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要注目の機器を紹介

Google TVだけじゃない! ネット+テレビ融合を実現する最新ガジェット

2010/09/17 一条真人
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Google TVやApple TVなど、テレビを多機能化する技術が話題になっている。スマートフォンの次は「スマートテレビ」の時代が来るのでは、という見方が広がっているのだ。

GoogleTVは、テレビでインターネットを楽しめるのはもちろん、アプリケーションをインストールしたり、クラウド上でデータを同期することなども可能。また、キーワードを入力すると、放送波だけでなく、レコーダーやインターネットの情報も統合して検索することもできる。ネット動画機能ではNetflixやAmazon Video On Demand、YouTubeに対応している。

【Google TVの動作イメージ】


Google TVについては、ソニーが内蔵テレビとSTBを、スイスのLogitechがSTB「Revue」を、それぞれ今秋に発売することが明らかにされている。また、一部にはソニーがGoogle TV内蔵のBDプレーヤーを出すという噂もある。

だが、テレビとネットの融合を加速させる製品は、何もGoogle TVやApple TVだけではない。北米では多種多様な映像配信サービスが展開されていることも手伝って、すでに多くのプロダクトが登場している。

本当に、北米の映像配信サービスは質、量ともに充実している。HuluやVudu、PANDRA、Netflix、Amazon Videoなどは、日本でも時折紹介されるので、ご存じの方も多いだろう。iTunes Storeでも、日本とは違って豊富な映画やテレビ番組コンテンツが購入できる。ほかにもNetCastやCinemaNowなど、様々なサービスが存在するのだ。

これらのネット映像配信サービスに対応したSTBの代表的なものに「Boxee BOX」や「Roku」がある。

さらに北米では、BDプレーヤーのVOD機能が非常に充実しているほか、PS3も後述するNetflixに対応していることも見逃せない。北米ではCATV用のSTBが普及しており、1台のテレビに複数のSTBやBDプレーヤーを接続するくらいなら、BDプレーヤーやゲーム機に同じ機能を内蔵した方が配線や設置をスッキリさせられる。

次ページからは、Google TVやApple TVの対抗馬と目される製品を紹介していこう。

次ページギークに話題の「Boxee」、Apple TVより安い「Roku」

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