公開日 2025/01/27 19:06
VERTERE、“最高のRIAA変換”を目指した旗艦フォノEQ「CALON」。MM/MCカートリッジ対応
モータードライブの新モデル「IMPERIUM」も同日発売
タクトシュトックは、同社取り扱いのVERTERE(ヴァルテレ)ブランドより、フラグシップ・フォノイコライザー「CALON」、およびモータードライブ「IMPERIUM(インペリウム)」を2月1日(土)に発売する。価格はCALONが3,850,000円、IMPERIUMが1,980,000円(表記いずれも税込)。
■旗艦フォノイコライザー「CALON」
CALON(カロン)は、2024年開催のミュンヘン・ハイエンドで発表された、同社のフラッグシップ・フォノイコライザー。モデル名のCALONは、イギリス・ウェールズ地方の言葉で「心」を意味しており、「音楽に込められた奏者の心さえも表現する」という想いが込められたと説明する。
世界中で評価を得ているという同ブランドのアナログプレーヤー「SG-1PKG」や、2025年に日本限定で発売を予定している「RG-1PKG」と組み合わせるべく開発されたとのことで、ブランド主催者のトラジ・モグハダムが考える “最高のRIAA変換” のため、「価格的な制約は一切設けずに開発した」と謳う。
MM/MCカートリッジの両方に対応。2つの独立したゲインステージを搭載しており、前段は+10dB/+20dBから、後段は0dB/+2dB/+4dB/+6dB/+8dBから調整できる。これにより、これまでにないレベルの音の明瞭さやディティールの解像度、ダイナミクスを実現したとしている。
精密な低域フィルターを備えており、超低周波によるノイズや不要なコーンフラッターを除去。アナログ信号伝達の効率化やサウンドの透明度、鮮明度が大幅に向上したとのこと。また、フェーズ切替機能も搭載。切替スイッチによって音楽を聴きながらレコードにあわせてフェーズを選んぶことができ、よりアーティストが意図したサウンドを楽しめると説明している。
内部構造は、金メッキを施した2つの4層基板を設けたデュアルモノ構成。グランドと電源のインピーダンスをコントロールし、シグナルパスとグランドパスのフローの最適化を図っている。また、2つの非磁性ステンレスカバーが各チャンネルのオーディオ回路をさらに分離することで、安定した駆動を叶えるという。
フロントパネルには、負荷容量とインピーダンスを9段階できる調整できるスイッチを搭載し、さまざまなMM/MCカートリッジとも調和するとしている。また、スイッチを司る基板はフロントパネルのすぐ後ろに直結して配置されており、設定の際に信号をロスしない設計と謳っている。
電源基板には2つのトロイダルトランスを搭載。1つは同ブランドのHBグレードケーブルを経由してオーディオ回路に電力を供給する専用トランス。もう1つは整流コンデンサー、ロジックコントロール、リレー、スイッチング・ボード用に電力を供給するトランスとなる。 また、オーディオ基盤には高効率整流コンデンサーを搭載するほか、信号回路では高品質且つ「超静音」だとするDCレギュレーターを使用することで、ノイズ抑制を図っている。
電源部にはカバーを設けることでオーディオ回路と分離。シャーシを「ハードグランド」「グランドリフト」「ソフトグランド」の3種類から切り替えることが可能で、環境に最適化したアース処理が可能となっているとのこと。
筐体は非磁性(オーステナイト系)のステンレスから削り出して構成しており、ノブやスイッチ超研磨ステンレス、LEDのインジケーターを搭載する。なお、MM/MCカートリッジ両方へ対応しながら、入力はRCA1系統のみ。出力はXLR/RCAのどちらかのみが使用可能だ。本体カラーはシルバーとブラックの2色を用意する。
ゲインの適用範囲は45dB - 73dB(15段階)。入力インピーダンスは100R to 47KΩ(9段階)、キャパシタンスは100pF - 1.0uF(9段階)。周波数特性は20Hz - 20kHz (±0.2dB)、ノイズは< -83dB - AWDとなり、THD-Nは0.01%。外形寸法は412W×88H×290Dmm(スイッチ類、脚部含む)、質量は7.0kg。
■モータードライブ「IMPERIUM」
IMPERIUMは、2025年に発売を予定している日本限定パッケージモデル「RG-1PKG」に標準付属するモータードライブ。このたびRG-1PKGの発売に先駆けて、IMPERIUMが先行発売される格好となる。
低ノイズかつ低歪みでスムーズなドライブを実現するとしており、内部回路は「MG-1PKG」やSG-1PKGに付属するモデル「Tempo」と同様、独自のマイクロプロセッサーをベースにした内部回路を搭載する。
より高品位なパーツが選別して採用されたことに加え、リニア電源を搭載。金メッキを施した2層基板によって内部回路に安定した電圧を供給し、クリーンな電源供給でモーターを駆動するという。さらに、デジタル回路やマイクロプロセッサー、DAC回路全体を銅箔で覆い、そのうえ基板全体をステンレスプレートカバーするという徹底したノイズ抑制が図られている。
