公開日 2023/02/11 18:19

<ヘッドフォン祭>NTT発ブランドnwmの耳を塞がないTWSに注目集まる/PENTACONNから“撮影禁止”のシークレットモデル

WAGNUS.からゲーミングイヤホンの新プロジェクト
編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ポータブルオーディオ機器の展示会イベント「冬のヘッドフォン祭mini2023」が、本日2月11日に中野サンプラザにて開催。本項ではnwmやZMF Headphones、PENTACONN、WAGNUS.、テクニクスなどのブースを紹介する。

nwm

NTTブランド初のコンシューマー向け音響ブランドとして、昨年11月にローンチされたnwm(ヌーム)。「ポタフェス 2022冬 秋葉原」ではGREEN FUNDINGのブースにて、現在クラファン中の耳を塞がない完全ワイヤレス「MWE001」が展示されていたが、nwmブランドとしてのイベント出展は今回が初めてだ。

MWE001

MWE001では独自の「PSZ技術」を使い、空気振動でありながら音漏れのない音楽再生を実現。実機を試聴できるレアな機会ということもあってか、コアなオーディオファンの方々も多く訪れ、その音を体験していた。

また、ブースでは「ボイスフォーカスイヤホン」を参考出展。NTTの特許技術「インテリジェントマイク技術」を用い、“自分の声だけを相手に届ける” というビデオ会議などにうってつけな製品で、実際にマイク性能を試すことが可能となっていた。

ビデオ会議などにぴったりの「ボイスフォーカスイヤホン」が参考出展されていた

自分の声だけを相手に届けることができるというインテリジェントマイク技術を搭載

ボイスフォーカスイヤホンは発売時期未定とのことだが、MWE001の方はアナウンスされていた通り、クラウドファンディング終了後の春頃には一般販売をスタートする予定だという。

テクニクス

テクニクスでは、完全ワイヤレス「EAH-AZ60」「EAH-AZ40」や有線イヤホン「EAH-TZ700」を展示。開幕から常に試聴客で賑わっていたが、今回のイベントでEAH-AZ60/40を初めて聴き、その音質の良さに驚いたという方もいたそうだ。

EAH-AZ60/AZ40

EAH-TZ700

担当者は「耳の肥えたオーディオファンの方にも音が良いと言っていただけて嬉しい。完全ワイヤレスでも音質に妥協していないことをもっと知っていただきたい」と語る。現在も着々と開発を行っているため、「これからの動向にも注目していただきたい」としていた。

ZMF Headphones

ブライトーンのブースでは、同社取り扱いのZMF Headphonesの各製品に加え、MYSPHEREの耳を塞がないヘッドホン「MYSPHERE 3」が展示されていた。

ZMF Headphones最新モデルの「Atrium」

MYSPHERE 3

昨年8月発売の最新モデル「Atrium」をはじめ、「Verite」「Aeolus」などハイエンドモデルが勢揃い。加えてZMF Headphonesからは、他社ヘッドホン用のイヤーパッドも用意されていた。

PENTACONN

PENTACONNのブースでは各種ケーブル製品に加え、3.5mm4極端子を搭載したモデルを展示。これはソニーの新ウォークマン「NW-A300」が3.5mm4極ジャックを備えていることから用意されたもので、今月末よりECサイト限定で、リケーブル製品の3.5mm4極端子バージョンを発売する予定とのこと。

ソニー新ウォークマンに使える3.5mm4極イヤホンが参考出展

そんななか、ブース右端の方には「撮影禁止」の看板付きのリケーブル製品が鎮座していた。仕様から見た目に至るまで未定の状態であり、まずはイベントで音を聴いてもらい、リアクションを見つつ今後のことを決めていくつもりだという。詳細をお伝えできないことが口惜しいが、今後のイベントにてまた登場することを期待したい。

“撮影禁止”のシークレットモデルも登場。こちらの看板は撮影許可を取っています

WAGNUS. / Noble Audio(CIEM)

WAGNUS.からは、同社リケーブル「Zillion Sheep」にオリジナルハンダを用いた“新究極バージョン”「Zillion Sheep "Acqua"」が登場。それ以外にも限定モデルなどが多数用意・販売されていた。

WAGNUS.ではリケーブルを始め多数展示

また、フェイスプレートにネイルアートを施した「ゲーミングイヤホン」も登場。従来のゲーミングデバイスは無骨だったりサイバーだったりと男性向けなデザインのものが多いなか、女性も手に取りやすいものを作ろう、というコンセプトだそう。今回用意されていたのはOEMの既存イヤホンにネイルアートをしたものだが、今後はオリジナル構成で作るなど、「新しいプロジェクトとして展開していきたい」と語っていた。

女性も手を取りやすい、ネイルアートを施した「ゲーミングイヤホン」36

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX