EARMEN、電源別体のDAC内蔵フルバランスヘッドホンアンプ「CH-AMP Signature」。約20万円
ユキムは、 同社取り扱いブランドEARMENから、2筐体設計のDAC内蔵ヘッドホンアンプ「CH-AMP Signature」を2025年12月上旬に発売する。価格はオープンだが、市場では税込198,000円前後での実売が見込まれる。
EARMEN「CH-AMP Signature」ESS製DACチップ「ES9038」を採用し、PCM 768kHz/32bit、DSD512までの再生に対応するDAC内蔵のヘッドホンアンプ。同ブランドのフルバランスヘッドホンアンプ「CH-AMP」と、USB-DAC「TRADUTTO」を統合した構成が特徴で、ブランドの新たなスタンダードモデルと位置づけられている。
本体と電源部を分離したセパレート設計で、どちらの筐体もCNC切削による堅牢なアルミシャーシを採用。独立した電源部から低ノイズかつ安定した電圧供給を行うことで、ダイナミックレンジの向上を図っている。
ヘッドホン出力は4.4mmバランスと6.3mmシングルエンドをフロントに配置。ゲインスイッチを操作することで、高感度なインイヤーモニター(IEM)に適した専用低ノイズ回路に切り替わる “IEMモード” も搭載する。 背面にはRCAライン出力を搭載し、プリアンプとしても利用可能だ。
デジタル入力はUSB-Cを装備し、Bluetooth受信もサポート。アナログ入力は4.4mmバランスとRCAシングルエンドの2系統を備える。
フロントには視認性に優れたVUメーター付きOLED ディスプレイを配置しており、付属のアルミ削り出しリモコンで主要操作が行える。ほか、内部にはWIMAコンデンサー、MELF抵抗、OPA1642などオーディオグレードの高品位部材を厳選。ニュートラルで洗練されたサウンドを目指したとのこと。
外形寸法および質量は、本体が150W×30H×150Dmm/550g、電源部が150W×60H×150Dmm/1,590g。付属品として上述のリモコンと電源アダプターを同梱する。



































