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【連載】ガジェットTIPS

モニターアームを買うとき、まずチェックすべき項目は?

2021/03/18 海上忍
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在宅ワークに必須の「ディスプレイ」。ノートPCには内蔵されていますが、内蔵のものは作業領域として少々手狭で交換不可能、だから外付けディスプレイを並べて設置しよう、という人が急増中です。最近では狭ベゼルのディスプレイが増えていますから、うまく配置すれば境目が気にならない横長のデスクトップが手に入ります。

そんな外付けディスプレイとあわせて利用したいのが「モニターアーム」。先端にディスプレイを固定すれば、肘や手首を曲げる要領でディスプレイの位置調整も自由自在、ノートPC内蔵ディスプレイにもばっちりフィット...という目論見ですが、そもそもモニターアームを装着できるのか、どこに注目して機種選定すればいいのかわからない、という人も多いのではないでしょうか。

「Amazonベーシック モニターアーム」

購入の際、まずチェックすべきは「VESA(ベサ)対応の有無」。VESAとは、表示装置を壁掛け金具やアームスタンドへ固定するときに使うネジ穴について定めた国際標準規格で、ディスプレイとモニターアームの両方がVESAに対応していれば、メーカーの違いに関わらず接続できます。

もうひとつチェックするのは、ネジ穴の間隔。VESA対応製品のスペックシートを見ると、必ず「100×100mm」などと記載されています。この数字は、ネジ穴の取り付け位置が縦横100mm間隔で同じVESA/100×100mm対応製品であれば接続できるという意味。縦横同寸ですから、「100mmピッチ」も同じ意味です。

なお、12〜24インチディスプレイの場合、75mmピッチは重量が8kgまで、100mmピッチは14kgまでと定められています。実際の耐荷重は製品により異なるため、機種選定の際には必ず確認しておきましょう。

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