公開日 2004/08/05 16:55

【Wooo新製品発表】新開発のハイビジョンパネルを搭載したプラズマ&液晶「Wooo」

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

「W42-P7000」
●(株)日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループは、新開発のハイビジョンパネル、新しいデジタル高画質処理回路などを搭載し一層の高画質化を実現した「Woooシリーズ」プラズマテレビ3機種、ならびに液晶テレビ2機種を発表した。それぞれの内訳は下記の通り。

プラズマテレビ
■42V型「W42-P7000」/2004年9月1日発売/\672,000(税込)
■37V型「W37-P7000」/2004年9月15日発売/\546,000(税込)
■32V型「W32-P7000」/2004年9月7日発売/\420,000(税込)


「W37-P7000」

「W32-P7000」
液晶テレビ
■32V型「W32-L7000」/2004年9月1日発売/\441,000(税込)
■27V型「W27-L7000」/2004年9月1日発売/\315,000(税込)

「W32-L7000」

「W27-L7000」

既発売の55V型「W55-P5500S/U」に今回発表の「7000シリーズ」が加わり、大画面フラットテレビ「WOOO」シリーズのラインナップがさらに強化される。本日はさらに各モニター製品と組み合わせ、テレビの視聴・録画を楽しむAVCステーション新製品4モデルも発表された。

AVCステーション
■「AVC-HRD7000」/10月1日発売/\315,000(税込)
ー400GB HDD+DVDレコーダー搭載、U/V 地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵
■「AVC-HR7000」/9月1日発売/\231,000(税込)
ー160GB HDDレコーダー搭載、U/V 地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵
■「AVC-H7000」/9月7日発売/\147,000(税込)
ーU/V 地上・BS・110度CSデジタルチューナー内蔵
■「AVC-7000」/9月24日発売/\84,000(税込)
ーU/Vチューナー内蔵


「AVC-HRD7000」

AVCステーション「7000シリーズ」のラインナップ
今回発表された各新製品どうしを自由に組み合わせ、高品位なハイビジョン映像の視聴・録画を快適に楽しむホームシアターを構築することができる。


デジタルメディア事業部 マーケティング本部 FPD商品・販売企画部部長 吉野正則氏
本日新製品の記者発表会が開催された。会場では同社のディスプレイ製品責任者である吉野氏が登壇し、新製品の特徴と販売戦略を語った。吉野氏は今回発表された「7000シリーズ」と55V型プラズマディスプレイのラインナップにより、「“日立は全サイズハイビジョン”をユーザーに訴えかけながら、より“奥行きの表現力”を増した高画質、録画もできるテレビ、洗練されたデザインなど日立製品独自の高い付加価値をアピールしていきたい」と抱負を語った。

以下に各新製品について、その特徴となる点をご紹介していこう。

プラズマテレビ
「W42-P7000」/「W37-P7000」/「W32-P7000」

プラズマテレビ各製品は同社のグループ企業である富士通日立プラズマディスプレイ(株)が新たに開発した「アドバンスドALISパネル」を発展させ、蛍光体塗布面積の拡大と新開発蛍光体を採用し、42V型で1,200カンデラの高輝度を実現している。パネル前面には外光の反射を効果的に抑える新開発のフィルターを採用することにより、明るい環境下でのコントラストを一層向上させている。

新開発のデジタル高画質処理技術「Picture Master」では、同社の高機能・高速プロセッサー「DIPP(Digital Image Pixel Processor)」を発展させた「DIPP+」の高度な画像認識技術により、これまでのプラズマテレビの画質と比べ、さらに「奥ゆき感」の表現力に富んだ画質を実現させている。また「Picture Master」の高速演算処理能力により、合計686億色相当の豊かな階調表現力が獲得されている。

外観は落ち着いた「WOOO」シリーズならではの高級感あふれるデザインを採用。パネル枠部の透明アクリル板にはミッドナイトサファイア色を裏面から印刷し、より深みのある仕上がりとしている。パネルの上下には無垢アルミ材のビームを配置し、高級感を引き立てている。リモコン操作でモニターの向きを左右30度可変できるリモートスイーベル機構がプラズマ各機種に搭載されている。

液晶テレビ
「W32-L7000」/「W27-L7000」
液晶テレビシリーズでは、特に32V型モデルで採用された、(株)日立ディスプレイズ製の16対9リアルハイビジョンアスペクト比の新開発AS-IPSハイビジョンパネルが特徴となる。視野角の広いパネルに、同社独自のワイドビューフィルターを組み合わせ、さらに広い視野角の実現へと結びつけている。27V型モデルにおいても新開発のハイビジョン液晶パネルの採用により、16対9のリアルハイビジョンアスペクト比と広い視野角を実現している。またそれぞれのモデルで高速液晶材とオーバードライブ技術を適用し、より一層の高速応答速度が獲得されている。

