭載されていないが、外付けHDD等を追加購入することで録画も可能。REC-ONを長く利用するための機能として、旧REC-ONで録画した番組を新REC-ONにそのままダビングできる機能や、最大4台までのREC-ONを1台のREC-ONのようにコントロールし、録画リストをそのまま検索・再生できる機能なども搭載されている。

Amazon専売モデルとして2チューナーモデルの「HVTR-BCTZ2/E」(32,800円/税込・11月上旬発売予定)も発売される。

■「RECBOX」に大容量モデル追加



テレビ番組を録画したHDDをダビングできる「RECBOX」にも新製品を投入。新たに6TBと8TBの大容量モデルを10月下旬より発売する。

録りためたテレビ番組を簡単に別のストレージにダビングすることができる

スマートフォンやタブレット等で自宅の外からでも録画番組が見られる「HVL-RSシリーズ」と、同機能を省くなどした「HVL-LSシリーズ」の2シリーズを用意しており、それぞれについて6TBと8TBモデルが追加される。価格は「HVL-RSシリーズ」の6TBモデルが64,900円(以下税込)で、8TBが73,700円。「HVL-LSシリーズ」は6TBが55,000円、8TBが68,200円。

“推し活”の高まりから大容量モデルへの需要も高いとのこと

■iPadをカメラの外付けディスプレイとする新提案も



同社上記新製品の発表会を開催し、発売中のビデオ・オーディオキャプター「GV-HUVC」「GV-HUVC/4K」も紹介。こちらはカメラのHDMI出力をPCに取り込むことができるキャプチャデバイスで、リモート会議の需要が高まったコロナ禍において爆発的なヒットを飛ばしたという。新しい使い方として、iPadをカメラの外付けディスプレイとして使用する提案も行っていた。

iPadをカメラの外付けディスプレイとして利用する新提案

最新のiPadOS 17から、新たにUVC(USB Video Class)がサポートされる。このアップデートにより、同社のキャプチャデバイスを使用して、iPadをHDMI入力によるディスプレイとして使用することができる。担当スタッフも「これまで映像撮影時にはモニターや電源が別途必要だったが、システムをよりシンプルにすることができる」と新たな使い方をアピールした。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX