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【PR】3シリーズ一斉レビュー

この冬おすすめはハイセンスの4Kチューナー内蔵テレビ!「VGP 2020」受賞の“買い”モデル徹底チェック

公開日 2019/11/20 00:00 山本敦
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レグザエンジンNEO Plusのエンジンには4K放送の番組、ならびに2Kの地デジの番組の両方に効果をもたらす5つの超解像技術が組み込まれている。「適応フレーム画質処理」によって、1秒間の映像を構成する複数のフレームから映像ごとに適したフレームを参照して、映像のノイズやちらつきを抑える。入力された映像信号の1フレームに対して2度の超解像処理をかけて豊かなディテール情報を引き出す「2段階超解像処理」もあらゆるタイプの映像に効果をもたらす。

上位シリーズのE8000およびU7Eにはより充実の超解像技術を備える「レグザエンジンNEO Plus」を搭載する

超解像アップコンバートの際に発生するノイズフィルタリング処理は、特に被写体のエッジ部分を識別して重点的にシャープネスを高める「テクスチャー適応型ノイズフィルター」と、映像1フレーム全体を解析した後から、ディテール情報の多い部分と平坦な部分のそれぞれに最適なノイズ処理を行う「エリア別高画質復元」がある。このほか、映像内の字幕やテロップにアンチエイリアス処理を行って精細感を高める「多方向エッジ画質処理」も同時に働かせ、クリアで奥行き感あふれる映像を再現する。

「2段階超解像処理」では超解像処理を2度行うことでよりディテールを引き出す

高精細な映像を実現する技術の1つ「多方向エッジ画質処理」のイメージ

このほかにも、レグザエンジンNEO Plusならではの高画質化機能は枚挙に暇がない。「HDR再現処理plus」によってSDRの映像もより色鮮やかに、きめ細かな質感を保ちながらHDRライクな映像に引き上げる。64色軸/6144項目のカラーデータベースを参照しながら映像信号を高精度な色空間にマッピング。ソースに対して忠実な映像を、HDR対応の広色域パネルに描き出す。さらにニューラルネットワークの仕組みを応用した「AI画質処理」アルゴリズム解析を入力された映像信号に施すことによって、スポーツや風景などシーンを自動的に認識して最適化を行う。

テレビを設置した環境の明るさに合わせて、画面表示の自動調整を行う「環境適応型自動画質調整」は、どの映像モードを選択していた場合も見やすく鮮やかなバランスに整えてくれる。さらに「低遅延ゲームモード」に切り換えると、高精細なゲームの映像がコントローラーによる操作とズレることなく、心地よくプレイできる。

スタンダードクラスのE6800シリーズが搭載する「レグザエンジンNEO」の場合、高精度アップコンバート処理である超解像技術を搭載しない代わりに、液晶のバックライトコントロールによって残像感を軽減したり、彩度が高く明るい映像の輝度を自動で調整しながら、色飛びや細部のつぶれを抑えて質感をていねいに残す「テクスチャー復元」を主な特徴としている。

E6800シリーズはさらに、液晶パネルとバックライトの間に特殊なフィルムを挿入して、内部に光の反射を生み出すことによって輝度性能を引き上げるバックライトブーストフィルムを採用する。明るく力強い映像が特徴だ。

確かな再現力をベースに、シリーズごとに特色ある映像表現

各シリーズの映像を視聴したインプレッションから報告しよう。最初に映像モードを「映画」に設定して、Ultra HD Blu-ray(UHD BD)タイトルからチェックした。

UHD BDや4K放送などで各シリーズの画質をチェック

E8000シリーズは引き締まった黒色によってメリハリを効かせた、奥行きの立体感にも富む映像再現が魅力的だ。明部ピークの再現力にも余裕を感じさせる。落ち着いたコントラスト描写ができるため、映画やドラマのシリアスなシーンに感情を引き込まれる。人物のクローズアップは肌色の再現がとても素直であるため、体温まで伝わってくるようだ。

映像モードを「スタンダード」に切り換えて視聴した4K放送の映像も、ダイナミックで起伏に富んでいた。人物や風景など被写体の輪郭を鮮明に描いたドラマティックな映像を楽しませてくれる。大画面の向こう側に広がる景色は、奥行きを見事に表現する。地デジのバラエティ番組も視聴してみたが、レグザエンジンNEO Plusのアップコンバート処理によって、ノイズが丁寧に抑えられている。スムーズで一体感あふれる映像は、元が2Kソースであることを忘れさせてくれる。

映像メニューは「自動」「ダイナミック」「スタンダード」「スポーツ」「映画」「ゲーム」を用意。簡単に切り替えられるので、コンテンツに応じて設定したい

E8000シリーズと見比べてみると、U7Eシリーズはさらに落ち着きと柔らかみのある、階調表現力の高い4K映像を特徴としていた。倍速表示に対応する4K液晶パネルを搭載しているため、4K放送のスポーツ番組では動きの激しい動画もシャキッとしていて、 “にじみ” やチラつきを感じさせない。

派手さを抑えた色バランスも秀逸だ。UHD BDのタイトルを視聴してみると、E8000シリーズよりも色合いをあっさりとまとめた印象だ。少し演出的な明暗を多く含むシーンが切り替わるタイミングにも映像の整合性が崩れることなく、安定感に富んでいる。ディテールの情報量も豊富。東芝と共同開発した映像エンジンの底力がなせる技だ。

E6800シリーズも、U7Eシリーズの特徴である自然な色彩感と階調表現、ていねいにディテールを引き立てるセンスをそのまま受け継いでおり、見応えがあった。特にバックライトブーストフィルムによる輝度ブースト効果が、明るくエネルギッシュな映像の醍醐味を引き出している。

4K放送のスポーツ番組から伝わってくる熱量がケタ違いだ。UHD BDの映画作品を視聴してみると、力のある光が色彩の生々しさを伝えてくる。風景を映し出した映像の躍動感にも心躍らされた。

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