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電動アシスト自転車とスマホ、意外な共通点って?

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海上忍
2021年03月05日
坂道もラクに登れる「電動アシスト自転車」。法律上は人力車やキックボードと同じ軽車両に分類されますが、モーターを搭載しています。モーターはあくまで補助力で、人の力が加わらなければ動作しないものの、軽快な走りは電気によるものです。

その電動アシスト自転車には、スマートフォンの経験が役に立ちます。最近の製品では、モーターの電力源にはリチウムイオンバッテリー(かつてはニッケル水素バッテリーが主流でした)が使われており、特性はスマートフォンのそれと基本的に同じ。つまり「寒さと暑さ」に弱いため、その対策次第で寿命もトラブル発生率も変わってくるというわけです。

電動アシスト自転車には、スマートフォンの経験が役に立ちます

気温が10度以下に冷え込みそうなときは、車両からバッテリーを取り外し屋内で保管するほうがベター。そのまま屋外で保管していると、バッテリー残量が実際より少なく表示されることがあるほか、走行距離が短くなったりアシスト力が低下したりします。寒い日にスマートフォンのバッテリーパワーが急速に低下することと理屈は同じです。

暑さに弱いこともスマートフォンと同じ。リチウムイオンは高温に弱く、50度を超えるほどの環境下で放置すると寿命が縮みます。夏場は直射日光が当たる場所を避け、できれば取り外し涼しい場所で保管しましょう。

同じリチウムイオンバッテリーですから、過充電・過放電に弱いこともスマートフォンと同様です。過充電は対策回路を搭載した充電器が多いため、それほど心配する必要はありませんが、過放電は長期間放置するとその危険があります。最低でも月に1度は充電したほうが、バッテリーは長もちするはずですよ。

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