Shanling、トップローディング方式のコンパクトCDプレーヤー「EC3」

MUSINは、ShanlingのコンパクトCDプレーヤー「EC3」を6月23日（金）より発売する。価格はオープンだが、税込88,000円前後での実売が予想される。カラーバリエーションはシルバー/ブラックの2色を用意し、本日6月9日より予約受付を開始する。

「EC3」は、“A4用紙1枚分”のコンパクト設計を実現したトップローディング方式のCDプレーヤーで、寝室やデスクの限られたスペースにも設置することができる。トップローディングの魅力を存分に引き出すクリアカバーを採用している。

Philips「CD80」とSanyo「HD850」を組み合わせたCDドライブシステムを採用。Shanlingが30年以上にわたり製造してきた据置型CDプレーヤーの性能に匹敵する、CDの読み取りの高い安定性を実現したとアピールする。

DACには、ESS社のHi-Fi DAC「ES9219C」を採用。専任のエンジニアによる入念なチューニングが施され、暖かみのあるダイナミックで美しいサウンドを実現するとのこと。また、USBドライブからストレージ内のファイル音源の再生が可能。ファイル再生では32bit/384kHz、DSD256までをサポートする。

アンプ回路は高電圧かつノイズレスな高精度オペアンプで知られるLinearin Technology社製の「LTA8092」を中心に、温度変化への耐性と長期信頼性に優れたPanasonic社製タンタル・ポリマーコンデンサを含む「Hi-Fiグレードコンデンサ」を投じて設計。これにより、より暖かみのある落ち着いたサウンドに仕上がったとしている。

デュアルコアIngenic X2000プロセッサーを採用することで、本体のディスプレイ上のユーザーインターフェースの表示や各種設定操作を実現。EC3専用に最適化を行い、スムーズな起動と高いパフォーマンス性能を実現するという。

Bluetooth5.0のレシーバー機能を搭載し、スマートフォンやタブレット等とペアリングすることでストリーミングサービスや端末内の音源も再生できる。コーデックはLDAC/AAC/SBCをサポートする。

専用アプリ「Eddict Player」と連携し、CDの再生/停止/楽曲操作やボリュームコントロール、USBドライブ再生への切り替えからドライブ内の楽曲選択までをアプリ内で操作できる。

RCA出力のボリューム調整が行える独立したボリュームコントロールを装備。RCAコネクタには金メッキ加工を施し、ハイグレードなパーツを採用している。

本体前面のディスプレイには、コンパクト（320×290）なモントローラ製のIPSパネルを搭載。視野角と明るさに優れる、再生情報や各種設定、アルバムのアートワークなどを鮮やかに表示し、再生情報を一目で確認することができる。

背面部には出力端子として、RCA、同軸デジタル、光デジタル（角型）を搭載。前面部には3.5mmヘッドホン出力端子、USBドライブポートも備える。消費電力は15W、外形寸法は188W×68H×255Dmm、質量は2.4kg。