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ハイセンスの大ヒット4Kテレビが大幅進化! 「U7F」は“これが欲しい”に応えた実力派スタンダード機だ

2020/04/27 鴻池賢三
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世界で、そして日本のテレビ市場で存在感を高めているハイセンス。同社が2019年に発売したスマート機能を備えるスタンダードクラスモデル「E6800」は、VGP2020においても数ある競合製品を圧倒し、栄誉ある特別賞のひとつ、「コスパ大賞」を獲得。実売も好調とのことで、多くのユーザーが満足していることも窺える。

今回取り上げる「U7F」は、大ヒットしたE6800の後継に当たり、大いに期待できるモデル。高い評価を得たE6800との横並び比較視聴を交えながら、厳しくチェックした。


洗練された機能、シンプル&スマートなデザイン

まずは基本機能を確認しておこう。BS/CS 4Kチューナー1基、地デジ/BS/CS 2Kチューナー3基を搭載する4K/HDR対応の液晶テレビだ。HDRはHDR10に加えてHLGにも対応し、日本で使用する4Kテレビとして不足の無い内容。画面サイズは65/55/50/43型の4サイズをラインナップし、すべてコントラスト面で有利なVAパネルを使用している。

ハイセンス「U7F」

E6800で好評だった、バックライトの光を効率的に取り出して輝度アップを実現する「バックライトブーストフィルム」を踏襲しつつ、65型と55型が加わってシリーズが強化された格好だ。市場での市場予想価格(税別)は65型が140,000円前後、55型が100,000円前後、50型が90,000円前後、43型が80,000円前後となる。

画質関連では、映像エンジンが「NEOエンジン」から「NEOエンジン 2020」に進化。そのほか、ソフトウェアでパネルの駆動を工夫することによる広視野角を実現する「ワイドビューアングル」がトピックとなる。近年のテレビの機能として重要度を増している動画視聴は、人気のAmazonプライム・ビデオに対応し、E6800と大きく異なるポイントとして注目だ。

映像エンジンには「NEOエンジン 2020」を搭載

デザイン面も一段と進化。そのコンセプトは「セーリング」で、スタンド部はワイヤーフレームタイプで、帆をイメージしたという前方を絞り込む形状。ワイドで揺れに強いという実利と、軽快でスタイリッシュな印象を両立している。

スタンドはセーリングをイメージしたというスタイリッシュなデザイン

ベゼルレスで没入感を演出するとともに、画面下の縁部はテーパーを持たせた形状にすることで、薄く見せる効果を持たせた。全体としてスリムで主張し過ぎず、かつ、細部にアクセントを備えた洗練度の高さを感じるデザインである。一新されたリモコンも美しく、最もユーザーが触れる部分だけに、嬉しいアップデートと言える。

画面下の縁はテーパー形状とすることで、必要な厚さを保ちつつ、視覚的に薄く見せている

スマートテレビ時代で使い勝手の要と言えるユーザーインターフェイスは、ハイセンス独自のプラットフォーム「VIDAA」を搭載。最新のVIDAA3.0を採用する本機では、各種配信サービスが利用できるのは同じだが、1画面に各サービスのオススメコンテンツが一覧表示されるようになった。

独自プラットフォーム「VIDAA」が「3.0」となり、UIもさらに使いやすく進化した

E6800と決定的に違うのはAmazonプライム・ビデオへの対応で、ヘビーユーザーなら新モデルの本機を選ぶ動機になるだろう。VIDAAは操作に対するレスポンスが素早く、ストレスを感じないのも嬉しい。上位モデルと同じ機能がエントリーモデルでも利用できるのは、開発能力が高く豊富なラインナップを持つ世界的な大メーカーならではのアドバンテージといって良いだろう。

本体背面、および脚部にはケーブルを通す仕組みが備えられており、配線が散らかってしまうことを防げる

人気モデルをさらに進化、その実力は間違いなく本物

テレビ製品を選ぶポイントはいくつかあるが、アンケート調査の結果を見ると、いつの時代も、誰もが最重視するのは「画質」である。裏を返せば、どれほど安価で格好が良く機能が優れていても、画質が悪ければ良いテレビとは言えない。

本機の画質性能は、前モデルE6800で定評を得、さらに進化しているというから、大いに期待できる。パネル関連の特徴は、先述のようにE6800で好評だった「バックライトブーストフィルム」を搭載し、DCI-P3比で90%以上の広色域を達成していること。「バックライトブーストフィルム」は、液晶パネルの基本原理である偏光によってロスしていた光を活用する技術で高輝度化に寄与。広色域性能と併せ、明るく色鮮やかな表現が可能なHDR時代にふさわしい組み合わせと言える。

バックライトブーストフィルムの技術イメージ

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