PR 公開日 2023/11/08 06:30

JBLの“本気"が詰まった新作ワイヤレスイヤホン/ヘッドホンBEST3はコレ! 本社マーケ担当を直撃!

ヘッドホン&ウェアラブルカテゴリ―のグローバルの責任者にインタビュー
プレミアムヘッドホンガイドマガジン編集部
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■革新のオープンイヤー型SOUNDGEAR SENSE



オープンイヤー型(空気伝導方式)完全ワイヤレスイヤホン JBL「SOUNDGEAR SENSE」ブラック ¥OPEN(直販サイト価格 ¥22,000前後)

───最後に「SOUNDGEAR SENSE」について、です。耳を塞がないオープンイヤースタイルのイヤホンの中でも、SOUNDGEAR SENSEはとりわけ音漏れが少なく、音質のよさ、特に低域ボリュームの充実ぶりにびっくりしました。

ミカエル  ありがとうございます。SOUNDGEARシリーズとしては、2018年にネックバンドスピーカーを発売しましたが、本機はその「サウンドを身に纏う」というコンセプトを引き継いだイヤホンです。逆位相の音を当てることで、音を打ち消す仕組みを応用した「OpenSoundテクノロジー」が搭載されていて、それによって音漏れを防いでいます。

───それはデジタル技術によって実現しているのですか? それともアナログ技術によって実現しているのですか?

ミカエル  アナログ技術によって実現しています。

───具体的に、どのような仕組みなのでしょうか?

ミカエル  イヤホン本体に搭載されたドライバーから耳穴に向けて音が出ているわけですが、オープンイヤースタイルなので、外部にも音が漏れてしまいます。そこで楕円形のパーツの上下についている穴から、チャンバーを通すことで生み出した逆相の音を出して、漏れる音を打ち消しているイメージです。アコースティックだけで実現していて、デジタル技術は使っていません。

左右のイヤホン本体に、それぞれマイクが2基ずつ搭載されていますが、こちらは音漏れを防ぐためではなく、通話品質を高めるための工夫になります。

耳穴を塞がずに、周囲の音を聴きながら、音楽を楽しめる。JBLにとって初となるオープンイヤースタイルを採用。骨伝導方式ではなく、空気伝導方式を採用している。柔軟性が高く、軸を回転させることができるイヤーフックに加えて、イヤホン本体も4段階で角度調整可能。座りのよい装着ポイントが誰にでも探しやすい設計になっていることも魅力的だ

───ドライバー口径はどのくらいでしょうか?

ミカエル  16.2mmと大型サイズで、専用設計のドライバーになっています。一般的なイヤホンとは異なり、打ち消す逆相の音も同時に作らないといけないですし、低音にもパワーを持たせたかったので、一般的な完全ワイヤレスイヤホンよりも、大きなサイズのドライバーと電力エネルギーが必要になりました。それでもこのサイズ感と、24時間連続再生できるバッテリーライフを実現できました。

オープンイヤースタイルとしては、骨伝導方式も普及していますが、低音のボリュームについては空気伝導方式に優位性があります。SOUNDGEAR SENSEでは、空気伝導方式を採用するだけでなく、独自に「BASSエンハンスメント」と呼んでいる低音強化アルゴリズムを導入しました。

外部に漏れる音を打ち消すために、イヤホンの上下に設けた開口部から逆位相の音を出して、音漏れを最小限に抑える「OpenSoundテクノロジー」を搭載。耳元で音楽は聴こえるのに、周囲にはほとんど音漏れしない不思議なイヤホンだ。ドライバーは16.2mmと大口径。BASSエンハンスメントによって、パンチの効いた低音まで再生できる

───装着性に優れていて、見た目以上に軽快であることにも驚きました。工夫されたポイントがあれば教えてください。

ミカエル  長時間、使ってもらえるように、イヤーフック部分には柔軟なシリコン素材を採用しました。また、イヤーフックは縦にも横にも角度調整できる構造となっています。さらに楕円形のパーツを4段階で上下に動かせるので、どのような人でも耳穴の横にドライバー部分をフィットさせることができる構造となっています。これも非常に設計に時間をかけた、こだわりのポイントです。

