画質はフラグシップ機と同等

LG、4K/HDR有機ELテレビ「G8P/E8P/C8P」。新エンジン「α9」搭載、ドルビーアトモス対応

編集部:小野佳希
2018年04月12日
LGエレクトロニス・ジャパンは、4K/HDR対応有機ELテレビ“LG OLED”最新モデル全5シリーズを発表。本稿では、最上位機「W8P」同様に有機EL専用に開発した新映像エンジン「α9 intelligent Processor」を搭載した「G8P」「E8P」「C8P」の3シリーズについて紹介する。C8Pシリーズの77型モデルが6月中旬、65型モデルが5月中旬発売で、それ以外のモデルの発売日は4月20日となる。

G8Pシリーズ

■G8Pシリーズ
・OLED 65G8PJA(65型)¥OPEN(予想実売価格82万円前後)

■E8Pシリーズ
・OLED 65E8PJA(65型)¥OPEN(予想実売価格71万円前後)
・OLED 55E8PJA(55型)¥OPEN(予想実売価格49万円前後)

■C8Pシリーズ
・OLED 77C8PJA(77型)¥OPEN(予想実売価格170万円前後)
・OLED 65C8PJA(65型)¥OPEN(予想実売価格66万円前後)
・OLED 55C8PJA(55型)¥OPEN(予想実売価格44万円前後)

LG有機ELテレビ2018年モデルのラインナップ一覧

3シリーズとも画質面の基本性能は共通で、、有機EL専用映像エンジン「α9 Intelligent Processor」を新開発し、搭載。チューナーは3基で、USB-HDDへの裏番組ダブル録画にも対応。HDMI入力端子は4系統を装備している。

E8Pシリーズ

C3Pシリーズ

シリーズごとの違いは主にスピーカーの能力で、G8Pはディスプレイと別筐体の3ウェイスピーカーを採用。E8PとC3Pは一般的なテレビ同様の内蔵スピーカーで、E8Pがトゥイーター/ミッドレンジ/ウーファーの構成であるのに対し、C3Pはフルレンジとウーファーによる構成を採用している。

G8Pシリーズのスピーカー部
なお全シリーズとも、一般的に多い下向きスピーカーでなく、前方に向かって集中的に音を放つ「Front Firing」方式を採用し、音質に配慮している。また全機種がドルビーアトモスに対応している。

HDRは、フラグシップ機のW8P同様に、同社では「Cinema HDR」と呼称。ドルビービジョン、Advanced HDR by technicolor、HDR10、HLGの4つの規格をサポートし、ひかりTVとNETFLIXのドルビービジョンおよびHDR10コンテンツが視聴可能だ。HLG映像の視聴には他社が提供するセットトップボックスが必要。「Cinema HDR」では、独自アルゴリズムでシーンごとに本来あるべき輝きと色彩を与えるという。

有機EL専用映像エンジン「α9 Intelligent Processor」では4段階のステップでノイズを除去。多くのフレームを比較してノイズを検索して除去するプロセスを2段階実施し、さらにバンディング低減フィルターを2回適用してノイズを補正。これによってなめらかな階調や色調を再現するとしている。

有機EL向けに専用開発して各種性能を向上させた新エンジンを搭載

2018年モデルの高画質化処理の流れ

あわせて、画像内の周波数を分析することでオブジェクトのテクスチャーをより鮮明にし、エッジをシャープに再現。また映像内の背景と手前のオブジェクトを識別し、コントラストを高めて表現することで、圧倒的な奥行き感を実現するという。

4段階のノイズリダクションを実施

さらに、色データを分析して主な色間のコントラストを強調。より鮮明な色再現を図る。「True Color Accuracy Pro」により、映像の“正しい色”を緻密に解析するとのことで、数万もの色座標サンプル(LUT:ルックアップテーブル)を使用して、本来ある色を正確に表現するという。また4K HFR規格にも対応。USB端子からの信号入力時には秒間120フレームでの表示が可能で、スポーツなど動きの激しいコンテンツもブレをほとんど感じさせないなめらかでシャープな表示を楽しめるとしている。

イメージエンハンサーとカラーマッピングの改善でも高画質化を図った

ハイフレームレートにも対応

画質面ではそのほか2017年モデルの一部が発売後のアップデートで対応した、technicolorのカラーオプティマイズ技術を活用した画質モード「technicolor エキスパートモード」(関連ニュース)を最初から搭載。SDR映像をHDR相当にアップコンバートする「HDR効果モード」も引き続き搭載している。なおパネルのダイナミックレンジを示すstops数は、2017年モデルから引き続き21stopsとなる。

Bluetoothレシーバー機能により、本スピーカーをスマートフォンからの音楽再生に利用することも可能なほか、本体に音楽プレーヤー機能も搭載。歌詞表示機能も備え、再生中の曲の歌詞をシンク表示することができる。

AI音声アシスタント機能「ThinQ AI」を搭載。付属のマジックリモコンの音声リモコンボタンを長押しして話しかけると、AIによって目当てのコンテンツの検索やアプリの起動、設定の変更などの操作を行える。

ただし、ThinQ AI機能は現時点(2018年4月)では日本語には非対応。英語やドイツ語、スペイン語など10言語での対応となる。

また、スマートテレビ機能を担うweb OSが進化。Androidスマートフォンの画面をミラキャストで投映する際に、これまではテレビ画面では全画面表示となっていたところ、テレビ画面にスマホ画面を重ねるオーバーレイ表示ができるようになり、さらにマジックリモコンで操作できるようになった。同社では本機能を「モバイルコネクションオーバーレイ」と命名している。

オーバーレイでのスマホ画面表示が可能に

本機を始めとする同社製有機ELテレビ2018年モデル購入者にBDプレーヤー「UBK80」をプレゼントするキャンペーンも展開。ホームクリーニング機「LG styler」も購入すると5万円分のギフトカードもプレゼントされる。

キャンペーン期間は4月20日〜7月1日で、応募締切は7月8日(当日消印有効)。販売店店頭に設置してある専用応募封筒での応募を受け付けている。

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