LGブースの様子をレポート

<CES>LGブースに最新8Kテレビ勢揃い。ゲーミング対応の48型4K有機ELにも注目

折原一也
2020年01月09日
8K液晶/有機ELが勢揃い!48型有機ELはゲーミング向けにプッシュ

「CES 2020」のLGブースでは、プレスカンファレンスで発表された同社の8K有機EL/8K液晶テレビの新モデルと共に、ゲーミング関連の出展が多数行われていた。

LGブースは毎年恒例の曲面有機ELを利用したゲートが今年も登場。200個の55型OLEDで構成される

LGの2020年有機ELラインナップでは、8K有機ELテレビ「ZXシリーズ」を展示。テレビコーナーには通常の4Kモデルの展示はなく、もはや8Kの中で機種を選ぶ状況だ。8K液晶テレビではNanoCell技術を用いた “NanoCell TV”「Nano 9シリーズ」を展示していた。

8K有機ELは88/75型とも展示

8K液晶テレビ “NanoCell TV” は75型を出展するが、視聴ソースはYouTube


プレスカンファレンスでも言及のあった、コントラストモジュレーションレベル50%以上の「8K ULTRA HD」を強調

LG独自の映像プロセッサー「α9 gen3 AI Processor」もデモンストレーション。ディープラーニングにより人物の顔をきちんと美しく描写する「AI Picture Pro」や、文字についても専用の機能を搭載するなど、昨年からさらなる高画質化を実現した。サウンド面ではステレオ音声をバーチャル5.1ch化する「AI Sound Pro」を搭載。会場ではこれらAIテクノロジーによるインテリジェントな高画質化デモが行われていた。

「α9 gen3 AI Processor」による高画質化デモ

4K有機ELテレビはシリーズをデザインで見せる展開に突入。“ローラブル” の「RXシリーズ」は巻き取り式のデモ、「WXシリーズ」は壁貼り設置と、テレビの性能訴求よりショールームのような展示がメインだ。

通常ラインナップとして発売される “ローラブル” 4K有機ELテレビ「65RX」

壁貼りデザインのコンセプトを踏襲する4K有機ELテレビ「65WX」

有機ELテレビの中で実は注目のモデルが、今までにない48型の4K有機ELパネルを採用した「LG 48CX」。テレビコーナーではなくゲーミングコーナーに出展しているが、「α9 gen3 AI Processor」搭載をはじめとして、機能面はテレビと共通。日本の市場性を考えると、少し小さめで高画質な選択肢として注目機種だ。

今までにないパネルサイズの48型4K有機ELの「LG 48CX」

「27GN950」は27インチ4Kで144Hz駆動(O/C 160Hz)対応。G-SYNC、DisplayHDR 600もカバー

なお「LG 48CX」は、LGの2020年ラインナップの家庭向け薄型テレビとして初めてNVIDIAの「G-SYNC」にも対応。PCゲームの処理の重さによってレートが可変する問題にも対処できる。

12月に発売された34型の湾曲34型IPS液晶モニター「34GN850」。G-SYNC対応、DisplayHDR 400をカバーする

試作展示としては8K解像度で80型の「mini LED」のテレビを出展

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