• ブランド
    特設サイト
公開日 2016/10/13 21:47

オーディオテクニカ発表会詳報。「ワイヤレスでも高音質・高機能」をアピール

ホームユースとしてレコード関連製品にも注力
編集部:小澤 麻実
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
既報のとおり、オーディオテクニカは本日新製品発表会を開催。フルデジタルBluetoothヘッドホン「ATH-DSR9BT」やカナル型イヤホン「LSシリーズ」、アナログプレーヤー「AT-LP5」、VMカートリッジなどを発表した。発表会では、同社代表取締役社長である松下和雄氏が挨拶を行った。

オーディオテクニカ 松下和雄氏

昨年発表したSOLID BASSシリーズの新モデルは多数の支持を獲得し、堅調な売れ行きを記録しているとのこと。またART MONITORシリーズも「根強いファンの存在を改めて実感している」という。特にATH-A2000Zは、VGP 2016においてヘッドホン大賞を受賞した。

国内外でオーディオテクニカ製品は高い評価を獲得しており、国内ヘッドホンシェアは7年連続No.1となっている

このように新製品が好調だったこともあり、7年連続ヘッドホン国内シェアNo.1を獲得。ATH-MSR7が「Reviewed.com」で2015 Best Headphones of the Yearを、ATH-R70xがNAMM 2016のTECアワードを受賞したことも紹介し「国内はもちろん海外でも高い評価を得ることができました。グローバル化の推進が功を奏したものと思います」と語った。

また、グラミー賞やSUMMER SONICなどへに今年も協賛を行い、マイクを提供したことも紹介。リオ五輪にもマイク提供を行ったことをアピールし「東京五輪にも、技術に磨きをかけて臨みたい。日本メーカーとして世界と渡り合えるよう、グローバル化を推進していく考え。成瀬本社から、社員一丸となって大きなエネルギーを発信していきたいと思っています」と語った。

グラミー賞やサマソニなどを継続的にサポートしている


リオ五輪にもマイクを提供。東京五輪に向けてさらに技術に磨きをかける考えだという
続いて登壇したのは、同社広報宣伝課 マネージャーの松永貴之氏。今年の新製品は「ホームユース」と「ポータブルユース」がテーマと説明した。

オーディオテクニカ 松永貴之氏

「ホームユース」製品としては、VMカートリッジを刷新。2008年にスタートした「レコードストアデイ」をきっかけにアナログ市場は拡大しており、2014年には3億4,700万円という、前年比50%増の市場に成長した。世界的に見ても日本国内のレコード売上げ枚数は多いという。そんななか、今回発表される新VMカートリッジは、コイルを一新し高解像度と中高域のボリューム感を両立。ユーザーの好みにあわせて針とボディの組み合わせを変え、音の違いを楽しめるモデルになっているという。ターンテーブルも実に7年ぶりに新モデルを投入した。

2008年以降、アナログレコード市場は大きく成長している

レコードの売上げ枚数も、日本は世界的に見て多いと紹介された

また、ニーズが高まっているポータブル製品については、既に発売中のMSRシリーズやCKRシリーズを統合し、同社の掲げるコーポレートメッセージ「Always Listening」を体現するような製品を揃える「SR(Sound Reality)シリーズ」をアピールする。

ポータブル製品のなかでも特に高音質を追求したものをSR/DSRシリーズ(ATH-SR9/ATH-DSR9BTなど)にラインナップ。普段でもフェスやライブ会場の熱気を感じられる音を楽しめる製品として、LSシリーズ(ATH-LS400など)を、ポータブル性を重視しファッションアイテムとしても活躍する製品として、ARシリーズ(ATH-AR5BTなど)を用意した。

今回特に注力したのは「ワイヤレス」とのこと。イヤホンジャックを廃したiPhone7の登場により注目を集めているジャンルだが、今後より高音質・高機能が求められるようになると見ていると語る松永氏。「これまでは『主力モデルのワイヤレスバージョン』というご紹介でしたが、今回は『Bluetooth対応』を前面に押し出すラインナップになっています」と説明した。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 Apple Musicも聴ける高コスパ ネットワークプレーヤーeversolo「DMP-A8」。音質と使いこなしを徹底検証
2 Amazon Prime Videoの人気8チャンネルが2ヶ月間99円に!GW期間中キャンペーン
3 「キャリブレーション」で4Kテレビの真価を引き出す!有機ELと液晶モデルで実践してみた結果
4 『鬼滅テレビ -柱稽古編放送直前SP-』5/4 13時25分から無料配信
5 オスカー受賞『ゴジラ-1.0』4K UHDをフラゲ!特典盛りだくさんのパッケージ開封の儀
6 Beats、ブランド史上最小の完全ワイヤレス「Solo Buds」。ケースにバッテリー非搭載
7 ソニー、4スピーカーで立体音響を実現するシアターシステム「HT-A9M2」。新スピーカーで高音質化
8 コンパクトでハイコスパ、そして音が良い! Kanto Audio「YU2」がデスクでのスピーカー再生を楽しくする
9 明るく低遅延な4Kプロジェクター「X300G」がゲームプレイに最適!映像モードもゲームジャンルに最適化
10 クリプトン、内部配線材と吸音材を強化したピアノ仕上げ・密閉型スピーカー「KX-0.5P II」。バイワイヤリングも対応
5/1 11:17 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー192号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.192
オーディオアクセサリー大全2024~2025
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2024~2025
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.21 2023 WINTER
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.21
プレミアムヘッドホンガイド Vol.31 2024 SPRING
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.31(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2023受賞製品お買い物ガイド(2023年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2023年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX