<上海ショウ>アキュフェーズ「E-4000」が市場を牽引。サエクはロングアーム「WE-712」を中国初披露
上海のオーディオショウには日本メーカーも多く出展しているが、毎年特に力を入れているのがアキュフェーズである。相談役の齋藤重正氏も毎年上海を訪問し(今年は上海のあと、さらに北京のオーディオショウも訪問して帰国するそうだ)、中国市場のさらなる開拓に力を入れる。
アキュフェーズの香港・中国代理店はHMG(House of Music)という会社で、ほかにもサエク、タオック、Fyne Audio、そしてUAレコードも取り扱っている。日本のオーディオメーカーが大切にするものづくりの力をしっかり理解した上で、これら製品の拡販に尽力している。
今回はCDプレーヤー「DP-770」、プリメインアンプ「C-3900S」、パワーアンプ「A-300」など同社の主力製品をFyne Audioのスピーカーで再生。海外営業担当によると、現在はプリメインアンプ「E-4000」が市場を牽引している一方で、「お客さまから大きな受注をいただいており、製造が追い付いていない現状です」と悔しさも見せる。アキュフェーズのデモ時間は常に満員状態で、中国市場でしっかり根付いているようだ。
サエク製品では、特に電源ケーブルや仮想アースの引き合いが強いという。またHMG代表の許さんは、「年配のユーザーの方には昔のサエクのトーンアームを使っていた方と多く、知名度も高いです」とアナログ再生の魅力を改めてプッシュ。会場ではなくアコースティック・シグネチャーのプレーヤーに“ロングアーム”「WE-712」とMCカートリッジ「XC-11」を装着してデモを行っていた。
麻倉怜士氏は、UAレコードから発売になったばかりの45回転盤レコードの情家みえ『ボヌール』を紹介。CDとレコードの音質の違いについて、「CDはクリアな切れ味、一方でレコードはアナログならではの細やかでグロッシーなサウンドを体験いただけます」と解説する。そして「アナログの芳醇な味わいを、サエクのトーンアームとカートリッジはしっかり引き出してくれたように思います」と訴えた。
またタオックは今夏発売予定だという新ラックを先行披露。デモでは、トヨタやレクサスにも活用されている技術をベースに製品開発をおこなっていることをアピール。支柱の太さやジョイント部などが進化しているそうで、さらに振動対策を強化したラックになっているとのことだ。




























