DUNU、7ドライバー/トライブリッド構成を採用したイヤホン「DN 142」
サウンドアースは、同社取り扱いブランドDUNUより、ダイナミック/BA/マイクロプラナー(平面)ドライバー計7基のトライブリッド構成を採用した有線イヤホン「DN 142」を、12月5日に発売する。市場想定価格は43,980円(税込)。
DN 142は、上述した3種類/計7ドライバーによるトライブリッド構成により「原音に忠実で、クリアかつ自然なサウンド」を追求したとするカナル型イヤホン。種類の異なるドライバーユニットを、精密設計のクロスオーバーネットワークで制御し、各帯域を自然に融合させたという。
低域はシングル・ダイナミックドライバーが担当し、中域から中高域は4基のBAドライバーで分離感を確保。高域から超高域は2基のカスタム・マイクロプラナードライバーで伸びやかに表現するとしている。
またクロスオーバーは、物理・電子組み合わせたハイブリッド4ウェイ設計を採用。完全独立の4チャンネル・アコースティック・パスウェイと電子クロスオーバーコントローラーによって各帯域を制御し、位相整合性を高め、帯域間のつながりをスムーズにしたとアピール。クラシックの繊細な表現からポップスのエネルギー、ロックのドライブ感まで、アーティストの意図を忠実に再現するバランスを目指したという。
筐体設計においては、3Dプリンティング技術を得意とするHeyGearsとの共同開発により、複雑な音響チャンバー構造を実現。ケーブルは埋め込み型0.78mm 2pin端子で着脱が可能で、温かみがあり滑らかな音質が特徴という銀メッキ高純度単結晶銅導体を用いた4芯ケーブルが付属する。
またケーブルには、独自の着脱式プラグシステム「Q-Lock Mini」も採用。プラグ部分のみを取り外し、3.5mmシングルエンド/4.4mmバランスプラグを簡単に切り替えられる。
このほか豊富なアクセサリーが同梱し、大きめのキャリングケース、クリーニングブラシ、6.35mmプラグ変換アダプター、形状やフィット感がそれぞれ異なる複数のイヤーピースが用意される。
再生周波数帯域は5Hz - 40kHz、インピーダンスが37Ω、感度が107dB/mW(@1kHz)、121dB/Vrms(@1kHz)、THDは0.5%未満(@1kHz)。質量は片側約5.6g。



