【特別企画】大ヒット機の後継。アプリでペア再生も簡単!

使いやすい+音が良い! バツグンの高音質Wi-Fiスピーカー「Sonos One SL」レビュー

折原一也

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2019年10月18日

「Sonos One SL」¥21,800(税抜)

海外の定額音楽配信リスナーから絶大な支持を誇る「Sonos」

今、音楽リスニングを巡る環境が目まぐるしく変化している中、海外でSonosスピーカーのブレイクが耳に入り始めたのは2010年代前半。定額音楽配信のSpotifyが欧州から米国へ進出し、世界の音楽シーンを席捲し始めた頃だろうか。

米カリフォルニアで2002年に創業したSonosは、当初からWi-Fiによる音楽リスニングとマルチルームオーディオを手掛ける、新世代のオーディオブランドだ。世界中の定額音楽配信の普及と共に、様々な音楽配信をカバーするブランドとして絶大な支持を獲得している。

Sonosの日本上陸は約1年前、日本でも定額音楽配信が普及し始めた2018年10月である。ベーシックなWi-Fiスピーカーの「Sonos One」、同社初のサウンドバー型モデル「Sonos Beam」、大型モデルの「Sonos Play:5」を第一弾商品として、国内展開をスタートさせた。

そんなSonosがこの秋、同社スピーカーの最新ベーシックモデルとして「Sonos One SL」を発売する。

Sonosの名前は聞いた事はあっても、実際のスピーカーにまだ触れた事がないという方も多いだろう。今回は、Sonos One SLのセットアップからアプリの機能性、サウンドクオリティ、さらにステレオペア再生やマルチルームへの拡張性まで、その全体像を詳しくレビューしていこう。

大ヒットモデル「Sonos Play:1」の後継モデル、「Sonos One SL」が今秋登場

Sonos One SLはWi-Fiによるホームネットワークの音楽リスニング、そしてマルチルームを主眼においたネットワーク接続型のワンボディスピーカーだ。内部には2基のClass-Dアンプを搭載し、ウーファーとトゥイーターからなる2ウェイ構成を採用している。

本体カラーはホワイトとブラックの2色をラインナップする

本体サイズは161.45W×119.7H×119.7Dmm、重量は1.85kgで、スピーカーの周囲を硬質なグリルで囲んだシンプルな外観。天板には静電容量式で、再生/一時停止と音量のタッチ操作部を備える。デザインもミニマムかつスマート、テック系ガジェットともHi-Fiオーディオとも趣の異なる、お洒落なインテリアショップに置いてありそうな、洗練されたデザインといえる。

Sonos One SLの音楽再生ソースはネットワークのみ。ホームページでも“BluetoothではなくWiFiで接続”という説明をしており、Wi-Fiの接続はIEEE802.11b/gの2.4GHz帯、そして10/100Mbpsの有線LANにも対応。Sonosの製品ラインナップには、過去にもBluetoothスピーカーが存在した事がない。あくまでネットワークオーディオが出発点なのだ。また本体にはバッテリーも内蔵していない。

なおSonos One SLは現在発売中のSonos製品の中で最小サイズになるが、そのSonos One SLですら1.85kgもあり、それだけ本格志向という捉え方もできるだろう。

ちなみにSonosの現在の製品ラインナップで最もスタンダードなモデルは「Sonos One」で、サイズや外観などほぼ共通。差分としては、従来モデルのSonos Oneには音声ボイスアシスタント使用に向けたマイクを搭載しているが、Sonos One SLは非搭載という点だ。

天面部にはタッチセンサーによる操作系を配置。音声アシスタント用のマイクを廃した点が、従来モデルとの違い

製品の立ち位置としては、Sonosスピーカーの中でスマートスピーカー化を果たした新世代スタンダードモデルが「Sonos One」、米国で2013年の発売以来大ヒットを記録した「Sonos Play:1」直系のベーシックモデルが「Sonos One SL」、そう捉えると分かりやすい。なお両モデルはスピーカー設計も同じなので、ステレオ構成のペアの相方としても検討できる。

アプリを使って簡単設置。「Trueplay」機能でルームチューニングも容易に

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