公開日 2019/02/21 11:15

サムスン、スマホからワイヤレス充電できる完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」

新たなウェアラブルデバイスも
編集部:小澤貴信
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韓国サムスン・エレクトロニクスは現地時間2月20日、Galaxyウェアラブルシリーズのラインナップとして、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」やウェアラブルデバイス「Galaxy Watch Active」「Galaxy Fit」を発表した。

「Galaxy Buds」「Galaxy Watch Active」「Galaxy Fit」を発表

完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」は、同じサムスングループのイヤホン/ヘッドホンブランド AKGのサウンド技術を採用することで音質を高めたとする。価格は129.99ドルで、海外では3月8日に発売される。カラーバリエーションはブラック/ホワイトの2色。

加速度センサーやタッチセンサーなど5種類のセンサーを内蔵。ドライバーは5.8mm口径ダイナミック型を搭載する。Bluetoothは5.0で、SBCやAACコーデックに対応する。

「Galaxy Buds」

単体で最大6時間のBluetooth音楽再生が可能で、充電ケースからは最大7時間分の充電が行える。イヤホン本体へのクイックチャージにも対応し、15分の充電で1.7時間の再生が行える。ワイヤレス給電機能を備えた同社の最新スマートフォン「Galaxy S10」から、Galaxy Budsをワイヤレス充電することも可能だ。

Ambient Soundモードを用いれば、周囲の環境音をクリアに聴き取りつつ同時に音楽を楽しむことができるとしている。また、左右イヤホンそれぞれの内側/外側に配置したマイクについても強化しており、騒音下でも声を明確に集音できるとのこと。

サムスンの音声認識技術「Bixby」とも統合されており、スマートフォンを操作することなくBixbyを呼び出すこともできる。本体の外形寸法は17.5W×19.2D×22.3Hmm、ケースの外形寸法は38.8W×70D×26.5Hmm。

なお、期間限定で「Galaxy S10」または「Galaxy S10+」を予約注文したユーザーにこのGalaxy Budsがプレゼントされる。

スマートウォッチ型のウェアラブルデバイス「Galaxy Watch Active」は新たに血圧測定機能を搭載。カリフォルニア大学サンフランシスコ校(UCSF)と共同開発したアプリ「My BP Lab」(3月15日から提供開始予定)と組み合わせて、日々の血圧の変化を記録することが可能となる。

「Galaxy Watch Active」

ほかにも呼吸エクササイズなどを通じてストレスレベルを管理する機能、ランニングやバイクなどのエクササイズの種類まで自動認識して記録してくれるフィットネストラッキング機能も備える。

Under Armour、Spotify、Stravaなどのサードパーティー製アプリにも対応。Bixbyの音声認識機能を使って、電話をかけたりメッセージを送信することもできる。

スリムなウェアラブルデバイス「Galaxy Fit」はGalaxy Watch Activeと同様に自動でエクササイズの種類を認識して、フィットネスを記録してくれる。また、「Samsung Health」アプリから手動で90種類以上のアクティビティを選択しておくと、本デバイスが選択したワークアウトを自動認識して追跡してくれる。睡眠分析機能、ストレスレベルの管理機能も強化された。

ほか、スマートフォンから同期されたウィジェットを確認したり、旅行などでタイムゾーンを移動すると自動的にデュアルクロックを表示したりといった機能も備える。

なお、Galaxy Watch ActiveおよびGalaxy Fitはともに防水性能を備えており、シャワーやプールの際にも着用できるとのこと。Galaxy Watch Activeは価格が199.99ドルで3月8日発売。Galaxy Fitは2019年第2四半期に登場予定となる。

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