【連載】ガジェットTIPS

テレビ裏に飛び出す「Fire TV Stick」、90度曲げられる?

海上忍
2021年02月15日
Amazon「Fire TV Stick」など、スティック型のストリーミング端末が大人気。自分が見たいストリーミングアプリに対応していないテレビでも、そのアプリが動作可能な端末を用意すればOK、しかも価格は数千円レベル。自宅で過ごす時間が長い昨今にはありがたいデジタルガジェットです。

「Fire TV Stick」

そんなストリーミング端末ですが、やや長いのが玉にキズ。たとえば「Fire TV Stick 4K」は長さ約10cm、HDMIポートに直接挿して使う構造上、テレビ裏のスペースでは奥行きが不足するかもしれません。せめて90度曲げられないか...そんなときに思い浮かぶのが「HDMI変換アダプタ」です。

そもそも変換アダプタを使っていいの? 画質が劣化しない? という心配の声が聞こえてきそうですが、製品の質と設計がよければ問題ないでしょう。

変換アダプターの一例、エレコム「AD-HDAAB01BK」

なぜなら、HDMIケーブルの規格上、コネクタ形状とピン数、そしてどのピンにどのような信号が流れるかのルール(ピンアサイン)はしっかりとした取り決めがあり、現在までHDMIのバージョンが更新されても変更はないからです。実際、HDMI 1.x対応をうたうケーブルでも、高品質なものであればHDMI 2.0を要求される映像信号をこなしてしまいます。

では、コネクタを挿し込めれば問題なく使えるのかというと、そうではありません。コネクタ形状とピン数、ピンアサインは共通だとしても、ケーブル/コネクタ内部や接合部、内部導体(信号線)や絶縁体の素材、ノイズ対策の拙劣などなど、HDMIケーブル/コネクタとしての性能には差が生じます。電気的特性が重要なのです。

通販サイトを探すと、L字型の変換アダプタなどいろいろなHDMIアクセサリが販売されていますが、まさに玉石混交。「HDMI 2.0」や「4K」、「ARC」といった規格に対応する旨の文言があるかどうか、きちんと確認してから購入しましょう。

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