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公開日 2023/04/04 16:52

ドイツ・グラモフォン、高画質/音質クラシック配信サービス「STAGE+」日本版を4/4スタート

スタート記念に東京・春・音楽祭2023のプログラムのライブ中継が決定
編集部:杉山康介
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ユニバーサル ミュージック合同会社は、同社傘下のドイツ・グラモフォンが提供する月額制映像&音楽配信サービス「STAGE+」の日本版を、本日4月4日よりスタートした。

STAGE+

STAGE+は、名門クラシックレーベルのドイツ・グラモフォンが昨年スタートした配信サービス。これまでも日本で利用できていたが、正式に日本語バージョンが使えるようになったかたちだ。

価格は月額で1,990円、年間契約で19,990円。ユニバーサル ミュージック グループの世界的なアーティストのライブ中継、演奏会&オペラ映像、ドキュメンタリー、音楽ビデオ、インタビューなどの幅広いコンテンツを用意し、4Kやロスレス/ハイレゾ、Dolby Atmosの高画質/高音質で配信する。

今回の日本サービス開始を記念し、4月5日、8日には東京・春・音楽祭2023のプログラムのライブ中継が決定。5日にはヤン・リシエツキ&日本人ソリストたちによるブラームス作品集、8日にはキット・アームストロングによる「鍵盤音楽年代記」が配信され、その後もライブ配信や中継を毎週実施するとのこと。

また、ユニバーサル ミュージック社長兼最高経営責任者の藤倉尚氏らのコメントも発表されているため、以下に掲出する。

ユニバーサル ミュージック合同会社・社長兼最高経営責任者 藤倉尚氏コメント
日本においてドイツ・グラモフォンの名盤は多くのファンに楽しまれ、多くの才能あるクラシック演奏家にインスピレーションを与えています。この度、ドイツ・グラモフォンの革新的なストリーミング・プラットフォーム「STAGE+」の日本版を発表し、日本のクラシック音楽ファンの皆様に素晴らしい体験を提供できることを嬉しく思います。同時にこのプラットフォームを通じて、より多くの日本のクラシック演奏家を世界に紹介することを楽しみにしています。

ドイツ・グラモフォン コンシューマー・ビジネス担当副社長 ローベルト・ツィンマーマン氏コメント
STAGE+は、クラシック音楽の配信における新時代を開くものです。デジタル技術は多様な音楽を伝える可能性を持っていますが、我々はそれを追求し、ドイツ・グラモフォンの専属アーティストをはじめとする音楽家たちの仕事が、より身近に、生き生きと感じられるようにしたいと考えています。

本サービスは検索機能も充実しており、コンサートやアルバム名、作品、楽章、オペラの場面等のキーワードで、お好みの楽曲を探すことができます。さらに個々のタイトルは、出演アーティスト、作曲家、作品、コンサートホール、音楽祭等と関連づけられ、該当する演奏会やアルバムがすばやく見つけられるようになっています。お気に入り機能、オフライン機能(モバイル機器で利用可能)等、ユーザーにとって便利な機能も満載です。

STAGE+は、ウェブサイトのほか、テレビおよびスマホアプリで利用できます。多くの映像が4Kやドルビー・アトモスに対応しており、音声はオリジナル音源とほとんど変わらないロスレス音質で提供されています。

STAGE+のイノベーションは、1898年に蓄音機の発明者であるエミール・ベルリナーによって設立されたドイツ・グラモフォンの歴史に新たなページを刻むものです。有名なアートプログラムを持つテクノロジー企業のシーメンス(Siemens)は、STAGE+のパートナーでありサポーター企業でもあります。同社は1941年から87年までドイツ・グラモフォンの主要な株主でしたが、STAGE+での協力関係はその共同の歴史を想起させるでしょう。

ドイツ・グラモフォン社長 クレメンス・トラウトマン氏コメント
我々はクラシック音楽へのアクセス方法に革命を起こし、パートナーや音楽家たちと共に、音楽がもたらし得る最高のものをオーディエンスに届けたいと考えています。日本は国内および海外からのアーティストによる演奏会が盛んであり、高い見識と情熱を持ったファンが数多く存在します。STAGE+はアーティストの舞台やメディアでのパフォーマンスを一度にご覧いただける初めてのサービスであり、我々がアーティストから得た最初のフィードバックは非常にポジティブなものでした。ドイツ・グラモフォンは今年125周年を迎えますが、STAGE+は、創業以来レーベルの特徴である創造的で革新的な思考のあり方を示す良い例だと言えます。

ユニバーサル ミュージック セントラルヨーロッパ&ドイツ・グラモフォン会長兼最高経営責任者 フランク・ブリークマン氏コメント
クラシック音楽のデジタル・コンテンツに対する関心は急速に高まっています。ドイツ・グラモフォンでは、約2年前にDGステージ(注:STAGE+の前身となる映像サービス)を立ち上げましたが、コンサートやオペラでのライブ配信の需要は大幅に伸びています。こうしたなかでSTAGE+は、インターネットにおけるクラシック音楽のあり方を一変することになるでしょう。このために尽力してくれた素晴らしいチームと様々なパートナーに、感謝を申し上げたい気持ちです。彼らは、世界中のクラシックのオーディエンスを喜ばせ、感動させることになるであろう特別なものを作り上げたのです。

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