公開日 2020/04/28 12:28

LG、“壁に貼る”4K有機ELテレビ「OLED WX」。GX/CX/BXシリーズも

最新AI対応エンジンや「AIサウンドプロ」搭載
編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
LGエレクトロニクス・ジャパンは、2020年の4K有機ELテレビラインナップとして“OLED WX/GX/CX/BX”の4シリーズ、計9製品を6月上旬より順次発売する。ラインナップの詳細と予想実売価格は以下の通り(価格は全て税抜表記)。

LG、4K有機ELテレビの2020年ラインナップを発表

OLED WX
・OLED 65WXPJA:¥670,000

OLED GX
・OLED 65GXPJA:¥500,000
・OLED 55GXPJA:¥350,000

OLED CX
・OLED 77CXPJA:¥750,000
・OLED 65CXPJA:¥450,000
・OLED 55CXPJA:¥300,000
・OLED 48CXPJA:¥230,000

OLED BX
・OLED 65BXPJA:¥330,000
・OLED 55BXPJA:¥230,000

映像エンジンとして、人工知能を統合させた最新AI対応エンジンを搭載。加えて「Cinema HDR」を搭載しており、DOLBY VISION IQ/HDR10/HLGの3つのHDR規格に対応する。

サウンド面では「AIサウンドプロ」を搭載しており、AIが見ている映像のジャンルを分析し、ドラマ・スポーツ・映画・ニュース・音楽の5つに分類。各ジャンルに合わせたサウンドに最適化しつつ、地上波放送などもバーチャル5.1chサウンドに変換するという。規格としてはDolby Atmosに対応する。

なお、OLED BXは「AIサウンド」搭載で、判別ジャンルは音声・映画・音楽の3つ。バーチャル4.0chサウンドに変換するとのこと。

付属するマジックリモコンは独自AI「ThinQ AI」を搭載しており、「Hi,LG!」と話しかけることで電源のオン/オフや、音量などの操作が可能。他に「Google アシスタント」と「Amazon Alexa」も利用可能となっている。

また、マジックリモコンを使用することで、AIが視聴者の位置や角度を自動認識し、部屋の音響特性も加味してサウンドの最適化を行う「オートサウンドチューニング」機能を利用することが可能。

地上/BS/CSに加えてBC/CSの4Kチューナーを内蔵し、デジタル放送の裏番組録画にも対応。NETFLIXやhuluなどの動画サービスにも対応しており、各コンテンツの4K動画も視聴できる。

他にもPCとテレビのリフレッシュシートを同期させ、ゲームのズレやカクつきを抑える「NVIDIA G SYNCTM Compatible」や、AirPlay2、2台のBluetoothスピーカーを接続してのサラウンド環境化、映像処理をオフにすることで原画質映像を視聴できる「FILMMAKER MODE」などを搭載。

OLED WXは、薄さ約3.9mmパネルの「Picture on Wall」デザインを採用した“壁に貼る”モデル。65型 1種類をラインナップしており、AIプロセッサー「α9 Gen3 AI Processor 4K」と、前方に向かって集中的に音を放つFront Firing方式の60W4.2chスピーカーを搭載する。

OLED WX

OLED GXは、壁面に密着して壁と一体化するという「ギャラリーデザイン」採用の壁掛けモデル。AIプロセッサー「α9 Gen3 AI Processor 4K」を搭載しており、65型と55型をラインナップ。

OLED GX

OLED CXは、同社の有機ELテレビ初の48型をはじめ、55型、65型、77型という豊富なサイズ展開が魅力だというモデル。フレーム約幅3.3mmの「Cinema Screen」デザインを採用し、AIプロセッサーには「α9 Gen3 AI Processor 4K」を搭載。

OLED CX

OLED BXは、AIプロセッサーに「α7 Gen3 AI Processor 4K」を搭載する、「Cinema Screen」デザイン採用モデル。ラインナップは65型と55型の2種類となる。

OLED BX

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX