公開日 2010/04/27 13:00

ヤマハ、3Dパススルー対応のエントリーAVアンプ「RX-V567」「RX-V467」を発売

HDオーディオに「シネマDSP」が対応
ファイル・ウェブ編集部
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ヤマハは、エントリークラスのAVアンプ新製品として、「RX-V567」「RX-V467」を6月下旬に発売する。

・7.1chAVアンプ「RX-V567」 ブラック/シルバー ¥61,950(税込) 6月下旬発売
・5.1chAVアンプ「RX-V467」 ブラック ¥49,350(税込) 6月下旬発売
・iPod/iPhone用ユニバーサルドック「YDS-12」 ¥10,500(税込) 6月上旬発売


RX-V567

RX-V467
「RX-V567」はAX-V565の、「RX-V467」はAX-V465の後継にあたるモデル。65シリーズからの進化点としては、3D信号のパススルーおよびオーディオリターンチャンネル(ARC)に対応したこと、一部制約はあるもののHDオーディオ再生時にシネマDSPを利用できるようになったことが挙げられる。また別売りのドックを利用してiPhoneに対応したこと、消費電力を削減したことなども特徴。「65シリーズが中域を重視した聴き心地の良い音質に仕上げたのに比べ、67シリーズではレンジを伸ばし解像度を高めた。聴感上のS/N比も上がっている」(同社担当者)と音質も進化させたという。

なおエントリー〜ミドルモデルの型番に使われていた「AX-」は本機以降、世界共通となる「RX-」へと変更する。


RX-V567のみカラーはブラック/シルバーの2色

RX-V567(左)と旧モデルAX-V565(右)。大きさはあまり変わらない


フロントパネルはシンプルなレイアウト

RX-V567/V467の外観はほぼ同じ
実用最大出力は「RX-V567」が115W(6Ω)×7、「RX-V467」が140W(6Ω)×5。ドルビーTrueHDやDTS-HD Master Audio、DSDのデコーダーを搭載する。「RX-V567」のみアップスケーリング、アップコンバージョン機能を搭載するほか、メニュー画面のオンスクリーン表示に対応している。

2モデルとも同社独自の音場創成技術「シネマDSP」は17個のサラウンドプログラムを搭載。これまでエントリークラスのAVアンプはHDオーディオ再生時に「シネマDSP」を使用することができなかったが、RX-V567/V467では初めて使用できるようになった。ただし、DTS-HDはコア部分のみの適用となる。

Ver1.4aのHDMIを入力4/出力1系統装備。3D映像信号のパススルー、HDMIケーブル1本だけで映像と音声両方の信号が伝送できるARC(オーディオリターンチャンネル)に対応する。4K/2K、HEC(HDMIイーサネットチャンネル)には非対応。HDMIリンク機能はパナソニック/東芝/日立/シャープ/三菱の5社に対応。テレビ側のリモコンで本機の電源オンオフ、音量調整、入力切り替えが行える。

3D信号のパススルー出力に対応

ARCにも対応する

消費電力は175W。省エネ性能を重視し、通常スタンバイ時の待機時消費電力を0.2W以下に抑えた。またスタンバイスルーをオンにすれば、AVアンプがスタンバイの状態でもHDMI接続したレコーダーなどを操作できるが、この場合の待機時消費電力は3.0W以下となっている。

筐体サイズは435W×151H×363Dmmと、従来モデルAX-V565/465から高さ2cm、奥行き2cmスリムになった。デザインはリビングに調和し、薄型テレビやレコーダーともマッチする外観にしたという。背面にDock端子を装備し、iPhoneに対応したユニバーサルドック新モデル「YDS-12」を接続して、iPhone/iPod内の音楽を再生することができる。「YDS-12」使用時にシネマDSPを使用することも可能。対応モデルはiPod classic、iPod nano、iPod mini、iPod touch、iPhone、iPhone 3G/3GS。

YDS-12

iPhoneに対応したYDS-12

また従来モデルでは、フロント2ch以外のスピーカーターミナルがバネの仕様だったが、本機では全チャンネルでバナナプラグにも対応するスクリュー式スピーカーターミナルに変更している。「RX-V467」はサラウンドバック用プリアウト端子も装備し、外部アンプを接続することで7.1chへの拡張も可能だ。


RX-V467のリアパネル。出力端子部を白く色分けし、判別しやすくした

RX-V567とRX-V467のリモコン


RX-V567のみオンスクリーンに対応。セットアップメニュー画面

自動電源オフなどエコ機能も搭載する
「RX-V567」は、2ch再生時にフロントスピーカーの低音側と高音側を内蔵パワーアンプの独立したチャンネルでドライブするフロントバイアンプ駆動に対応する。またRX-V567のみアップコンバージョン機能を搭載。HDMI端子経由のデジタル信号はもちろん、D端子、コンポーネント端子からのアナログ信号を1080pに変換してHDMI端子1本で出力できる。さらにDVDなどのSD画質を1080p信号に変更できるビデオスケーラーも搭載している。

【問い合わせ先】
ヤマハ(株)お客様コミュニケーションセンター
TEL/0570-011-808(ナビダイヤル)

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  • ジャンルAVアンプ
  • ブランドYAMAHA
  • 型番RX-V467
  • 発売日2010年6月下旬
  • 価格¥49,350(税込) 
【SPEC】●実用最大出力:140W(6Ω)×5ch ●入力端子:アナログ×5、デジタル×4(光2、同軸2)、DOCK、ステレオミニ、コンポーネント×2、D4×2、コンポジット×5、HDMI×4 ●出力端子:SP OUT 5ch、サブウーファーOUT、PRE OUT×2、コンポーネント、コンポジット、D4、コンポジットAV OUT、HDMI×1 ●消費電力:175W ●外形寸法:435W×151H×364Dmm ●質量:8.4kg
  • ジャンルAVアンプ
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  • ジャンルその他
  • ブランドYAMAHA
  • 型番YDS-12
  • 発売日2010年6月上旬
  • 価格¥10,500(税込)
【SPEC】●入出力端子:1系統 ●対応AV機器:RX-V467、RX-V567、その他のドックポート対応のヤマハAV機器 ●外形寸法:89W×37H×86Dmm ●質量:160g
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