液晶テレビ両モデルには、プラズマテレビで採用されているリモートスイーベル機構に加え、前方約3度、後方約5度まで傾きが調節できるチルト機構が搭載されている。

AVCステーション
「AVC-HRD7000」/「AVC-HR7000」/「AVC-H7000」/「AVC-HRD7000」

AVCステーションでは、殊に「AVC-HRD7000」において、HDDだけでなく、DVDへの録画が可能になった点が注目される。本機にはDVD-RAM/-RW/-Rへの録画と+RW/+Rの再生が可能な(株)日立エルジーデータストレージ製ドライブが搭載され、多彩なメディアの録画と視聴が楽しめる。ハードディスクは日立グローバルストレージテクノロジーズ製の400GBの大容量ディスクが搭載され、ディスクの残りを気にせずに録画ができる。コピーワンスコンテンツはCPRM対応のDVD-RAM、DVD-RWへムーブして保存が可能だ。その他、再生速度を0.8倍に下げ、台詞などの音声を聞き取りやすくする「ゆっくり再生機能」や「音声付1.5倍速再生」など便利な機能も搭載している。

【問い合わせ先】
(株)日立製作所 ユビキタスプラットフォームグループ
お買い物相談センター
TEL/0120-312111

(Phile-web編集部 山本)

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
製品スペックを見る
  • ブランドHITACHI
  • 型番本文を参照
  • 発売日本文を参照
  • 価格本文を参照
【SPEC】
[W42-P7000]●画素数:1,024×1,024 ●輝度:1,200カンデラ ●音声出力:12W+12W ●入力端子:専用モニター入力端子 ●消費電力:300W ●外形寸法:1,230W×756H×348Dmm ●質量:42.0kg
[W37-P7000]●画素数:1,024×1,024 ●輝度:1,100カンデラ ●音声出力:12W+12W ●入力端子:専用モニター入力端子 ●消費電力:270W ●外形寸法:1,139W×693H×348Dmm ●質量:35.2kg
[W32-P7000]●画素数:852×1,024 ●輝度:1,100カンデラ ●音声出力:12W+12W ●入力端子:専用モニター入力端子 ●消費電力:202W ●外形寸法:1,030W×626H×348Dmm ●質量:31.0kg

[W32-L7000]●1,366×768 ●輝度:500カンデラ ●音声出力:12W+12W ●入力端子:専用モニター入力端子 ●消費電力:148W ●外形寸法:839W×680H×340Dmm ●質量:23.3kg
[W27-L7000]●1,280×720 ●輝度:550カンデラ ●音声出力:12W+12W ●入力端子:専用モニター入力端子 ●消費電力:120W ●外形寸法:706W×590H×340Dmm ●質量:16.6kg

[AVC-HRD7000]●チューナー:地上アナログ/デジタル、BS・110度CSデジタルチューナー ●HDD容量:400GB ●録画可能メディア:HDD/DVD-RAM/-RW/-R ●再生可能メディア:DVD-RAM/-RW/-R/+R/+RW ほか ●入力端子:コンポジット×4、S映像×3、D4×2、RGB×1、i.Link×1、LAN×1 ●出力端子:S映像×1、モニター×1、光デジタル×1、ヘッドホン×1 ●消費電力:未定 ●外形寸法:430W×105H×33Dmm ●質量:未定
[AVC-HR7000]●チューナー:地上アナログ/デジタル、BS・110度CSデジタルチューナー ●HDD容量:160GB ●入力端子:コンポジット×4、S映像×3、D4×2、RGB×1、i.Link×1、LAN×1 ●出力端子:S映像×1、モニター×1、光デジタル×1、ヘッドホン×1 ●消費電力:49 ●外形寸法:430W×105H×33Dmm ●質量:6.9kg
[AVC-H7000]●チューナー:地上アナログ/デジタル、BS・110度CSデジタルチューナー ●入力端子:コンポジット×4、S映像×3、D4×2、RGB×1、i.Link×1、LAN×1 ●出力端子:S映像×1、モニター×1、光デジタル×1、ヘッドホン×1 ●消費電力:37W ●外形寸法:430W×85H×24Dmm ●質量:3.9kg
[AVC-7000]●チューナー:地上アナログ ●入力端子:コンポジット×4、S映像×3、D4×2、RGB×1 ●出力端子:モニター×1、ヘッドホン×1 ●消費電力:21W ●外形寸法:430W×85H×24Dmm ●質量:3.9kg
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 レコードの音楽を読み取って光るターンテーブル。オーディオテクニカ「Hotaru」一般販売スタート
2 ダイソンとPORTERがコラボした特別デザインのヘッドホンとショルダーバッグ。全世界380セット限定販売
3 LUMINの進化は終わらない。初のディスクリートDAC搭載「X2」の思想を開発担当者に訊く!
4 Spotif、2025年に最も聴かれた邦楽は「ライラック」。国内外で最も聴かれた楽曲・アーティストの年間ランキング発表
5 DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
6 カセットテープとともに過ごすカフェ「CASSE」。12/17渋谷でグランドオープン
7 Vento、3次元特殊メッシュを採用したハイブリッド拡散パネル「DAP180 / DAP120」
8 AVIOT、最大120時間再生と小型軽量を両立したオンイヤー型Bluetoothヘッドホン「WA-G1」
9 サンワサプライ、省スペース設置できる木製キャビネットのサウンドバー「400-SP120」
10 アイレックス、ALBEDO/AUDIAブランド製品の価格改定を発表。2026年1月1日より
12/5 10:47 更新
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー199号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.199
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
特別増刊
世界のオーディオアクセサリーブランド大全2025
最新号
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.23 2025冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.23
プレミアムヘッドホンガイド Vol.33 2025 SUMMER
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.33(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • プレミアムヘッドホンガイド
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX