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新設の配信スタジオを拠点に

IIJ、「東京・春・音楽祭2023」のライブ・ストリーミング配信をサポート

2023/02/22 編集部 : 伴 修二郎
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インターネットイニシアティブ(IIJ)は、3月18日〜4月16日まで上野を中心に開催される国内最大級のクラシック音楽の祭典「東京・春・音楽祭2023」において、66公演(2月21日時点)のライブ・ストリーミング配信を本年もサポートする。

「東京・春・音楽祭2023」

今年で19回目を迎える同音楽祭の公演の収録、配信データの制作、動画視聴サイトでのコンテンツ配信に加え、チケット販売サイトの構築から販売に必要な会員管理や決済システムの提供まで、有料ライブ配信に必要なすべてのオペレーションを担当する。配信にあたっては、コンテンツ配信をワンストップで提供する動画配信プラットフォーム「IIJ Teatrista(テアトリスタ)サービス」を開発し、先行して同音楽祭に提供する。なお、IIJ Teatristaサービスの商用提供は来年度を予定している。

配信は、本社(飯田橋)に新設した配信スタジオ「IIJ Studio」を拠点に実施する。東京文化会館や国立科学博物館など各会場で収録された映像・音声を、IIJのWANサービスでIIJ Studioに集約し、伝送された映像・音声を配信用データに変換する。その後、配信用データをインターネット経由でIIJのクラウド上にある配信サーバに伝送し、配信ネットワーク(CDN:Content Delivery Network)を経由して視聴者に届けられる。

提供イメージ

今回は会場に配信機材を持ち込まず、4Kリモートカメラのみを配置。画角や明るさなどのカメラ操作は、すべてIIJ Studioからリモートで行われ、昨年以上に公演現場での業務の省人化を実現した。また、複数公演の同時中継にも対応可能で、視点を自由に移動(ズームイン・アウト)して鑑賞できる「自由視点映像」や、一部のオペラ・歌曲の公演では字幕表示を提供し、自宅にいながらもライブ公演を臨場感あふれる映像で楽しめる。

視聴方法は、PC、スマートフォン、タブレットにて、最新バージョンのGoogle Chrome、Mozilla Firefox、Safari等から、また、スマホアプリからの視聴できる。ライブチケットの販売開始は2月25日(土)12:00を予定している。

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