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スピーカー4本で12chの立体音場を再現!ソニー新シアターシステム「HT-A9」がもたらす新次元のエンタメ革新

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鴻池賢三

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2021年07月21日

また、対応テレビ(※BRAVIA XRシリーズ S-センタースピーカー入力端子搭載モデル A90J/A80J/X95Jシリーズ)と組み合わせると、テレビをセンタースピーカーとして使える機能「アコースティックセンターシンク」を備えるのもソニーならでは。そのほか、サブウーファー2モデル(出力300W機「SA-SW5」と出力200W機「SA-SW3」)も同時期に発売される。

「アコースティックセンターシンク」対応ブラビアは専用の「S-センタースピーカー入力」端子を装備している

別売サブーファーを追加してシステムをさらに強化することも可能(「SA-SW5」と組み合わせたところ)

少し細かくなるが、システムを構成する4つのスピーカーの仕様は全て同等。それぞれにフロント左右、リア左右用としてあらかじめ設置場所が決められている。それぞれ、メインのウーファー、トゥイーター、上方に向いたイネーブルドスピーカーを搭載するハードウェア構成だ。最大12個のファントムスピーカーは、4つのイネーブルドスピーカーが鍵を握っているようだ。

スピーカーの内部構造。上向きに音を放射して天井に反射させるイネーブルドスピーカーも搭載。そして独自の立体音響技術にも対応するなど、コンパクトな筐体に最新の技術が多数注入されている

スピーカー底面部。FL(フロントレフト)/FR(フロントライト)/RL(リアレフト)/RR(リアライト)といったように設置位置が記載されている

■多くのかたにお勧めできるモデル

スピーカーの設置自由度の高さが本システムの肝だが、フロントスピーカーの必須条件は「テレビを挟んで設置」のみで、高さが合っていなくてもOKというのが面白い。もちろん、通常、テレビはラックやローボードに乗せ、その両脇にスピーカーを置くことになると思うので、インテリア的なバランスも含め、無理に高さを変える必要は無いだろう。

背面が平らになっており壁掛け設置も可能。設置自由度も高く、様々なライフスタイルで幅広く活用できる

リアスピーカーは、距離に加え、スピーカーの高さや、理想的な向きに縛られず設置することができる。フロントスピーカーもリアスピーカーも、通常のスピーカーと同様に、床置きしないことだけを気にすれば良いとのこと。一般的なリビングでは、部屋の形状、壁、柱、開口部や住宅設備の都合で、スピーカーが理想的な条件で設置できるケースは稀なので、許容範囲が広くなるのはありがたい。

また、中枢と言えるコントロールボックスはコンパクトでテレビ脇にも難なく設置でき、eARC対応でテレビとHDMIケーブル1本で接続できるなどシンプル。スピーカーを配置してコンセントに接続すれば、後は自動音場補正を行うだけで、テストトーンが再生され、配置や空間に合わせて音場が最適化される仕組み。専門知識や複雑な設置設定を必要とせず、一般的なユーザーにもお勧めできる。

コントロールボックスは小型なのでテレビラック内や、テレビ脇などのちょっとしたスペースで設置可能

■テレビスピーカーとは別次元のエモーショナルな表現力

まず、本システムの基本性能を確認すべく、試聴室でオーディオ用スタンドを用い、スピーカーを理想的な位置に設置。フロントスピーカーはテレビ両脇で高さを揃え、距離も含めて左右対称にした。リアスピーカーは、サラウンドスピーカー設置の定石にのっとり、耳よりも少し高い位置に高さを揃え、試聴位置から角度と距離を等しく、つまり左右対称に置いた。

リビングを新次元のエンターテイメント空間に革新する可能性を感じる製品

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