商品化時期などは未定

<CES>ソニー、独自サラウンド「360 Reality Audio」対応サウンドバーとワイヤレススピーカー参考展示

編集部:小野佳希
2020年01月07日
米国ラスベガスで開催されるCES 2020において、ソニーは、独自音声フォーマット「360 Reality Audio」に対応するサウンドバーとワイヤレススピーカーを参考展示した。まだ参考展示の段階のため、商品化、発売地域、価格などは未定だという。

CES2020 ソニーブースでの360 Reality Audio展示スペース

360 Reality Audioは、オブジェクトベースで制作された360度全天球空間に広がるサラウンド音源を、豊かな臨場感で楽しめる音楽再生技術。ボーカルやコーラス、楽器などの音源に位置情報をつけ、球状空間に配置できる。現在Amazon Music HDなどで提供が始まっており、スマートスピーカー「Echo Studio」で対応楽曲を聴くことができる。今回の展示では、360 Reality Audio対応機器の将来的な拡充イメージが示された格好だ。

サウンドバーは、バースピーカーとリアスピーカー、サブウーファーの構成。360 Reality Audioコンテンツに含まれるオブジェクトデータを解析し、フロント3ch、上方向の反射に2ch、リアに2chとサブウーファーにオブジェクト信号を再配置して再生する。従来のサウンドバーと同様のレイアウトでも360 Reality Audioコンテンツを楽しめるように検討を進めているという。

サウンドバー

サブウーファー部

ワイヤレススピーカーは、コンパクトなワンボックススピーカーに複数のスピーカーユニットを搭載。360 Reality Audioコンテンツに含まれるオブジェクトデータを解析し、各ユニットに再配置することで、部屋中に音楽を満たすような音場を実現するとしている。

ワイヤレススピーカー

家中どこでも置けるようなサイズにしており、対応ストリーミングサービスから配信される360 Reality Audioコンテンツを手軽に楽しめるようにするという。ブースではTIDALからの再生イメージデモも披露された。

なおCES会場の試作機は2.1chを採用。360 Reality Audio自体が発表された前回のCESでもワイヤレススピーカーが参考展示されていたが、「製品のつくり、ブースの展示方法ともに、今回は実際のユースケースをイメージしやすいようになっている」(同社スタッフ)とのことだった。

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