そのほか、付属のTempoから交換する形でSG-1PKGやMG-1PKGと組み合わせて使用することで、大幅なサウンドのアップグレードも可能にするという。
■旗艦フォノイコライザー「CALON」
CALON(カロン)は、2024年開催のミュンヘン・ハイエンドで発表された、同社のフラッグシップ・フォノイコライザー。モデル名のCALONは、イギリス・ウェールズ地方の言葉で「心」を意味しており、「音楽に込められた奏者の心さえも表現する」という想いが込められたと説明する。
世界中で評価を得ているという同ブランドのアナログプレーヤー「SG-1PKG」や、2025年に日本限定で発売を予定している「RG-1PKG」と組み合わせるべく開発されたとのことで、ブランド主催者のトラジ・モグハダムが考える “最高のRIAA変換” のため、「価格的な制約は一切設けずに開発した」と謳う。
MM/MCカートリッジの両方に対応。2つの独立したゲインステージを搭載しており、前段は+10dB/+20dBから、後段は0dB/+2dB/+4dB/+6dB/+8dBから調整できる。これにより、これまでにないレベルの音の明瞭さやディティールの解像度、ダイナミクスを実現したとしている。
精密な低域フィルターを備えており、超低周波によるノイズや不要なコーンフラッターを除去。アナログ信号伝達の効率化やサウンドの透明度、鮮明度が大幅に向上したとのこと。また、フェーズ切替機能も搭載。切替スイッチによって音楽を聴きながらレコードにあわせてフェーズを選んぶことができ、よりアーティストが意図したサウンドを楽しめると説明している。
内部構造は、金メッキを施した2つの4層基板を設けたデュアルモノ構成。グランドと電源のインピーダンスをコントロールし、シグナルパスとグランドパスのフローの最適化を図っている。また、2つの非磁性ステンレスカバーが各チャンネルのオーディオ回路をさらに分離することで、安定した駆動を叶えるという。
フロントパネルには、負荷容量とインピーダンスを9段階できる調整できるスイッチを搭載し、さまざまなMM/MCカートリッジとも調和するとしている。また、スイッチを司る基板はフロントパネルのすぐ後ろに直結して配置されており、設定の際に信号をロスしない設計と謳っている。
電源基板には2つのトロイダルトランスを搭載。1つは同ブランドのHBグレードケーブルを経由してオーディオ回路に電力を供給する専用トランス。もう1つは整流コンデンサー、ロジックコントロール、リレー、スイッチング・ボード用に電力を供給するトランスとなる。 また、オーディオ基盤には高効率整流コンデンサーを搭載するほか、信号回路では高品質且つ「超静音」だとするDCレギュレーターを使用することで、ノイズ抑制を図っている。
電源部にはカバーを設けることでオーディオ回路と分離。シャーシを「ハードグランド」「グランドリフト」「ソフトグランド」の3種類から切り替えることが可能で、環境に最適化したアース処理が可能となっているとのこと。
筐体は非磁性(オーステナイト系)のステンレスから削り出して構成しており、ノブやスイッチ超研磨ステンレス、LEDのインジケーターを搭載する。なお、MM/MCカートリッジ両方へ対応しながら、入力はRCA1系統のみ。出力はXLR/RCAのどちらかのみが使用可能だ。本体カラーはシルバーとブラックの2色を用意する。
ゲインの適用範囲は45dB - 73dB(15段階)。入力インピーダンスは100R to 47KΩ(9段階)、キャパシタンスは100pF - 1.0uF(9段階)。周波数特性は20Hz - 20kHz (±0.2dB)、ノイズは< -83dB - AWDとなり、THD-Nは0.01%。外形寸法は412W×88H×290Dmm(スイッチ類、脚部含む)、質量は7.0kg。
■モータードライブ「IMPERIUM」
IMPERIUMは、2025年に発売を予定している日本限定パッケージモデル「RG-1PKG」に標準付属するモータードライブ。このたびRG-1PKGの発売に先駆けて、IMPERIUMが先行発売される格好となる。
低ノイズかつ低歪みでスムーズなドライブを実現するとしており、内部回路は「MG-1PKG」やSG-1PKGに付属するモデル「Tempo」と同様、独自のマイクロプロセッサーをベースにした内部回路を搭載する。
より高品位なパーツが選別して採用されたことに加え、リニア電源を搭載。金メッキを施した2層基板によって内部回路に安定した電圧を供給し、クリーンな電源供給でモーターを駆動するという。さらに、デジタル回路やマイクロプロセッサー、DAC回路全体を銅箔で覆い、そのうえ基板全体をステンレスプレートカバーするという徹底したノイズ抑制が図られている。
そのほか、付属のTempoから交換する形でSG-1PKGやMG-1PKGと組み合わせて使用することで、大幅なサウンドのアップグレードも可能にするという。































