公開日 2019/10/23 13:07

ケンウッド、前後撮影対応2カメラドラレコ「DRV-MR745」。広視野角やスモークガラス対応など撮影性能強化

夜間撮影に強い1カメラタイプ「DRV-650/W650」も
編集部:川田菜月
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株式会社JVCケンウッドは、ケンウッドブランドより、ドライブレコーダーの新ラインナップ3機種を発表。前後同時撮影対応の2カメラタイプ「DRV-MR745」を11月中旬から、ナイトモードで鮮明な夜間撮影も可能な「DRV-650」「DRV-W650」を11月下旬から発売する。価格はオープンだが、DRV-MR745が3万円前後、DRV-650が2万円前後 、DRV-W650が2.5万円前後の実売を想定する。

2カメラタイプ「DRV-MR745」

「DRV-650」

2カメラタイプの「DRV-MR745」は、従来モデル「DRV-MR740」の上位機種として撮影性能を強化。新たにリアカメラに「スモーク シースルー機能」を搭載し、リアガラスがスモークガラスでも後方からの状況を鮮明に記録可能。リアガラスに合わせて設定を3段階で調整できる。

フロント/リアカメラともにF1.8の明るいレンズを採用、録画品質はフルHDでフレームレトは27.5fps。約210万画素の1/2.7型 カラーCMOSセンサーを搭載する。フロントカメラは撮影範囲を水平122度、垂直63度、対角150度と広視野角のものとし、高精細でより広い範囲の映像録画を実現する。

さらにHDR機能も備えており、逆光やトンネルの出入り口、夜間走行時の照明など、明暗差が激しい環境時におきやすい「白とび」や「黒つぶれ」も抑制する。フロントカメラのディスプレイは2.7型 フルカラーTFT液晶を採用している。

録画機能は4つ。エンジンのON/OFFに連動し自動録画する「常時録画」、手動で操作して常時録画とは違う記録フォルダにデータ保存ができる「手動録画」、前後/左右/上下の3軸Gセンサー搭載により突発的な衝撃や急激な速度変化などを検知すと自動的に録画して専用フォルダに記録する「イベント記録」、別売の車載電源ケーブル「CA-DR350/DR150」を用いて最長24時間の駐車監視録画が可能な「駐車監視録画」に対応する。

なお、駐車監視録画機能では、衝撃や動体の検知にも対応。検知前の5秒間と検知後の5秒間の計10秒間の録画が可能で、駐車録画が終了する前にさらに衝撃または動体を検知すると駐車監視録画が最大1分間延長する。また本機には長時間録画への対応として、32GBのmicroSDHCカードを同梱する。

他にもドライブサポート機能として各種アラート機能を装備。「前方衝突警告」「車線逸脱警告」、前方車両に対して遅れを検出した際の「発進遅れ警告」、長時間運転時にアラートする「リフレッシュ通知」のほか、Gセンサーにより車の動きを検出して運転の仕方を自動診断する「エコドライブ表示機能」なども搭載する。

外形寸法/質量は、フロントカメラが87.9W×50.6H×34.4Dmm(ブラケット取り付け時高さ最大84.0mm)/108g、リアカメラが44.0W×40.4H×33.0Dmm(ブラケット取り付け時高さ最大76.0mm)/35g。

「DRV-W650」は無線LAN機能を搭載

「DRV-650」「DRV-W650」は1カメラタイプの新モデル。暗さに強いとするソニー製CMOSセンサー「STARVIS」を採用し、NIGHT MODE(ナイトモード)では暗いトンネルや夜間でもクッキリとした映像録画を可能としている。またレンズもF1.8と明るいものを搭載し、総合的な画質向上も図られている。

視野角は水平117度、垂直60度、対角142度と広い範囲の録画にも対応。映像品質はフルHD、フレームレートは1080p/27.5fpsに加えて、新たに1080p/55fpsにも対応することで、より滑らかな動画とブレの少ない静止画再生を実現するとのこと。また本機もHDR機能を搭載、ディスプレイは2.7型 フルカラーTFT液晶を採用する。

Gセンサーを内蔵。録画機能や運転支援機能は、上述のDRV-MR745と同様の機能を搭載する。この他、DRV-W650には無線LAN機能を搭載。専用スマホアプリ「DRV Link」を用いて、直接スマートフォンに動画を転送・保存したり、手動での録画転送や衝撃を検知した際に自動で動画転送(20秒間の動画ファイル)なども行える。

外形寸法は90.2W×49.1H×37.2Dmm(ブラケット装着時高さ最大77mm)、質量はDRV-650が104g、DRV-W650が108gとなる。付属のmicroSDカードは16GB。

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