───IP54の防塵防水性能があって、ネックバンドにできるケーブルも同梱されていて、スポーツなどでも使えそうですね。

ミカエル  うーん、本格的なスポーツ用途でしたら、IP68を実現しているENDURANCEシリーズをお選びいただければと思います。SOUNDGEAR SENSEは、スポーツ用途というよりも、どちらかというと「普段使いのためのイヤホン」というイメージで設計されています。そのため防水性能は、突然の雨にも対応できるというレベルに設定されています。

───なるほど、たしかに普段使いにピッタリの仕様ですね。マルチポイントにも対応していて、オンライン会議などのお仕事にも、プライベートなお散歩のお供にも、1台でどちらの用途にも使えそうです。日本では、電車の移動が多く、カナル型のイヤホンだとホームに落としてしまう方が多いので、耳掛けタイプであることも安心感が高いですね。

ミカエル  同じ耳掛けタイプでも、ENDURANCEシリーズは、動いてもズレにくいようにホールド感を優先した設計になっています。装着性に優れたSOUNDGEAR SENSEであれば、周囲の音と溶け込む自然なサウンドの聴き心地も相まって、長時間、快適に利用できます。

高品位な通話を実現するために、マイクは片側2基ずつ搭載。スマホとPCを気軽に切り替えて接続できる、マルチポイントにも対応している。IP54の防塵防水設計で、耳から落ちることを防ぐリーシュコードが同梱されていて、ネックバンドスタイルにして装着することもできる。仕事からプライベートまで、アクティブに使いこなせる仕様となっている

───2023年の秋冬のJBLは、とても魅力的なイヤホン/ヘッドホンが盛りだくさんですね。最後に、日本のユーザーの皆さんにメッセージをお願いします。

ミカエル  JBLとしてフラグシップにあたる完全ワイヤレスイヤホン「TOUR PRO2」や、ワイヤレスヘッドホン「TOUR ONE M2」のように、確固たる高音質をベースに、自分だけの世界に没入させてくれる「特別なサウンドエクスペリエンス」を実現するアイテムに加えて、新しい装着スタイルでJBLらしいサウンドを実現した「SOUNDGEAR SENSE」も登場します。ぜひ、新しいスタイルのJBLサウンドを楽しんでください。

───本日はありがとうございました。



ノイズキャンセリング完全ワイヤレスイヤホンJBL「TOUR PRO 2」聴色(ゆるしいろ)
¥OPEN(直販サイト価格 ¥33,000前後)

「TOUR PRO 2」聴色(ゆるしいろ)

SPEC ●通信方式:Bluetooth 5.3 ●対応コーデック:SBC、AAC ※LC3コーデックにも対応予定 ●ドライバー口径:10mm ●連続再生時間:8時間(ケース込み32時間)※ ANC ON時 ●質量:約6.1g(イヤホン/片側) ●付属品:イヤーチップ(S/M/L)、充電ケーブル

ノイズキャンセリングヘッドホンJBL「TOUR ONE M2
¥OPEN(直販サイト価格 ¥39,600前後)

「TOUR ONE M2」 ベージュ

SPEC ●通信方式:Bluetooth 5.3 ●対応コーデック:SBC、AAC ※LC3、LC3plusコーデックにも対応予定 ●ドライバー口径:40mm ●連続再生時間:50時間※ ANC OFF時 ●質量:278g ●付属品:キャリングケース、オーディオケーブル、フライトアダプター、充電ケーブル

オープンイヤー型(空気伝導方式)完全ワイヤレスイヤホン JBL「SOUNDGEAR SENSE
¥OPEN(直販サイト価格 ¥22,000前後)

「SOUNDGEAR SENSE」ホワイト

SPEC ●通信方式:Bluetooth 5.3 ●対応コーデック:SBC、AAC ※LC3コーデックにも対応予定 ●ドライバー口径:16mm ●連続再生時間:6時間(ケース込み24時間) ●質量:約13.1g(イヤホン/片側) ●付属品:充電ケーブル




本記事は「プレミアムヘッドホンガイドマガジン Vol.21」からの転載です。
(協力:ハーマンインターナショナル)

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