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PRレコードプレーヤー「DP-500BT」との組み合わせでレビュー

「DENON HOME」はレコードも音楽配信も高音質!デノン渾身の新コンセプトスピーカー、その魅力を味わい尽くす

公開日 2026/08/20 06:30 高橋 敦
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それもそのはず。先ほど「本機の空間オーディオ化は少なめの音をビシッと配置している楽曲との相性が特に良さそう」と述べたが、レコード全盛期の楽曲は基本そういう音作り。

現在の音楽ほど音を高密度に詰め込んだアレンジやミックスではなく、音の配置は「ドラムとベースは中央やや後方!ギターは左!ボーカルど真ん中!ストリングスとブラスは広げる!」のように明快だ。空間オーディオ化機能からしても正しく解釈しやすいのだろう。

DENON HOMEとDP-500BT双方のBluetoothボタンを長押しすることでペアリングできる

実際、少なくとも今回聴いた両作品においては、空間オーディオ化で音の配置が多げさになりすぎるとか、その楽器がそこから聴こえるのは不自然だとか、そういった違和感はほぼ生じなかった。

特に1曲を挙げるならEW&F「Fantasy」だ。

ドラムス/ベース/ギターによるリズムは中央にまとめられ、一体となってあのグルーヴを叩き出す。その後ろからそれらをまとめて包み込むようにブラスが響いて全体を華やかに彩り、バックボーカルのハーモニーはメインボーカルに対して、単純に横や後ろからではなく、もっと立体的に重なる。

「なるほどそういう空間表現にしてきたか」と驚かされるのではなく、「うん、こうなるよね」と頷かされる、納得性高過ぎな空間オーディオ化だ。

「DENON HOME 600」「DENON HOME 200」の音質は?

最後にシリーズの他のモデルの内容と試聴印象も簡単に紹介。

「DENON HOME 600」は400の大型上位モデルとの理解でよいだろう。左右の中域用66mm径、高域用19mm径、天面66mmドライバーに加え、165mm×2基によるサブウーファーも搭載。計8基のドライバーにより、さらにワイドでパワフルなサウンドが実現されている。

特に低域は、迫力もだがそれ以上に、安定感の向上が著しい。低い音域まで沈み込むベースラインも、その音量感や明瞭度を再生のブレで凸凹させることなく、その音源その演奏本来のダイナミクスで描き出してくれる。

一般には400で十分だが予算と設置場所に余裕があるなら600を選んでおけばさらに上の音が手に入るという、シリーズのハイエンドとしての説得力を備えたモデルだ。

対してシリーズ最小の「DENON HOME 200」は、左右それぞれの高域用25mm径と左右共通の低域用102m径で計3基というドライバー構成。低域ドライバーの左右共通化と天面ドライバーの非搭載により、筐体の小型化と手頃な価格が実現されている。

であるがこのモデル。小さくてお手頃価格なエントリー機というだけではない。400や600と比べれば空間表現の物足りなさも感じるが、それは400と600が凄すぎるだけなのだ。

最初に200を単体で聴いた際には「なんでこのサイズの一体型スピーカーからの音がこんな大きく広がるの!?」と本当に驚かされた。本体の小ささと空間の広さのギャップならこのモデルが最大だ。

音楽をいい感じに部屋中に広げて、デスクの前でもベッドの上でも心地よく楽しめるようにしてほしい。そんなニーズにいちばんフィットしてくれるのはこのモデルかもしれない。

最新ストリーミングもアナログレコードも高音質!

最新「DENON HOME」によるレコードの空間オーディオ化リスニング。それは期待を超えるクオリティだった。本来のクラシックな音場表現で聴き慣れている名盤だからこそ、空間オーディオ化の新鮮さも際立つ。

最新ストリーミングもアナログレコードも高音質&空間オーディオで満喫!DENON HOMEの新提案は注目の価値ありだ。

(提供:ディーアンドエムホールディングス)

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